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人見知り主婦が思う 子連れ転勤族のメリットと大デメリット

 なんだか体調が安定しないふらふらです。

20代の頃まで知り得なかった「痛みがない」ありがたさを日々感じています。「こんな所まで痛くなることがあるんか?」という体の不調とうまく付き合っていきたい。


12月頃からソワソワし始める転勤の告知


 最初に言っておく。

転勤という制度は会社の淀みを取るために必要と理解はしている。
だが転勤は〇ソだと。(30代後半/主婦)

夫の会社は基本的に1月に転勤の告知をされることが多いが
12月頃から社内で噂が流れてくるらしい。

転勤先で居られる年数は決まっているので「あぁ、そろそろかな。」と悟ったりもする。

わが家は今年その転勤するタイミングである年数ではあったので
「次の転勤先はどこかな~」と思っていたのだが、どうやら今年はステイになった。

 ここで転勤族の何というか、
自分で決められない虚しさというか無力さを感じるのだけど

転勤するタイミングの年数を超えると、次いつ転勤になるか見通しがつけづらいという点がある。

例えば3年ごとに転勤が決まっているとして
そのタイミングに合わせてライフプランを考えたり

少しでも楽にするために引っ越しの準備を少しずつ進めたり
転居の手続きを調べたりするのに

「今年は転勤なかった!」となった場合。

やったー!と喜ぶよりも「じゃあいつ転勤するんだ?」という不安がよぎるのだ。
来年かもしれないし再来年かもしれない。


簡単に転勤や単身赴任を決める上層部にはぜひ一緒に転勤や単身赴任をして
地に根を張れない生活をしていただきたいと思っている。


転勤のメリット


 そんな中でも転勤をして気づいたことがあるので、いくつか挙げてみる。

前提として・・・・
私は人見知りで人とかかわる事を避けるタイプの人であるということで見てほしい。

 今住んでいるところは私にとって結婚して初めて転勤について行ったところで、
見知らぬ土地で1年くらいは不安で今思えば病んでいた。

子の春休み夏休みは夫を置いて
2人で遠くなった実家へ帰ってエネルギーをチャージしていた。

それから数年経ったいまは、実家と離れて暮らすことにも慣れたし
知らない土地でも両親が近くにいなくても

家族で頑張っていけるという自信が少しついた気がする。

 あとは私は昔からリセット癖があり

学校を卒業後に数人の友人以外のメアドを全部消して
関係を断ったりなどしていたのだけど
(自分のメンタルを安定させるためだったと思う、多分)

表面的な人間関係を築くのが苦手な私は
知らない土地+子ども繋がりの関係というのはもう苦痛でしかないと知った。

そんな人には転勤は向いていると思う。
〇年だけの付き合いと思えば変に気負わずやっていけるし

苦手な人が居ても「〇年間経てばサヨナラできるし」と人間関係に深く悩まずに済む。

転勤すれば毎回’’心機一転!’’することができるので
気持ちのリセットができていいなと思った。

心機一転しても人見知りは治らないので必要かっていうと人によるとしか言えないけど、

私の場合はモヤモヤな感情や自分に不要な人を
その土地に置いていけるという気持ちが自分を楽にさせる気がするのでメリットに挙げた。

 それと何度も引っ越しをしていろんな部屋に会社のお金(家賃補助)で住むことができるので、

自分に合う間取りやマンションを知れるのもメリットかなと思う。

将来夫婦で家を建てるなり部屋を借りるなりするときが来たら
今まで住んできた部屋を参考にして選びたいと思っている。

 わが家は四大都市圏で転勤先が決まっているので、

転勤じゃなければ一生行かなかったであろう所へ旅行に行ったりできる楽しみもある。

日本地図に旅行や遊びに行った県にシールを貼って
子にこれだけ日本中遊びに行ったんだね!と言うと喜んでくれるし

ついでに都道府県も覚えてくれるのでおすすめ。

お金貰いながら国内旅行してる と思うのもいいかもしれない。

実際それ以上働いてるんだけどね!(夫が)


