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2021年8月の記事一覧
【児童虐待と男性育休】虐待死の約半数は0歳児の赤ちゃん
男性育休が広まれば、児童虐待を減らすことができるか?
まず、児童虐待について調べてみることにしました。
児童虐待事件2133件、死亡61人(2020年)
大変残念なことに、高い頻度で児童虐待に関するニュースを耳にします。
警察庁の発表では、2020年(R2)に摘発した児童虐待事件は2133件。
被害児童数は2172人。
どちらも過去最高。
児童虐待による死亡は61人。
検挙件数が、2
【児童虐待と男性育休】虐待死 加害者の約55%は実母
男性育休が広まれば、児童虐待を減らすことができるか?
前回の記事で、虐待死の約半数は0歳児の赤ちゃんであることをお伝えしました。
実は、児童虐待の加害者の多くは実母。
その実態を調べてみました。
生まれた翌日から1歳の誕生日を迎えるまで
16年間で833人の心中以外の虐待死。
この心中以外の虐待死において、加害者の約55%は実母です。
次いで実父、義父と続きますが、実母が群を抜いています。
【児童虐待と男性育休】なぜ、実母がわが子を虐待するのか
男性育休が広まれば、児童虐待を減らすことができるか?
前回の記事で、虐待死事件の加害者の約55%は実母であることをお伝えしました。
なぜ、実母が加害者となってしまうのでしょうか。
実母は、どのような動機で虐待をしてしまうのでしょうか。
3歳未満の虐待死によく見られる3つの動機
社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会(2020)「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等
【児童虐待と男性育休】「保護を怠ったことによる死亡」とは
男性育休が広まれば、児童虐待を減らすことができるか?
前回の記事で、実母の動機で最も多いのは「保護を怠ったことによる死亡」であることをお伝えしました。
「怠った」という言葉、子育て中の親にはとても厳しい言葉です。
胸を張って「怠ったことはない」と言える親はほとんどいない気がします。
「保護を怠ったことによる死亡」ということばから想像できる部分もありますが、少し調べてみました。
ネグレクトの具体的