「子供の幸せな将来」の実現は「お母さんの精神的自立」が鍵③お母さんの幸せ

子供の幸せな将来のゴール

子供には将来自立して幸せになってほしいと親なら誰でも願うと思います。
親が本当に望む子供の幸せな将来のゴールとは、「健康な体と自立できる心が備わっている」ことですよね？

どんな過程であろうとも、大人になった時、親の手を借りず自分の収入で生活ができていて、好きなことをやり人生を楽しんでいる、そして親との関係も良好である。
そんな大人になったくれたら、親としてはとても嬉しいと思いませんか？

お母さんの精神的自立

子育てをうまくいかせる最短の方法は、お母さん自身が自分のことを考え・認識し行動すること・そして笑顔でいること。

私も当時、毎日がとても忙しくて、余裕もなくてただ日々のことをこなすだけ、その中で子育てをしていました。

けれど育てていくうちに、自分の考えや信念に沿って子供を育てていると子供にとっていい方向に進んだり、私（母）にもいい方向に進み笑顔でいれる。ということがわかったのです。

子供は親の言動や行動、顔色を見て育ちます。
子供と一番長く接するお母さんに自分自身のことを改めて考えていただき、お母さんが笑顔でいれるようになれば、子供もまた心が満たされ安心して生活をすることができます。

お母さんが笑顔でいれるには、自身の価値観や信念を大切にして自分らしく（精神的自立）いることができて、お母さん自身の心が満たされていること。という状態のことだと思います。

そして、その状態のお母さんこそが、子供をいい方向に導いて育ててあげることができるのです。

お母さんが精神的自立をするために必要な3つの意識

１.お母さん自身の価値観を意識すること

2.お母さんの持つ信念を意識すること

3.お母さん自信が幸せになるために意識すること

この3つの「意識すること」ができるようになれば（精神的自立が出来ている状態）、周囲の意見や風潮に惑わされず、自分の考えのもとどんな時にも、どのように行動すればいいのかがわかるようになります。

将来の子供の人生に影響するといっても過言ではないので、ぜひ考えていただきたいと思います。
今回は3つ目の「お母さんの幸せ」についてのお話です。

お母さん自信の幸せ

自分の人生を自分らしく生きること。がお母さんの幸せであり、それが子供の幸せでもある

自分の人生。
子供を産んでからあまりに時が目まぐるしく過ぎて、自分の人生を大切に生きることが出来ていないお母さんは多いし、自分の人生は完全に後回しですよね？

ですが、子育てにはお母さんの幸せが大いに大切です。

お母さんが幸せだと感じていない場合、一番のほこ先は子供に来るからです。
ストレスや不満を少なからず子供にぶつけたことがある。というお母さんは多いはず。

お母さんが幸せではないと感じていれば、子供も同じ時間辛い気持ちになるのです。
子供を産んでお母さんになったからといって、人生を全て子供と家族に捧げる必要はないと私は思っています。

お母さんは自分の楽しみを見つけ・自分の居場所を見つけて幸せになるべき

今までやりたかったこと、挑戦したかったことがあればぜひやってみてください。
そのことで違う世界が見えますし、自分の人生を楽しむことができます。

自分が本当にやりたいことがあれば、実際に行動してみる。

子供のことや家のことを調整しなくてはならないのでちょっと面倒くさいのですが、でも本当にやりたいことが出来るようになったら自分が元気になり幸せだなと感じることが多くなってきます。

実際に私はいきなりクラッシックを演奏するオーケストラに入団しました。
もちろん楽器もない状態、オーケストラの楽譜も読めない、そんな状態で、です💦
ピアノを習っていたので少しだけ楽譜は読める状態でしたが、、

入団を許可してくださった団長さんはやる気があるならいれてやる！という寛容な方で、私はそれでは遠慮なく！とすぐに入団させてもらいました。

子供に小さなころからバイオリンを習わせていたこともあり、自分も弦楽器がやりたいと思っていました。

バイオリンは大人になってから弾きこなすのに時間がかかるという子供のアドバイスで、楽譜で音符の少ないビオラというバイオリンより少し大きめの中低音の弦楽器をやることに。
楽器のビオラも自分の収入の中から少しずつ支払いができるようローンを組みました。

