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<特集>メンタルの保ち方について

最近、就活生と会話をしていて、
「メンタルの保ち方を教えて下さい」と質問をもらいました。
改めて、「メンタルについて」と聞くと難しいテーマではありますが、
社会人10年を経験して思うことを書いてみます!

皆さんは「メンタル」と聞いてどんなことをイメージされますか?
私はどちらかというと「マイナスなイメージ」が先行します。
理由は調子の良い時は、メンタルなどを一切気にした事がないからです。
上手くいかないことが重なると落ち込んでしまう時ってありますよね。
「失敗した時、これが成長の機会だ!」と
すぐに切り替えられない時もあります。

年齢を重ねていくと、
そんなこといちいち気にしなくなると思っていましたが、全然気にします!笑

30代中盤に差し掛かりましたが、全然落ち込むし、全然へこむ!笑
これは10代でも20代でも30代でも同じなんだなと。最近思います。
でも振り返ってみれば、
「10代の頃、なぜあんなことに悩んでいたんだろう?」と思うことも沢山。

では、自分はどんな時に落ち込むのか?どんな時にへこむのか?
原因が分かると、少し気持ちも楽になると思います。
そんな実体験を元にメンタルの保ち方をご紹介したいと思います!

➀今起きていることを一度書いてみる!

「なんかうまくいかないなぁ」
「何となく気分が乗らない」
そんなときってありますよね。
私が何となくうまくいかない時にやる事は、紙に書き出すという作業です!
厚生労働省のメンタルヘルスサイトでも
「今の気持ちを書き出してみる」という事を推奨されています。

私の場合は事実だけを書いていきます。
※事実と感情で分けて書いてみるものおススメです!

例えばこんな感じ
月曜日:仕事でうまく行かないことがあった!
火曜日:やりたいと思っていたことが終わっていない!
水曜日:メンバーとのコミュニケーションの仕方に改善点があった
木曜日:あの人に声かけたかったのに遠慮して言えなかった
金曜日:やる事が全然終わっていない!
※この1週間辛すぎやろ笑

こんな感じで、もう少し具体的に事実ベースで書いていきます!
そこから「自分で変えられる事」、「自分で変えれない事」を分けて考える。※今のところ全て自分起点なので全部自分で変えられますね笑

すると、「あーこんだけうまくいってなかったらそらテンション下がるし、前向きになれないわ。メンタル的にへこまない事の方がおかしいじゃん!」とも思えてきます笑
書き出していくことの目的は、
事実と自分の感情を客観的にみれるようになることです。

最近の言葉でメタ認知というフレーズがありますが、それに近いです。
客観的に自分を見つめてみる!

書き出すと「あれっ?これってそんな悩まなくて良くない?」
ということに気づけたり、
「これは自分が完全にアウトだわ。」と改めて知ることが出来たり。

この作業をしていくうちに、自分では分かったつもりで分かっていなかった現実が見えてきます!

でも出来ていない事実は変わらないので、一つ一つ変えて行くしかないよね。という結論になり、あとはもう具体的に改善策を考えて実行していくだけです。
※時には3勝2敗で勝ち越せば良い!ぐらいの気持ちの余裕も持って進めましょう!

書き出すだけで随分と気持ちが楽になることが多々あります。
「自分が思っているよりも、色んなことが起きていたわ!」とか、
「これは考えてても自分で変えられない事!」と思い、
次のステップが楽になったりすることもあります。

②一人で悩まない

それができたら苦労しないよ!と思う方もいらっしゃると思いますが、
やはり一人では、解決できないことばかりです!
先輩でも、後輩でも、友達でも、家族でも、兄弟でも、先生でも話がしやすい人で良いと思います。
誰かに話をしているだけで整理されていくことも沢山。
一人で考えるどうしても視野が狭くなっていってしまうもの。
だからこそふさぎ込まずに、周りを頼ってください!

