#146 本業以外の取り組みでこれからの柔軟な働き方に対応しましょう
今日は本業以外の取り組みをすることで自分の幅を広げていけるということをまとめていきます。私自身、まだ進行中のモノも多いですが、自分の価値観に合わせて自己実現に向けた取り組みが出来るチャンスは実はたくさんあります。
そういったチャンスをうまく活かせるかどうかは自分次第です。どんな生き方をするかは自分で決められるのです。
勇気をもって最初の一歩を踏み出してみましょう。それが自分の幅を広げるきっかけになります。
1. コミュニティ活動を通じた幅広い視野になる
特に何かをしたいというわけではなかったのですが、一年ちょっと前に知り合った仲間がやっているシンギラリティ・ラボというコミュニティに参加してみました。
転職したて何か新しいことをやってみたかったという程度で具体的に自分が何をやりたいかという想いは正直なかったです。それでも多くの仲間との出会いを通じて、今では良かったと思います。
一番良いのはダイバーシティ溢れるメンバーと接することで視野が広がったということです。細かいスキルも大事ですが、管理職と呼ばれる年齢になった私にはこういった視野の広さが重要です。
私は元々特定の分野の人だけと付き合うようなタイプではなかったですが、それでも普段接するのはカルチャーが近い人なのです。普通の人は同じ会社の人ばかりと接しているので、良くも悪くも特定の価値観に染まっています。
いくらダイバーシティが大事と強く主張している会社であっても、そこまで多様な価値観はないのが現状です。でも、コミュニティでは本当に色々な人がいます。
デザイナーやYouTuberなんて理系研究職の私ではほとんど接点はないですし、Tech系のエンジニア、フリーランス、薬剤師など職種やポジションもひとそれぞれです。
そういった人たちと当たり前のように毎日接することで、多様な価値観を認めることが自然になります。人は考え方が違うというのを初めて実感できたと言っても過言ではないです。
2. オンラインテイクアウトサービスのマーケティング
なんとなくマーケティングという言葉に興味を持って、「おもちかえり .com」というオンラインテイクアウトサービスのマーケティングをやることになりました。
でも、私はバリバリの理系研究者でマーケティングって何という程度の知識しかないです。
昨日もオンラインで今後の方針を議論しましたが、やっぱり皆さんよく考えているのです。もちろん、本業以外なので平日の夜なのに、白熱した議論が繰り広げられました。
まずは既存の使ってくれている店舗の利用数を増やしていくこと、そのためには「成功事例の見える化」ということで、まずは進んでいきます。起業とは違うので戦略もよちよち歩きですが、我々の作ったものを使ってくれている人たちに少しでも貢献していきたいです。
その結果、お互いにwin-winになれたら最高です。欲しいのは「金銭的な報酬」ではなくて、「自分の幅を広げてくれる経験」と「周囲からの感謝」です。
もちろん、収入がないと生きてはいけません。でも、今の時代はそういった価値観でも良いのではないかと思います。収入源をいくつか持っていれば、自分のためだけにやりたい仕事に取り組んでいくこともできます。
将来マーケティングを生業にしたいとは考えていませんが、こういった経験が何かの役に立つこともあります。自分が興味を持ったことにまずは挑戦してみるのも、今の時代らしい生き方ですよね。
3. 学生向けのSDGs啓蒙活動
最近は学生向けの活動も進めています。
下記のサイトに詳細を書いてありますが、学生向けにSDGsを自分ゴト化して考えてもらえるような取り組みを定期的に開催しています。元教員の私には学生向けのイベントは必須アイテムです。
教員から離れても若い学生と触れ合えるのは、本業ではないけど素晴らしい取り組みができます。そして、こういった場で触れ合った学生たちが次の世界を作っていくのです。
どんどん挑戦していくことが当たり前の世の中になっていって、日本全体が少しでもクリエーティブになっていくと期待しています。10年後にどんな世の中になっているかは、正直想像できません。
でも、挑戦していく人たちが未来を作っていくのです。そんな若い人を応援していきたい。
4. ライターとして著書執筆活動へ
ふとしたきっかけからライターとして活動しています。たまに有料記事を書きますが、noteも同じですが基本は自分の書きたいことを書いています。
先ほどのシンギュラリティ・ラボでもたまに記事を書いています。なんとなく広報チームに混ぜてもらって、記事を書いてみたいといったら今のポジションにいます。
でも、書き続けることでしか見えない世界があります。お金をもらって書く記事では読者を意識しますが、自由に書いている文章は自分らしくかけます。でも、そういった記事に対して共感してコメントをくれる人も多いのがビックリです。
でも、そういった人たちとの交流が自分自身の創作意欲にもつながりますし、書くことが日常になってきました。そこには「自分の考えを整理すること」が習慣化してきました。
また、何を書いたら良いかは常に考えているので、世の中の情報に敏感になってきています。そういった感覚が本業の新規事業創出に役立っていることは間違いがないです。
また、最近はビジネス書の執筆にもつながりました。あまりこういったことをやることは意識していなかったのですが、活動していた成果なのです。
昨日最終稿を確認したので、まもなく出版される予定です。実際に販売されている本を見ることが楽しみで仕方がないです。
5. SNSを通じた人的交流
最近の取り組みとしてSNSを通じた新しい仲間たちと触れ合うようにしています。あくまで趣味の領域ですが、多くの人との出会いは刺激になります。
今までの常識では出会わなかったような人たちと何かのきっかけでつながっていけるのはSNSの利点でもあります。もちろん、SNSの負の側面もありますが、今のところ楽しく活用できています。
今までは誰かの企画に同流するだけでしたが、これからはいくつか自分なりに皆を集めて交流を深めていきたいと思っています。特にオンラインでも繋がれる最近の状況では日本中の方と繋がれるという素晴らしいメリットがあります。
今の段階では何がしたいという明確なビジョンはないですが、楽しみながら継続していけば何かにつなげていけるかもしれません。ただ、楽しいだけの時間を過ごすだけでもそれは満足です。
6. 大学院での学び
若いころに会社で働きながら理系の博士を取得しました。当時の会社はドクターコース入学を認めていなかったので、論文博士です。
論文博士は博士論文を提出して認められれば授業などは必要ないのです。ただ、求められる論文数が通常の学生の倍くらいは求められるので、それはそれで大変です。
20代の勢いということもありますが、それなりに自分の時間を削って頑張っていた気もします。でも、そういった経験が今の自分につながっています。
そして最近は経営的な勉強をするために、MBA取得に向けて突き進んでいます。本格稼働は来年度から2年間ですが、しっかりと授業を受けて努力をしていく必要があります。
資格自体にはあまり意味はないのですが、そういった場に挑戦する仲間たちと日々過ごすことで良い意味のプレッシャーを自分に与えていきたいです。なんだかんだでまだ40代なので、次のステップで大きな成果を出すためには新しい挑戦が必要です。
今日は今進めている本業以外の活動をいくつか紹介しました。守秘義務の関係で言えないものもいくつかありますが、色々と取り組んできたので自分の幅が広がってきたと実感しています。
何か一つでも自分のやりたいことを挑戦してみませんか。
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