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キャリアで迷える30代に届け!老舗メーカー企業勤続10年の僕が次に選んだキャリアは未経験業界・業種・職種の「フルカイテン」だった。

はじめに

はじめまして、6月からフルカイテンのカスタマーサクセスにジョインした山口大介です。
タイトル通り新卒入社した老舗メーカー企業に10年勤め上げたのちに、全く畑違いの業界・業種・職種にチャレンジすることに決めました。
なんでそんなキャリアを?とよく質問をいただくので、今日はその辺を詳しくお話しできればと思います。

また、タイトルにある通り、このnoteは自分と同じ30代で社会人10年前後、漠然とでも自分のキャリアに「?」を感じている方に届けばいいなと思って書いています。自分達の世代には下記のような考えを持っている方が多いと感じているのですが、社会人11年目にして新しい環境に飛び込んだ僕の話が背中を押せばと。

・漠然とキャリアに不安を感じる、このままでいいのか?
・でも周りも含めて新卒から勤め上げてて、"転職" って腰が重い
・30代前半くらいが転職ラストチャンス、、、?

これまでのキャリア

新卒で入社した前職は、主に美容業界で専用の設備機器(美容室でシャンプーされる時、寝ているシャンプー台とかです!)を製造販売しているメーカー企業でした。そこではざっくりと下記のような経験をしてきました。※それぞれ重複期間あり

  • 法人/個人事業主向け営業(1年半)

  • 担当商品群のプロダクトマネージャー補佐(5年半)

  • 担当商品群のプロダクトマネージャー(2年)

  • ビッグデータを活用したサロン経営課題解決提案プロジェクト推進(5年)

特に最後に記載したプロジェクトは今後のキャリアを考えるにあたって大きな影響を与えるものでした。プロジェクトの内容を簡単にまとめると

  • 美容業界の喫緊の課題である「生産性向上」に向けて、美容サロンに来られるお客様のLTVを最大化するためのロイヤルカスタマー経営を提案できるように、

  • 前職企業提供の美容室向けID-POSシステムクラウドサービスで集積される数千軒規模のPOSデータを分析(これだけの大規模データを分析することは社内初)し、

  • ロイヤルカスタマー顧客像の特定と、その顧客をどれだけ集める必要があるかの目標値を成功サロンのPOSデータから洗い出し、

  • ロイヤルカスタマー顧客像にぴったりな購買行動をされている方と、成功サロンへの徹底的なヒアリングを通して「ロイヤルカスタマー経営ノウハウ」をまとめ、

  • 販売している既存商品の設備機器と組み合わせたパッケージ提案に昇華し、

  • 提案活動を通して徐々に認知を高めながら、新商品の企画開発&プロモーション企画を推進していく

という濃密な経験をさせていただきました。(全然簡単にならない)この濃密な経験で大きなインパクトだったのが、

  1. 世の中にデータはあふれているのに全然うまく活用できていない

  2. 少し見方を変えるだけで経営に大きなインパクトが与えられる

  3. なにより、お客様に本当に喜んでもらえる

といったことでした。

この経験を通して「もっとデータを活用して、事業主に経営課題解決を提供していく」というキャリアを深めていきたいと考えるようになりました。

転職のきっかけ

キャリアを考えるようになったといっても薄ぼんやりで、なんとなく日々を過ごしていました。そんなある日、父に肺がんが発覚。闘病生活1年で亡くなってしまいました。
闘病生活といっても発覚から10か月くらいは少し食事に気を付けるくらいで、普段と変わらない生活をしているように見えていたのですが、たぶん実際には痛みに耐えたりしていたんだと思います。
父は昔から苦しんでるところを家族に見せないし、自分を犠牲にして家族を支えるような人でした。本人なりにきっと人生に満足していると思いますが、残された家族としては本当にやりたいことをやってほしかったなという感情がずっと残っています。

そしてその問いは自らにも「本当にやりたいことをやっていく人生じゃなくていいのか?」と返ってきたのです。
これからの人生のおおよそ1/3を占める仕事の時間、もっとヒリヒリと燃えるような仕事をしたい。そんなことを思い始めるようになりました。

フルカイテンとの出会い

これからのキャリアでは「データを活用」していくことを深めたい。
本当にやりたい!と思える仕事を探したい。
そして前職が老舗企業だったこともあり非常に保守的な組織風土にも辟易していたので、

  • データ分析→活用を学びながら顧客の課題解決に活かせる職種

  • 会社 or 事業 or プロダクトの掲げるミッション・ビジョンに惚れ込める

  • ボトムアップな組織風土

といった軸で転職活動を進めていました。
一人目のエージェントにご紹介された企業とはご縁がなく、二人目のエージェントに出会い紹介された中の1社にフルカイテンがありました。

「フルカイテン?ちょっと滑ってるやん」と思いながら開いたページで、度肝を抜かれたことを今でも覚えています。
これまで商品企画やプロモーション企画を通して、誰にどうやって届けるか?という発想ばかりだったので「今ある在庫で粗利を最大化する」在庫分析=商品を評価するという着眼点
長年の慣習となっている「大量生産による売上最大化」をしてしまう企業へのハンマーセッション。
なにより日々の業務の先につながる「世界の大量廃棄問題を解決する」というミッション
興味がわきすぎて調べ始めたら、どんなことをやっているかだけでなくそこで働く皆さんがどんな思いで仕事に向かっているかまで様々な記事があり、読み込んでいく度に組織風土としても惹かれていきました。