私も、悩んで行き詰っている時、
先輩から「暇なら一回来てみる?」と登山をするイベントにお誘いいただいたことがありました。
誘われたときは、「登山なんて全くしたことがない」「道具もない」
「時間もかかるし」「初めて会う人も沢山いるし不安」と想い、躊躇していたのですが、行かない理由ばかり考えているのもな。。。と思い直し、
意を決して参加してみました!
すると、そこで出会った人達と、会話をしたり、時間を過ごしていくうちに、自分が悩んでいる事ってそんなにたいしたことないかも!と思えました。
特別濃い話が出来たわけではないのですが、
イベントが終わったころには、不思議と前向きになっていた自分に気づきました。
その時に出会った人たちとは今も交流があり、今の自分の価値観も出来上がっていきました。
そんな簡単な一歩を踏み出すだけでも変化があります。
そんな経験をしたからこそ、うまくいかない時こそ!
一人で悩まずに外に目を向けてみる!ことをおススメします!


➂ちょっとだけテンションが上がる楽しみを作っておく

私自身、仕事の失敗は仕事でしか取り返せない!
という考えの持ち主なので、今まではこういった類は毛嫌いしていたのですが、一回やってみたら、息抜きもできて、意外とすっきりできた記憶があります。
ホントに些細な事でも良いと思います。
カフェに寄って帰るとか
好きな音楽を聴いて帰るとか。
スイーツを食べながら帰るとか笑
最近のおススメはローソンのカルネです笑

本質的な解決にはならないかもしれませんが、
メンタルを保つという観点では、
息抜きも入れていきましょう!
※ちなみに息抜きは一日ぐらいがベスト。
 長くなると、充電し過ぎたこと自分に対して、
 またメンタルがいかれます笑

④朝日を浴びて、良く寝て、よく食べて、よく笑う!

やはり健康第一です!
へこんだ時こそ、笑顔をなくしたり、食欲がなくなったり、外に出なくなったりする傾向にありますが、上手くいかない時こそ、大事にしていただきたい習慣です。
朝日を浴びることで一日24時間の生体リズムをリセットでますし、笑うと免疫力がアップするとも言われています。

「笑う門には福来る」ということわざもあるように、
笑いとメンタルには深ーい関わりがあり、科学的に検証した調査研究もあるぐらい「笑い」というものがメンタルにプラスの影響を与えることが証明されています。
京都橘大学の健康科学部 心理学科 大久保 千惠 准教授のお話しでは

3種類の「笑い」があり

遊戯的笑い:落語や漫才など、人を笑わせるための笑い
攻撃的笑い:人を落としたりけなしたりするための笑い
支援的笑い:人を和ませたり励ましたりするための笑い

そんな中でも特に「支援的笑い」がこころにとってより良い影響を
与えているとお話しされています。
「笑い」にもただ笑うだけではなくて、
「自分の失敗をおもしろおかしく話」をする支援的な笑いを意識してみましょう!
※ハードル高いな!笑

難しく考えると逆にメンタルいかれますので、
「なんか分からんけどしゃべってたら楽しいな!」くらい軽いフレーズで
場を繋いでください。笑
すると自然と会話が生まれるきっかけが出来たりします。
やり方手段は色々ありますが、深く考えすぎずその場を楽しむことで自然と笑顔が生まれてくると思いますので、まずは笑顔が生まれるきっかけを作れたら良いですよね。

環境が変わる時や、慣れない事をする時は、
良くも悪くもストレスはかかります。
メンタルも変化します。

それはもう不可抗力。
だからこそ、その対処法を自分を編み出していくことが大切かと。
そして、最後は「とはいえ死ぬわけではない!」と思ってしまうことです。
もちろん、自分の大切な決断のタイミングで、
甘える訳ではありません。
そんな時こそ「いつもの自分」でいられるように、
変化が起きた時の対処法を自分で作っていきましょう!


まとめ

➀今起きていることを一度書いてみる!
②一人で悩まない
➂ちょっとだけテンションが上がる楽しみを作っておく
④朝日を浴びて、良く寝て、よく食べて、よく笑う!

改めて思うのは。
このメンタルって仕事でもとっても重要だと思います。
でも、自分で解決できるパターンを作っておくことで、
自分でちゃんとコントロールが出来るようになります。
だからこそ、我流のメンタル対処法を作っていきましょう!
一人で悩まずに、一歩一歩自分を見つけていってくださいね!
出来ない自分を痛感した時こそ、ビッグチャンスです!
確かな一歩を歩んでいきましょう!

※現在、「京都ではたらくわたしのライフストーリー」
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 仕事、就活に関する記事などをあげていますので
 気になる記事があればぜひ読んでみてください!



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