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47日目 ハノイ その4 「タイ30日✙ベトナム20日のバックパッカー旅(なるべく安く、なるべく長く、なるべく楽しく)」

今日は帰国日の前日だけれども、帰国便は 早朝便 なので実質的にはベトナム 最終日。朝は早めの5時半に起きて、健康チェック・海外マーケットチェックを終えた。パッキング重量の検討も始める。置いていくものを決めていく、着替えながら明日重ね着するものも決めていく。

早朝便 なので今夜の宿は 空港のそばに取った。 夕方 そこへ移動するまで荷物を置いとかせてもらうとして、ここのチェックアウトは11時だから、一旦 荷物をまとめる。今後の世界旅のためにも 、帰国便の機内持ち込み荷物 制限 7キロに慣れなければ。

とはいえ実質帰国する前の最終日だから、ここ旧市街も歩き倒すつもりで過ごそう。ちなみに先にお伝えしておくと、非日常を楽しむ観光はなくって、一日中ひたすら地味な「この辺りの日常を楽しむ街歩き」です。(でも最後の方はちょっと派手になります)

8時過ぎに行動開始。朝食は最初に見つけた近くのお店でフォーガー(鳥肉のフォー)を注文。

食べ終わって8時半。そばの路地では、女優さんを連れてコマーシャル撮りをしていた。

市場好きな私としては、ドンスアン市場の昨日見残した生鮮食品部門は見ておきたい。市場へ行く手前に見られる、築地で云うところの場外市場も。

ロータス茶ってホントかな?昨日と同じのが500グラム80ドン、それよりも小さいのがあって、それは30ドン。500グラムのと比べて三つ分だから170グラムぐらい。荷物に大きく影響しないから1パックだけ買った。500グラムはさすがに買えない。
お菓子の量り売り場。全部一緒で1キロ200ドン。さすが市場手前の場外市場の雰囲気満点。

乾物だとか豆だとか、マンゴーとかのドライフルーツも、パックもの500グラムをかき集めて買って、20キロ追加の機内預け荷物追加でもしたら、帰りのタクシーも必要になるねで却下。

はんぺんみたいなの1枚15ドン、90円。

ドラゴンフルーツを一個買ってみようかな。隣の肉屋さんで半分に切ってもらって、持って帰ってスプーンで食べたらいいじゃないか?25で買えるかなと思ったら1つ50だったので、やめた。

さぁ市場はもう見たぞ、あと1時間半ちょっとでお昼。
チェー(ベトナムのスイーツ)を市場そばの甘味所で食べた。周りの雰囲気は市場だからね。さらに近くのカラオケ屋で歌っていたのが下手くそでうるさかった。中身はいろんなのが混ざっている、che thap camを指さして注文。(後で昨日お会いしたⅯさんにお聞きしたらミックスだって)氷の部分は取り除いてっておねがいしたら、カップをよこして自分でやれって。50ドンは超えないだろうと思って50渡したら、30オツリをくれたから20。

このあとお昼の調達。美味しいと評判で一番人気の「バインミー25」を目指して周りを見ながら歩く。まだ10時だからテイクアウトで持って帰る。座って食べる時は向かい側のバインミー25カフェか、さらにその右二つ隣のバインミー25と3店舗展開。箱入りで出てきた。

街中で時々見かける小型のスクーターで、電動のやつをやっと写真に撮れた。音がしないからスーッと脇を通ってちょっと怖いっちゃ怖いんだけれども、っていう話を昨日Ⅿさんにしたら教えてもらったのは、それって免許いらないんだって。平たく言うと電動自転車と同じ扱い、スピードが大体出ないらしい。ここはほんの時折見かける程度で、やっと写真が撮れた。今までのホイアンの方がもっと見かけたような気がする。赤色のがちょっと流れて写っているからわかりづらいけど、確かにミニサイクル自転車にも見えるね。

路地にはスパやカフェがあり、イチゴの量り売りも。

旧市街の交差点にはこんな感じの建物が多い。緑と、クリスマス仕様にデコレーションされていて2階がカフェ。この家のように黄色い家はハノイ風、いやベトナム風。

そうか、私はヨーロッパでも何でもこういった中世というかの古い建物あるいはゴテゴテしたゴチック様式だとかルネサンス、ロマネスク様式だとか。大事に綺麗に保存されていて今も活用されている建物群の旧市街が好きなんだ♪
これから世界遺産の街歩きを目指そう。

ところで2階のカフェもすてきだけど、もっと気になっていたのは路上で続々と若い人が集うここのカフェ。写真に映る向かい側の黄色い看板(2店舗分)の左側の、ちっちゃいお店。

向こう側の歩道の人もこちら側の歩道の人も前のカフェに注文して、お風呂の椅子に座って飲んで話しているんだよね。写ってないけれどこちらの歩道左側には 客のバイクがいっぱい 駐車されていて、それを整理する係もいる。何がそんなにいいんだか、なんでここがそんなに人気なのかよくわからない。でもその空気を感じるために、観光客はほぼいないように見受けられるその中の一人になってみる。

ピーチティー25ドンを頼んでみると、こんな感じ。この店頭前ではない反対側の歩道なんだけどね。

よく缶詰されたので見かける桃を、薄くスライスした2切れの果肉が入っていた。確かに これが効いていて香りも含めて、なかなか美味しい。
30分ぐらいして分かった。ようはベトナムの人達って素敵に装飾された店のなかでゆったり過ごすよりも、コスパ良く(確かに安い)会話を楽しんでいるんだと思う。まあ1人でいる人も中にはいるかもしれないけど、それは思索でもしているんでしょう。そういう意味では、日頃の幸福感も高いんじゃないかなぁ、日本ほど低くはないなきっと。
イケメンカップルさんのデートもこんな地味な感じだよ。

