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「第四の波(表現革命)」がもたらす「芸術化社会」の時代

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人類史にはいくつかのステージ(段階)がある。それらの合間に興った革新的事象を、経済学者のアルビン・トフラーは「波」に準えた。 太古の時代、我々の祖先は原始的な邨(ムラ)を営み、… もっと読む
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2020年4月の記事一覧

身近なモノの小宇宙ー田中達也さんと「見立て」の目ー

みなさま、はじめまして!ミュージアム部部員のちさとです。 「小さくてかわいい」ものに目が…

真・美術論

執筆:美術家・山梨大学大学院 教授 井坂 健一郎 暮らしの中にある「美」 人は気づかないう…

Parole
4年前
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映画や演劇が無ければ人類は滅びる。

映画や演劇は人類が進化の過程で手に入れた想像力の翼だと思う。これが無かったら戦争の恐ろし…

松枝佳紀
4年前
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泊まれる演劇は、新たなオンラインエンターテイメントの形を模索します。

いつも泊まれる演劇をご支援いただきましてありがとうございます。 先日、現状の新型コロナウ…

アーティストが「競わされる」時代の終焉。ターナー賞勝敗の行方

ターナー賞は、イギリスで一番知名度が高く、国際的に注目される現代美術賞である。1984年の創…

月夜と猫
4年前
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【社会思想や哲学としてのアート思考】

アート思考をビジネスの領域で語ることがトレンドとなっていますが、アート思考のアートを内発…

世阿弥の「風姿花伝」が意外と面白かった

日本史を学んだ人なら名前くらいは聞いたことある「世阿弥」。能楽を完成させたと言われる彼が跡継ぎのために記した『風姿花伝』がなかなか面白かったので、ざっとかいつまんでためになった内容を残しておきます。 ①若い時の大ブレイクは本当の実力ではない 若さゆえに、優れた先輩よりも名声を得る人がたまにいますね。そこで実力以上に思い上がってしまうと、いずれ年をとったときに何もなくなるぞ、と教えてくれています。室町時代も現代も変わらず大切なことですね。 ②開演前に客席を見ろ この本で

音楽業界若手にオススメな、ビジネス書10選

アーティスト、マネジメント、レーベル関係なく、若手の方々にオススメなビジネス書を10冊選び…

「人」を軸にしたアート年表つくってみたよ

↓ History of Art (西洋美術史) 2020.04.25 PDF ↓ https://www.dropbox.com/s/uirrfqx99c

みじんこ漫画で学ぶ現代アート~アート作品を見る目の鍛え方

良著を濃縮還元してお届けするみじんこブックレビュー。今回も小山登美夫さんの著作「その絵、…

アートは買ってこそ意味がある

こんにちは。 アートには色々な愉しみ方があります。見たり、話したり、体験したり、創造した…

岩佐浩明
4年前
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自宅に絵画を飾った感想

自宅に絵を飾った感想を書く。 明らかに僕のキャラじゃない。前に住んでいた1Kのマンションは…

「おうちで工芸を楽しもう」動画制作プロジェクト参加者募集! 一緒に想いを紡ぎませ…

2020/5/23更新 おうちで工芸を楽しもう動画をYouTubeチャンネルにアップ中です!作り手だけで…

武田 計良
4年前
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デザイナーへのハードルが、ちょっとだけ下がる話。

こんにちは!MERYでUIデザイナーをしている神尾と申します。先日、母校の文教大学湘南キャンパスで開催されている『Webデザイン』という授業にて、『デザイナーへのハードルが、ちょっとだけ下がる話。』というタイトルで、90分間、簡単なワークショップ形式も入れつつ、講義を行なってきました。 デザイナーになるのって、ハードルが高い気がしませんか? 私自身未だに"デザイナー"という肩書きが一人歩きしてしまって、『デザイナーってやっぱりセンスが凄く良いですよね』『デザイナーってイラス