マガジンのカバー画像

「第四の波(表現革命)」がもたらす「芸術化社会」の時代

1,490
人類史にはいくつかのステージ(段階)がある。それらの合間に興った革新的事象を、経済学者のアルビン・トフラーは「波」に準えた。 太古の時代、我々の祖先は原始的な邨(ムラ)を営み、…
運営しているクリエイター

2020年4月の記事一覧

街の小さなギャラリーがこれからも続けて行く方法

東京・蔵前でTOKYO PiXEL. shop & galleryという小さなギャラリーをやっている店主の大図まこ…

「文化がなくなったからって、一体どうなるっていうのさ?」

「プラダを着た悪魔」という映画をご存知でしょうか。 僕、めちゃめちゃ好きで、DVDも持って…

身近なモノの小宇宙ー田中達也さんと「見立て」の目ー

みなさま、はじめまして!ミュージアム部部員のちさとです。 「小さくてかわいい」ものに目が…

真・美術論

執筆:美術家・山梨大学大学院 教授 井坂 健一郎 暮らしの中にある「美」 人は気づかないう…

Parole
4年前
50

映画や演劇が無ければ人類は滅びる。

映画や演劇は人類が進化の過程で手に入れた想像力の翼だと思う。これが無かったら戦争の恐ろし…

松枝佳紀
4年前
15

泊まれる演劇は、新たなオンラインエンターテイメントの形を模索します。

いつも泊まれる演劇をご支援いただきましてありがとうございます。 先日、現状の新型コロナウ…

アーティストが「競わされる」時代の終焉。ターナー賞勝敗の行方

ターナー賞は、イギリスで一番知名度が高く、国際的に注目される現代美術賞である。1984年の創設以来、数々のアーティストの登竜門となってきたが、注目を浴びる分だけ多くの論争をも巻き起こしてきた、非常にイギリスらしさが凝縮された美術賞である。毎年4人のアーティストがノミネートされ、秋冬にノミネート作家の合同展が開催される。その中からターナー賞の受賞者が一人選ばれる。 私は昨年12月、ノミネート展示を見るために、イギリス南東部の海辺の町マーゲイトにあるターナー・コンテンポラリーミ

【社会思想や哲学としてのアート思考】

アート思考をビジネスの領域で語ることがトレンドとなっていますが、アート思考のアートを内発…

世阿弥の「風姿花伝」が意外と面白かった

日本史を学んだ人なら名前くらいは聞いたことある「世阿弥」。能楽を完成させたと言われる彼が…

音楽業界若手にオススメな、ビジネス書10選

アーティスト、マネジメント、レーベル関係なく、若手の方々にオススメなビジネス書を10冊選び…

「人」を軸にしたアート年表つくってみたよ

↓ History of Art (西洋美術史) 2020.04.25 PDF ↓ https://www.dropbox.com/s/uirrfqx99c

オカモト
4年前
21

みじんこ漫画で学ぶ現代アート~アート作品を見る目の鍛え方

良著を濃縮還元してお届けするみじんこブックレビュー。今回も小山登美夫さんの著作「その絵、…

アートは買ってこそ意味がある

こんにちは。 アートには色々な愉しみ方があります。見たり、話したり、体験したり、創造した…

岩佐浩明
4年前
23

自宅に絵画を飾った感想

自宅に絵を飾った感想を書く。 明らかに僕のキャラじゃない。前に住んでいた1Kのマンションは「魔窟」と弄られるほどに散らかっていたし、実家もお洒落なタイプではなかった。 ただ、漫画『ブルーピリオド』を読んだら無性に絵に興味を持ってしまった。 僕は絵心がない。全くない。高校の時、美術の成績は本気でやって実技が「2」だった。 芸術とは程遠い人生を送ってきた僕が感じた自宅に絵を飾る魅力を少しだけまとめておきたい。 ...芸術は分からん家に絵を飾ろうと思った時にいくつかの課題