宿へ戻ろうとすると、入る道が通行止め。規制線が張られている。何か事件か?
分かった、ちょうど道に白線を引いたところだった、乾くのを待っていたんだね。

11時にとりあえずチェックアウトした。宿というか部屋の鍵をかけた扉の外に、バックは置いといたままで。 建物の入り口にロックがかかっているから バッグは置いておけることになっている。

昨日昼食会した辺りを通った。これだけぐつぐつやってたら出汁も取れるよね。

こちらは栗ご飯? いや、ハノイの名物越菓子「バインコム(Bánh cốm)」やら「バインガイ(Bánh Gai)お餅の中に豆餡」等々みたいです。

とりあえずホアンキエム湖に出て、この間のベンチに座って11時半、バインミー25で買ったのを食べちゃおう、食べながらどこへ行くか考えよう。
花束を売っているのはカメラマン。小道具に花を抱えてもらって写しているんだ。ホアンキエム湖を見ながらSNS投稿を1つ発信。

眺めていた湖に浮かぶ浮き島、伝説の寺院「玉山祠(ゴックソン寺)」にも。

見どころは、2mもの大亀の剥製展示。15世紀頃、ホアンキエム湖に棲む大亀が神剣をもたらし中国明軍を撃退したという伝説があり、展示されているのはその伝説の大亀とされていて、パワースポットとしても人気です。

もう一度、旧市街を歩こうか。動かないと体が寒い。
湖の近くのお店でダウンジャケットが250ドンで売られていた。ダウンといってもポリエステル。
さらに先に歩いているとアウトレット表示のお店、ほんとかなぁ。ざっと見ていると奥から、別のベトナム製でSだけどアメリカンサイズだっていう。中身もダウンだからそこらのとは違うと言ってる。750が700になって、いや615(4000円まで)になった。先程見掛けた250で売っていたポリエステルのとは明らかに違う。いいや、ついに寒いのもあるし、帰国しての成田からは更にだしで、バッタモンのノースフェイスの緑のダウンジャケットを買っちゃいましたヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♡ レシートもないんだよね。
ベトナムドン現金もまだ残っているし、風邪ひくよりはいいでしょう。

もう15時を過ぎた。
「街中まるまる クリスマス🎄 (*゚0゚*)スッゴッイ!
ハノイのハンマー通りからメリー・クリスマス🎅」(12月初旬なんです)
このハンマー通りは、あらゆる行事や休日にぴったりの装飾品やおもちゃの中心地として知られています。
この写真からは、さっき買った緑のダウンを着ています。

私の後ろにいるおじさんが見ているツリー。この後どうなったでしょうか?

飾り付けらたクリスマスツリーが売れた。そのまんまバイクの荷台にくくり付けて載せて、配達だかお持ち帰りだか。一緒に見ていたフランス人カップルの女性は笑いが止まらない⁈ 3人で最後まで見守っていました。レッツゴーで運び去りました。

セレブなお姉さんもお買い物中

兎にも角にもこれらのお店の装飾は、この通りはクリスマスでもっているんだなぁってくらいに突き抜けています。これらを見ていたら、
「とにかく突き抜けろ、好きなもの得意なものだけに専念しろ‼ 不得意な分野に注力して平均点を上げることなんて考えるな!」
って言われているみたいなんです。これだけ目に焼き付いたからもう戻ろう。

夕食も早めに食べようと、最後にいつものブンチャー35・ブンカー40の、ブンカ-の方を食べた。おっとスマホのバッテリーがピンチ! 店の奥で充電させていただいた。ブンカ-の写真は撮れなかったけど、15%ぐらいから62%まで復活できたのですごくありがたく、助かった。何度か来ていてヤァってされる感じで顔馴染みになってるから、やっぱり得だねこういう時は。いつも「Ngon quá! (ンゴーン クワー) すごくおいしい!」ってお声がけしてるし。

宿の部屋の前で荷物をピックアップ。夜食にも朝食にもなるバインミーも調達、ポークで25。
帰りは、往きに乗った86番の高速空港バスではなくて、58番の路線バスにした。今夜の宿は空港からは2キロあまり離れていて、それよりも宿に近いバス停(徒歩7分)を見つけたから。ここから1キロ離れたロンビエン・バスターミナルから始発の58番の路線バスで、空港近くのホテルへ。グーグル表示では、12分間隔で発車、 1時間13分乗って30ドン、そこから徒歩7分の予定。

旧市街からロンビエン・バスターミナルに向かうにあたって、ドンハー門(東河門)をくぐって出る。1749年に築かれたタンロン城の城門の1つ。かつては16あったという城門も残っているのはここだけだそうです。

18時発のバスに乗車。最初よくわからないまま逆方向のところで待っていたみたい、一本逃した。目指したバス停には18:54に到着、 1時間かからなかった。
歩き始めると前方の一角がホテル群で、手前にレストランのネオンサインが光っている。高速道路を車で来るビジネスマンが泊まるのか、トランジットで休むのか。
明朝8:20の飛行機だから、6:20空港着、5:10起きの5:40宿発として、フロントで朝5時のモーニングコールと空港への車を依頼。フロント脇のホワイトボードにも書いてくれて、スタッフ全員周知のかたちにしてくれている。宿の部屋は郊外だけあって格安、さらには旧市街の宿よりもずっときれいで快適。

もう一回バッグの重さを測ろう。さっきモーニングコールを頼んだけど、電話機・受話器がない⁈ まあいいや部屋をノックしてくれるんだろう、でシャワーを浴びて寝る。

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