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詩のようなもの

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#今日の短歌

ある夏の朝

澄んだ路地

光がこぼれる高架下

誰かの咳の音

カーブミラーのやつれた顔

私の歩む草履がぺったんぺったん

何も知らない風の湿度

秋はすぐそこにあるみたい

貨物列車にそよぐ穂と

ゆうべを知らない鳩の子ら

私の日

ありがとう。ごめんね。

私は大人になれないかも。

たくさんの祝福に囲まれてうれしいのです。

でも、赤いリボンはいつまでも外せなかった。

ずぅっと、ピエロにしかなれません。

私が私であるために、私はそれほど強くない。

ブルを貫く瞬間とみんなの笑顔の一瞬で必要なだけ幸せで、必要なだけ考えて

あとは、なにもできないよ。

無敵の今日が終わってく。

今日は明日、明日は明日と続いてく。

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6号艇

昨夜の夢に覚めるギリ午前
ボートレースを見ているの

2Rスタートまだ眠たいわ
ルールはしらないこれだけは

まさぐる指先これにはルールはないのよ

夢が覚めたら11R
転覆したら失格らしいわ

寒いキッチン煙越しに背中とテレビを眺めてる

内枠有利か逆転劇がないなんて
つまらないわ、つまらないわ

もう1レース雨が止んだらここを出よう
ここも外も冷えきってる

ゆらゆらゆらゆら
ゆらゆらゆらゆら

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