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日用品、または必須教養としての「語学」

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日本人の大部分が気づかずにいる事実――それは「情報鎖国」としての日本の姿だ。 ビジネス書のベストセラーも、海外のそれは分厚いページを濃密な情報がびっしり埋め尽くす高価な超大作なの… もっと読む
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2018年11月の記事一覧

なかなか発音が上達しない理由

「英語を話す時は、カタカナ発音で良いから堂々と話すべき」という意見が日本には根強くあります。けれども、カタカナ式は英語の発音が上達しない最大の原因です。そもそも、英語の先生や外国帰りの人たちから「できなくて良い」と言われていたら、日本にいる人たちが上手になるはずがありません。

今の段階で発音が完璧でなくても、これから上達したくないと思っている学習者はいないと思います。「日本人が発音にこだわる必要

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Rは舌の先を巻かない②

前回お伝えしたとおり、Rの音は「舌先を巻く」練習をしても発音できません。今回は、それではどうしたら良いのか説明します。

英語の発音で大切なのは舌の先ではなく奥の動きです。Rの場合は特に大切です。

①舌の奥は、上の奥歯4本の内側につけておきます。なので、舌の先端ではなく、舌の奥の両脇(右側と左側)が丸まった形になります。中央部に隙間ができます。

②舌の先端には力を入れません。

③舌の前半部は

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Rは舌の先を巻かない①

日本人にはRの発音は難しいとよく聞きますが、私のワークショップに参加した人の中には、一回の講習でRができなかった人はいません。

どうしてそんなにRが難しいのかというと、舌の先を巻いて音を出そうとするからです。Rの音は舌先ではなく、奥の方で出します。

「Lは舌先を上顎につける、Rは舌先をつけない」と習った人は多いと思いますが、これをいくら練習しても正しい音は出ません。私自身、そのとおりにずっと練

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デザイナー向けの英語レジュメの書き方・作り方

デザイナー向けの英語レジュメの書き方・作り方

Illustration:
Copyright 2017 Katerina Limpitsouni
https://undraw.co/

サンフランシスコに引っ越してきてからレジュメ(職務経歴書)を作る機会があり、プロダクトデザイナー養成所のTradecraftでもレジュメのポイントを聞く機会があったので、備忘録も兼ねてnoteにまとめることにしました。

フォーマットサイズはアメリカならレター

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