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モノジス経営論

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ものづくり次代承継 深見が考える経営論です。 社長がどんなことを考えているのか覗いてみてください。
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序 中小企業の社長レベルアップすると国が豊かになる

序 中小企業の社長レベルアップすると国が豊かになる

こんにちは、深見です。
突然ですが、私は、ものづくり次代承継株式会社という会社の事業活動を通して、日本の中小企業界隈を活発にしたいと考えています。
これから約10回にわたって、
・なぜ中小企業が大切なのか?
・どうやったら日本の中小企業を活発にできるのか?
を考えていきたいと思います。
ぜひ皆様のコメントをいただきながら、一緒に考えたいと思います。

今日は「なぜ中小企業経営者のレベルアップが大切

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第1回 社長の理念はぶれない北極星

第1回 社長の理念はぶれない北極星

こんにちは、深見です。
前回は、日本には中小企業がたくさんあって、中小企業の社長がレベルアップすると、多くの関係者に良い影響を与えられるのではと考えてみました。
今回から何を考えるとよいのかを考えてみたいと思います。
今回は「理念・ミッションステートメント」について考えてみたいと思います。

【今日のまとめ】
①良い理念は従業員の自立的な判断を促す指針となるので決めるべき。
②人を動かす理念は個人

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第2回 中小企業の経営戦略は1/1

第2回 中小企業の経営戦略は1/1

こんにちは、深見です。
今回は中小企業の経営戦略を考えていきたいと思います。

【今日のまとめ】
①中小企業の経営戦略は1/1を目指す。
②強みにフォーカスして、弱みは無視する。
③属人化を恐れない多様性ある組織にする。

①中小企業の経営戦略は1/1を目指す。

私はつね日頃、1/1になるにはどうしたらよいかを考えています。

1/1=マーケットで一番/マーケットの規模が一人

という意味です。

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第3回 情報を共有すると、主体性が開かれる

第3回 情報を共有すると、主体性が開かれる

こんにちは、深見です。
今日は「事業の情報共有」に関して考えてみたいと思います。
【今日のまとめ】
①事業のことを話すと、興味を持たれるきっかけとなる。
②従業員への情報共有は、主体性向上につながる。
③情報共有のコツは、「本音」「短く」「頻繁」に。

①事業のことを話すと、興味を持たれるきっかけとなる。

知らない人と仲良くなりたいとき、自己紹介をして、自分のことを知ってもらうことから始める人が

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第4回損益分岐点が事業の分岐点

第4回損益分岐点が事業の分岐点

こんにちは、深見です。今日から数回にわたって財務的な観点から事業をかんがえてみます。
まず始めは損益分岐点分析です。
【今日のまとめ】
①損益分岐点分析は、儲けやすい仕組みを見つける分析である。
②決算書とエクセルで簡単に取り組める。
③改善の取り組み方法を考えやすい

①損益分岐点分析は、儲けやすい仕組みを見つける分析である。

皆さん損益分岐点分析をご存じでしょうか?
CVP分析(CostーV

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第5回 手軽な業界比較無料ツール

第5回 手軽な業界比較無料ツール

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
今回は、手軽な業界比較ツールを紹介していきたいともいます。
前回の損益分岐点分析と合わせて、自社の財務状況が他社と比べて、優れている点を探しましょう!!

競合調査というと帝国データバンクなどで、高いお金を払わないとできないと思われがちです。
今回は、まず始めの一歩で使いやすい無料ツールをご紹介します。

【今日のまとめ】
①中小

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第6回 成長につながる人件費とは?

第6回 成長につながる人件費とは?

おはようございます、深見です。
今日は経営を考えるうえで「人件費」をどのように考えるべきか、考えていきたいと思います。
これはいわゆる給料に直結する問題でもあり、若干センシティブですが、良い機会なので考えましょう。
【今日のまとめ】
①中小企業は業績が上がると人件費(給料)が上がる仕組みを作ろう
②年功序列給与は思考停止につながる
③自分の給料を自分で決めれるくらい、経営に参加する従業員を育てたい

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最終回 成長を生む、性善説的な信頼状態で自主的な職場

最終回 成長を生む、性善説的な信頼状態で自主的な職場

こんにちは深見です。
今回は、社員の成長を促す組織とは何かを考えていきたいと思います。
【まとめ】
①多くの組織は、「社員を管理しなくてはいけない対象」としている
②社員の管理から抜け出すためには、「理念」と「情報共有」と「覚悟」が必要
③失敗するチャンスが社員の成長を生む

①多くの組織は、「社員は信頼の対象でなく、社員を管理しなくてはいけない対象」としている

日本の多くの企業は、「社員を管理

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