フルカイテンのCSに決めた理由

転職活動中、ふとTwitterで流れてきたザッカーバーグのハーバード大学のスピーチの言葉が「本当にやりたいこと」を探している自分の心に刺さりました。

今日、僕は「目的」について話します。しかし「あなたの人生の目的を見つけなさい的なよくある卒業式スピーチ」をしたいわけではありません。僕らはミレニアル世代なんだから、そんなことは本能的にやっているはずです。だからそうじゃなくて、今日僕が話したいことは、「自分の人生の目標を見つけるだけでは不十分だ」という話をします。僕らの世代にとっての課題は、「”誰もが”目的感を人生の中で持てる世界を創り出すこと」なのです

※特に転職を考えている30代前半くらいのミレニアム世代にはぜひ読んでほしいとおススメするくらい全文いいこと言ってます。

フルカイテンに出会って、真っ先にこれを思い出しました。
自分たちを無碍に過小評価せず「世界の大量廃棄問題を解決する」ことをミッションに掲げることは、目的感を人生の中で持てるような世界を創り出している実践者だなと。
そして「本当にやりたいこと」を探していた自分は、目的感を探していたんだなと。
自分で目的感を作っていけないからサラリーマンを選んだのであって、共感できる目的感に乗っかっていこうと心に決めました。

実はミッション・ビジョンに共感エピソードがあり、自分はファッションが大好きで新卒時はアパレル業界も志そうかと思っていたこともありました。しかし大学時代某アパレルブランドでアルバイトを経験し、社販の風習や定価の価格設定における利益率の高さを知って一言でいうと弱者から搾取する業界構造(大量生産を強いられる一次加工の発展途上国、社販購入を強いられる若年正社員)だと感じてそれがイヤになってました。
フルカイテンは数年でこの業界構造をぶち壊す可能性を秘めたプロダクトだと思います。

CS(カスタマーサクセス)は全くの畑違いもあって聞きなれない言葉でした。
一般には顧客LTVの最大化をミッションとして導入企業の課題解決を実践する職種ですが、フルカイテンのCSは

  • コンセプト提案型SaaSゆえにまず固定観念をぶち壊すことが求められる

  • エンプラ向けバーティカルゆえにめちゃくちゃ経営・業務理解が求められる

  • 上記2点の理由ゆえにめちゃくちゃハイタッチなコミュニケーション&課題設定・解決能力が求められる

という希少なポジションで、データを活用して事業課題を解決していくキャリアを深めていきたい自分にとてもマッチしたポジションでした。
しかもお客様が成果を出せたら、お客様には間違いなく喜んでいただける。その成果はフルカイテンにとっても嬉しい。その成果を生み出すプロセスは別のお客様にも活かしていける。みんなに喜んでもらえる職種だと思います。

入社して感じること

東京の新オフィス、Weworkにて。

実際に仕事始めるまでと比べて大きく3つくらいギャップがありました。

  1. めちゃくちゃみんないいひと

  2. みんなレベル高い

  3. 思ってたよりもCS重要かつ難しい

1.めちゃくちゃみんないいひと
仕事に対してはめちゃくちゃ真面目な上、めちゃくちゃ細やかなとこまで気をまわしてくれる人ばかりです。
あと余談ですがほぼリモート環境なので、テキストコミュニケーションがめちゃくちゃ迅速なのも自分の性にあっていました。(前職では限られた人間しかできなかった。。。)

2.みんなレベル高い
IT出身、アパレル/小売のMD・店長といった経験者、業界最大手から飛び込んでこられた方、その業界最大手にコンサルに入ってた方、、CSだけでも訳わからんくらいレベル高い人ばっかです。そしてドメイン知識に深いが故の課題解決能力というだけでなく、これまでのご導入いただいた企業と培ってきたナレッジをしっかり共有できているからこそ、チームとしての対クライアント課題解決能力が高いのもポイントです。入社したてでもすぐキャッチアップできる環境が整っています。

3.思ってたよりもCS重要かつ難しい
覚悟してたけど。覚悟を軽く通り越して難しいです。特に難しいなと思うのはめちゃくちゃハイタッチだけど代走じゃなく伴走しなきゃいけないところ。伴走≒教育できるくらいなスキル・知識量が求められます。もう日々学ぶことばかりですが、そうやって学んでいくのが楽しくて仕方ありません。知識欲が埋められていく感覚がめちゃくちゃ久しぶりです。

いいことばかり言ってますが、今のところ本当にいいところしか見えてません。笑
さらに付け加えてしまいますが、フルカイテンのみんなは本当にフルカイテンというサービスをよりよくしよう!という思いでみんな一丸となっています。
それくらいサービスに破壊的な魅力があるのだと思っているので、ちょっとでもビビっと感じるものがあれば、ぜひフルカイテンにお越しください!世界変わります!


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