人生の岐路・50代の不安な心をすぐにフッと軽くする身近なもの

50代で人生に不安を感じている人は多いのではないかと思っています。

残りの人生をどんな風にこれから過ごして生きて行こうか？好きなこともない、でもやりたいことがわからない、友達もいないなど不安に感じていませんか？

実はまさに私がいつも不安を感じていました。

ですが身近にあるもので心をフッと軽くすることができ、また習慣化することで心がズーンと沈んでしまうことがあまりなくなり、前向きに人生について考えられるようになったのでその方法をお伝えしようと思います。

50代の心の不安を取り除くものは身近にある！

それはずばり「音楽」です。

この年齢の人達は仕事もプライベートもとても忙しく、また将来の不安や健康面での不安も抱え始めるので、音楽だけをじっくり聴くという余裕はなく聞き流す程度という人が多いのではないでしょうか？

聞き流す程度の音楽は心に染みわたっていかないため潤わず余裕がなくよけい不安になります。
逆に自分の好きな心地いい音楽を聴くと心は軽くなり不安は和らぎます。

音楽を聴くことはすぐに簡単に出来ることなのですが、自分の中に取り入れる習慣をつけられないと心はいつも不安な状態になってしまいます。

好きな音楽を聴くと心が軽くなる4つのワケ

ではなぜ音楽を聴くと心がフっと軽くなるのでしょうか？

1.感情の表現力と共感性
音楽は感情を表現する力があり、また歌詞やメロディから感情を共感しやすくし、共感することで心の不安やストレスが軽減されます。

2.ストレス解消とリラックス
穏やかなメロディやリズムを聴く事で心拍数や血圧が安定しストレスホルモンの分泌が抑えられます。
また自分の好きな曲を聴くことで、筋肉の緊張が緩み体がリラックスでき日常のストレスから解放されます。

3.脳の活性化
音楽を聴くことは脳を活性化させます。
特に好きな音楽を聴くと脳内のドーパミンという物質が分泌され快感や幸せを感じます。

4.記憶との関連
音楽は記憶と深く関連しています。
思い出の曲がいい思い出と結びついている場合はその曲を聴くことで幸福感や安心感が生まれ心を軽くすることがあります。

このように音楽を聴く事は心にある不安やストレスを軽減させ、幸福感や安心感をもたらします。
しかも「音楽」を聴けばすぐに気分が楽になり即効性があるので、まさに心の特効薬だと私は思っています。

私が感じる「音楽」の力のすごさ

50代半ば、私の人生の今までの小さな不安が一気に大きなものになりました。

原因の1つは私の右目（緑内障）が失明寸前だと分かったからです。

残された目の寿命で私はどんな風に生きていけばいいのかわからなくて、とても不安になりイライラしたり情緒不安定になりました。

そんな時に息子が勧めてくれた”アップルミュージックのサブスクリプション”。
サービスを家族でシェアできるからと私のスマホにアプリを入れてくれました。

大好きな「サザンオールスターズ」の曲をいつも聴ける、好きな曲を選べることからどんどん好きな曲を聴くようになりました。
また他にも興味のあるアーティストや今流行している曲、クラシック音楽などいろんな曲を聴く事ができてすごく楽しくなりました。

私は、好きな音楽を聴き始めたことによりどんよりしていた心の中の不安がフッと軽くなったのを感じました。

初めは悩みや不安やストレスが心の上に雲が立ち込めているようでしたが、好きな音楽で心地よい状態になると雲が晴れて青空が広がったかのような清々しい気分になれたのです。

「音楽」ってすごい！　と感動する瞬間でした。

自分の音楽を見つける

誰にでも好きな音楽はあるのではないかと思います。

もしないという人は印象に残っている音楽があるかどうか考えてみてください。
例えば学生の頃に記憶に残っている音楽はありませんか？
思い出とともに流れていた音楽はありませんか？
その音楽を聴き、心が感じて感情が動けば、それはあなたの好きな音楽だと思います。

自分の（あなたの）好きな音楽があれば、少し元気がなくなった時でも特効薬として元気にすることが出来ると思います。

そして、不安やストレスがない時でも自分の好きな音楽を聴く習慣を付けると心が少しずつ元気になるかもしれません。
音楽は人の心にとてもいい影響を与えるとわかっているのですから。

身近にある「音楽」を聞き流すのではなく、自分の好きな音楽を聴く事で心が潤います。

すると不安やストレスを感じた時にフッと軽くすします。
また音楽を聴く習慣を付けることで心が安定し、あなたのこれからの人生について前向きに考えることが出来るようになるかもしれません。

まずはあなたの好きな音楽を探してみてください。
見つけることが出来たら、きっとあなたの目の前は少し明るくなり、心がフッと軽くなると思います。