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ずっとホンモノを求めてる君へ(哲学講座3 )

さてさて、哲学マガシンもエンジンかけて第3弾まできたね。
逆にここまでついてきた人すごいわ。
最初から読みたいって人は、こちらから
前回は、ソクラテスが町の思考の発展のために対話術を使って質問しまくってたら死刑にされちゃったって話だったね。
おい、だからなんで前回あんなに書いたことが一行でまとまるんだよ!
まあいいさ。つまりそういうことなの。
んで、その弟子がプラトンだったんだよね。彼は、このソクラテス先生裁判に納得できなかったんだ。
だから彼は、ソクラテスの弁明って本を書いたんだ。このプラトンもなかなか強者。
パパーッと見ていこう!

1.ホンモノを求めた先

 プラトンは「変わるもの」と「変わらないもの」が存在するんじゃないか?って思ったんだ。
そんで、ボクらの生きている世界は生まれて死ぬという流れ去る世界を生きているけれど、永遠で変わることない本当の世界があるのんじゃないかな?って考えたんだ。
それがイデアという考え方だ。

このイデアという世界からボクらの魂は来た。

だから、ボクらは永遠への憧れを持っているし、「りんご」って言ったらみんな同じものを思い描く(この世界には同じカタチ、同じ色のりんごなんて一つもないのにね)。それは、イデアという世界で究極のオリジナルりんごを見ていたからだってプラトンは言ったんだ。
なるほどね。面白い考えだよね。
彼は、ホンモノを突き詰めていった先に、このイデアという概念に辿り着いたんだね。

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2.イデアの限界

でも、実はこのイデアという考え方は有名だけど、理論的には結構限界があるんだよね。
例えば、キミが黄色のパプリカしか見たことがなければ、「パプリカ」と聞いても、黄色パプリカしか思い描くことはできないはずなんだ。でも、この世界には赤色のパプリカも存在する。

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もし、キミがイデアの世界から来たとしたなら、見たことのないものをも思い描くことができるはずだよね。
でも、それは決して無理だ。
現在はほとんどイデアは支持されていない。
イデアは今ではもっと概念とか通称みたいな感覚の方が強いのかな。
知らんけど。笑(知らんのかい!)

3.ナイスプラトントン。

プラトンは「アカデミア」という学校を開講したんだ。
これが後にアカデミックっていう言葉になるね。
そこでは、哲学や数学、体育などの科目が教えられていたんだ。
しかも、彼は、公共の幼稚園と全日制の学校について語った最初の哲学者だった。
ボクらが明日も学校に行けるのは、このプラトン先生のおかげだね。
ナイスプラトン!

プラトンは真実を追い求めていったんだね。彼の思想は師匠のソクラテス先生とは同じではなかったけど、真実を追い求める姿勢はまさに師匠譲りだね。
さあ、この後に出てくるのが、この後に出てくるアリストテレスだ。
彼は、この3人の中では一番僕たちに影響を与えたんじゃないかなあ?とも思える。
では、また次回!

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