転勤の大デメリット


 なぜ「大」デメリットかというと

メリットを大きく超えるデメリットがあるから。

 まずは転勤にあたっての手続きや準備の大変さ

引っ越し業者を探したり荷造りをしたりする大変さもさることながら
転出や転入届だの免許証や各種登録しているものの住所変更。
役所に行かなければならないので、共働きの方はもっと大変だと思う。

 あとは引っ越しをするたびに部屋の間取りが変わるので

あまりこだわった大きい家具を買うのが憚られるということ。

次の転勤先で選んだ部屋に家具のサイズが合うか分からないので、
素敵なインテリアで部屋を飾りたいよりも無駄を省くことに重きを置いてしまう。

 そして一番大変なのは小中高子ども連れの転勤

独身や夫婦2人なら大変さが10段階の4くらいだとして(ふらふら比)
子どもが居ると10段階の余裕で8以上。

なんなら中高生だと限界突破して1000くらい大変だと思っている。

あとは子どもの性格にもよると思う。

幸いなことにわが子は夫に似て
性別年齢問わず仲良くなるコミュ力おばけなので、

どんな場所に行っても自分の力で人間関係を築いていける力は持っていると思う。

とはいえ、子からすれば慣れ親しんだ場所や友人と離れるのはとても寂しいと思う。

私も8歳くらいで引っ越した際に転校して友人と別れることになると知ったときは、親と口を利かなくなったほど恨んだ。

 変化が苦手な子や教育的に留まりたいときに

退職や単身赴任という選択をしなければならないのも、転勤族の辛いところ。

わが家は夫が精神安定剤的な役割があるので、単身赴任は元々候補にない。
ただ、中高生など転校が難しいタイミングで転勤が決まるとそうもいかない。

私と思春期真っ盛りの子2人で、見知らぬ土地で数年というのは
どう考えても上手くいくとは思えない。

ただ、その時の子がどうしたいかで柔軟に臨機応変に対応する必要があるというのが大デメリット。

ちなみに、私が8歳で引っ越した5年後に
父の会社は転勤はなかったのだが

別県に行ってほしいと打診があったらしく
戸建てだったし家族で離れて暮らすのは考えられないと断り、退職をしたという経緯がある。

おそらく夫も転職をするか

年収が下がってもいいから子が高校を卒業するまで同じ場所に留まりたいとお願いすると思う。

でもお願いをしたところでそれが叶うか分からない。
だから転勤は〇ソだと思う。


転勤があると分かって結婚した。だから最後まで付き合うよ


 夫と出会って結婚できたのも
私が住んでいた地域の近くに転勤で来たから。

だから結婚の話になったときも
転勤で慣れ親しんだ場所と離れなければならないことも納得して結婚した。

妊娠した時も
転校で寂しい思いをさせてしまうだろうから申し訳ないなと感じていた。

(私も夫も高校は地元から離れたところだったし、めちゃくちゃ充実していたから悪いものとは思っていない)


どこでもやっていけるポテンシャルを持っている子で救われたけど

もし私みたいな性格の子だったら、
もしかしたら転勤がない仕事に転職していたかもしれない。

 最近は転勤がない条件で仕事を探している人も多い。 
リモートワークで住む場所を問わない会社もある。

そんな中でなんでまだ転勤ていう制度があるんだ?と憤りを感じることもあるけど
自分で変化できないことに頭を悩ませてもしょうがないことで。

夫はゴリゴリの上昇志向があるわけではない。

周りを蹴落として上に媚びて上に登ろうとするような奴がいる中で
夫は癖が強い人たちにも部下にも柔軟に対応できる潤滑油のような人である。

しかも仕事も実績を残す。だから重宝されている。


当たり前だ。

いい仕事して誰とでも上手くやれる夫を大事にしない会社は
潰れてしかるべきと思っている。
時々私を怒らせるようなことするけど

そんな夫が頑張りたいと思うなら最後まで付き合うし

転勤という制度の中で子にベストな選択肢を探して本人に選んでもらいたい。
単身赴任もあるし寮生活もある。

でもほんとは高校卒業するまで家族みんな一緒に居たいから

「一緒に暮らす」を目指して

転勤という数年単位で現れる難イベントを乗り越えるぞ・・・!

 


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