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瞳に勇気、背中に未来 ―やがて冒険の世界に巣立つ君へ―

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おとなはかつて子どもだった。 しかし、そのことをおぼえているおとなは少ないものだ。  ――サン=テグジュペリ『星の王子さま』 ◆すべての少年少女は、やがて大人となり、社会の構成…
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2017年10月の記事一覧

おとなが苦労話をするのは、それが楽しい思い出だから

おとなが苦労話をするのは、それが楽しい思い出だからです。

およそカネで買えるような享楽に、心の底から満足に浸れるようなものはありません。

そりゃ1日や1週間くらいなら、そういうことを楽しいと感じるかもしれません。でもモノを所有することから得られる満足は、持続しません。

たとえばアメリカではヨットを所有することは裕福層のひとつのゴールですが、「ヨットを保有していて嬉しい瞬間が2回ある。それはヨ

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就活用の作品ポートフォリオの作り方

就活用の作品ポートフォリオの作り方

仕事で面接をしたり、学生の作品ポートフォリオのレビューをする機会が、最近は多くなってきました。ところが生徒のポートフォリオを見ていると、見せ方で損をしている人が多い印象。能力はすごいのに、伝え方がもったいないイメージです。

毎回、同じことを指摘するのも大変なので、ポートフォリオの作り方を備忘録としてまとめてみました。今期の就活生さんの参考になればと。

目的を決めようまず、これから作るポートフォ

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世界は「夢組」と「叶え組」でできている

世界は「夢組」と「叶え組」でできている

ここのところ、脳内プチテーマとして「やりたいことがある人」と「やりたいことがない人」について考えていた。

ちなみにわたし自身は「やりたいことがない人」で、今のメイン仕事のクッキー屋さんも、決して「やりたかったこと」や「夢」ではない。シングルマザーが子供と生活するのに「お金と時間がない」というのがイヤで、「ひとの半分の時間でひとの2倍稼ぐ」という目的のために、自分のできることから消去法で削り出した

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天職を探すよりも、今やりたいことをやる。それが結果として仕事になる。

天職を探すよりも、今やりたいことをやる。それが結果として仕事になる。

わたしは20代のころ、天職を探していた。

楽しくて、やりがいがあって、一生続けられるような仕事がしたかった。

それはなにかとずっと考え続け、いろんなことに挑戦しては失敗を繰り返し、ずっと長いこと天職探しをしていた。

けれどなかなか見つからなかった。いろいろやってみても、なんだかしっくりこなかった。早く見つけたい、見つけなければ一生しっくりしない仕事を続けるのかもしれない。そう思うと、焦りの気

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