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新型コロナと台風1号

 大型の台風1号が発生、フィリピンを直撃して大きな被害が発生しています。お見舞い申し上げます。この台風1号はフィリピン、台湾を通過して日本の南部、太平洋を通過して温帯低気圧に変わると予測されています。強風、大雨による洪水、土砂災害の発生リスクが高まります。
 新型コロナウイルス感染拡大中のいま、災害避難はどうあるべきか、避難所のコロナ感染対策のあり方が問われています。自治体も避難所対策に急いでいて現在僕もその相談や取材対応に注力しています。
 新型コロナウイルス感染状況における自然災害での住民避難について、僕も会員である日本災害情報学会、そして片田敏孝会長が声明を発表しました。垂直避難など多様な避難を検討、実行して、警報など災害情報に注意を促しました。この学会は恩師、廣井脩先生が立ち上げた重要な学会です。片田敏孝先生は東日本大震災の岩手県釜石の奇跡と呼ばれた「津波てんでんこ」の教育を実践された先生です。
 この声明をぜひご覧ください。新型コロナウイルス感染拡大中の災害避難がどうあるべきか、社会教育とリスクコミュニケーションが喫緊の課題です。災害の危険性が高まっている場合は、状況に応じて躊躇せず適切な避難行動をとるべきだと僕は考えます。


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