『スウィーニー・トッド』についての覚書
スティーヴン・ソンダイム(ソンドハイム)の作品に出演することが念願でした。
「難解だから」のひと言でなんだか分かったような気になりがちなソンダイム。けれどその作品の機微を注意深く読み解いていくと、難解というような言葉ではとてもではないが表せない程の、緻密な仕掛けが施されてるのがわかるのです。
僕だって、ソンダイムの全てがわかっているなぞ口が裂けても言えませんが、今回『スウィーニー・トッド』という名作に携われた幸運を自ら祝いつつ、作品についてのアレコレをメモしようと思いたち