体の硬い私に弦楽器を弾くのはけっこう難しくて、1週間ほど首や肩が痛くて動かない時もあります💦
日常の生活に支障がでることなど日常茶飯事、、

でも演奏会が年に2回あり、それに向けてみんなで練習したりすることがだんだん私の中で大きく占めてきて楽しくなってもきました。

それからビオラで何度か演奏会に参加させてもらいました。
ステージでたくさんの人の前で演奏する（少ししか弾けなくても出演するようにと団長さんからの指示で、当初から演奏家に参加していました、、）ことは、緊張もするけれど、それよりも達成感や高揚感に自分自身がとても満たされました。

そして私にはもう1つの希望がありました。
バイオリンがしたい！、ファーストバイオリンで演奏会に出演したい！と思っていました。
ろくにビオラも弾けない状態のくせに、しかもローンはまだ残っているにもかかわらず、、ですよ。

本当になんと厚かましいのか？！と自分でも思いますが、1度きりの人生。
そしてそういう自分のことを許してくれる場所があるならば、大いにやらせてもらいたいと思ったのです。

新しくバイオリンもまたまたローンで組んで購入しました。
もちろん家族にだいぶ呆れられながら、、、（笑）
でも家族は全員応援してくれました。

楽しい。
自分の居場所があることがこれほど心を満たすものだということを実感しながら毎日を過ごすことが出来るようになりました。

心が満たされると、普段のちょっとした悩みごとの割合が自分の中で小さくなってしまいます。
悩みはあるけどまあ大丈夫。それよりも練習練習。今度はどれくらい弾けるか？など自分の興味のあることを考えるようになっていきました。

もちろん家族や子育てを手抜きしていることはしませんでした。
出来ることを出来るだけです。（笑）
いろいろ忙しくなりますが、そのことを大変だとも思わず充実していました。

そしてバイオリンを始めて3年目にして夢だったベートーヴェンの交響曲第９番の演奏会に出演させてもらいました。（半分くらいしか弾けていないのですがにもかかわらずですが。）

子供もエキストラで参加してくれ、更に自分の父親までも合唱参加をしてくれて本当に楽しくて大満足の演奏会でした。
楽しかった。とにかく楽しかったことを覚えています。
今もまた定期演奏会にむけて猛練習中です。

熱く語ってしまいましたが、私のように自分のやってみたいこと、やってみたかったことなどがあればぜひ挑戦してほしいのです。

そんなお母さんを見ている子供もきっと嬉しいと思いますし、お手伝いをしてくれたりと子供の成長にもなります。
家族の協力も得ることが出来たりといいことがあります。

なによりお母さんがイライラせず笑顔でいることが出来き、子供ものびのびしてきます。
これは体験済です！

お母さんが人生を楽しみ充実させることで笑顔になる時間も増え、子供がお母さんのもとで安心して成長することができます。

お母さんの笑顔がいかに大切かわかっていただけたと思います
やりたいことはなんでもいいと思いますが、１つお伝えするとしたら、
家族とは無関係の場所を作るということをおすすめします！！

○○ちゃんのお母さんや○○さんの奥さんと言われず、ちゃんと名前で呼んでもらえあなたという人とで付き合いが出来る場所。
こういう場所を「サードプレイス」と最近では言っていますよね。

これはお母さんに限らず誰でも自分が自分らしくいられる場所として大切だと言われています。

私もこれは自分が体験してみてそう思いますし、本当におすすめです。

自分の人生を自分らしく生きること。がお母さんの幸せであり、それが子供の幸せでもある。
ぜひ何か楽しいことを考えてみて挑戦してみてください。
そしてもし何か初めていい効果があったら、ぜひ私にもおしえてください！
嬉しいことを共有したいと思っています。

今回で「3つの意識」をすべてお伝えしました。
ちょっと長くなり、しかも熱く語ってしまいましたが、この３つの意識できるようになれば、子供にもきっといい影響が出てくると思います。

今少し行き詰っていて、どうすればいいかわからなくなっているお母さんに少しでも参考になればいいなと思ってお伝えしました。
ご自身の中を少し考えてみるということだけなので、少しずつ取り組んでいただけたらと思います。

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プロフィール
福田やよい