#8 オール深川!手作業で1本1本つくる「ふかがわシードル」-瓶詰作業編-
こんにちは、北海道深川市 地域おこし協力隊 いしたです。
今回は#7に続いて、
「ふかがわシードル」の「⑤瓶詰め」作業についてお話しします。
【ふかがわシードルの製造工程】
① 原料受入
② 下処理
③ 搾汁・発酵
④ ろ過
⑤ 瓶詰め・火入れ ←ココ
⑥ 出荷準備
出荷まであと1歩、
出来立てのシードルを瓶に詰める
シードル工場と聞いて私が最初に思い浮かべたのは、
「ベルトコンベアを流れる瓶」でした。
機械が瓶詰やラベル貼りを行い、
作業が流れるように進んでいるんだろう、と。
しかし、この想像は全く異なりました。
山の駅おとえはそれほど大きい施設ではないので、
ベルトコンベアなどの大型の機械はもちろん無くて。
瓶の洗浄や瓶詰、ラベル貼りなど、
どの作業も1本1本手作業で進められているのです。
もちろんちょっとした機械は活用していますが、
「1本1本丁寧に作られている」
ということを直に感じました。
瓶は異なる方法で複数回、洗浄作業を行います。
この写真に写っているだけでも本数がすごいですよね。
この本数を手作業で洗っているのです。
(あくまでも、この作業時点の本数です。)
瓶詰め作業も、手作業です。
もちろん機械も使っていますが、瓶や栓のセットは手動です。
また、炭酸の出方などを見ながら注ぐスピードを調整したりと、
その時々の状況を見て、最適な作業ができるよう微調整しながら
瓶に詰めていく作業を行っています。
より美味しい「ふかがわシードル」を求めて
1本1本丁寧に
ふかがわシードルの醸造工程を見学させていただいて感じたことは、
当たり前のようにこだわって、
当たり前のように手間を惜しんでいる。
ということです。
ふかがわシードルを手にした方々には、
この作り手の思いがちゃんと伝わると良いな、
伝えたいなと思いました。
それと同時に、私はまだ知らないだけで、
深川だからこそのこだわりとか良さって、
他にもたくさんあるんだろうな
と感じました。
りんごの花はまだ開花したばかりです。
りんごの成長を楽しみに秋を待ちつつ、
今後もふかがわシードルのこだわりを発信していきたいと思います!