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NUANCEのプロデューサーなど

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城戸たるゆえん

城戸はこの1年で大きく変わりましたね。変わりましたか。 1年前の城戸と今の城戸。どちらが城戸なのかと云えばどちらも城戸なのですが(#それはそう)、どちらかと云えばコチラが“本質的な城戸”、“本質的な城戸になる方の城戸”なのではないかなと思っています。剥けた。開いた。的な。 オーディションの時はそれはもうドヨ〜ンとしてましたので。応募要項のところにも「できるなら今世でアイドルになれるならなりたい(主意)」みたいなこと書いてあったし。“私が今世で幸せになることは不可能なんだ”み

    • わくわくさん。

      「いちばんになりたい」 ひたすらにそれに向かって走り続けた約三ヶ月。 できることを全部やる。できないことも全部やる。 生き急ぎ、泥を喰らって前のめりに倒れて三ヶ月。 みんなが口を揃えて「いちばんだ」と言ってくれ、本人も「伝わったと思う」と感じた二日間でした。本当に感謝でいっぱいです。 7年前、2017年3月25日(土)に開催されたオーディションに登場したその人の第一印象は『首ながっ』『デコひろっ』(骨格がいいと褒めています)『めっちゃ震えてるやん』でした。「当時うちに所属

      • サンのシャイン。

        新曲「sunshine」は元々NUANCEを作った時に『最後に出す曲』として考えていました。が、オリジナルメンバーのまま走りきれなかったので「そうなるとちょっと違うなぁ」とそっと引き出しを閉めました。 月日が経ち、わかの卒業が決まりギリギリのタイミングで嘉風君が「bund drive」を書き上げてくれました。誤解をするもなく“去り行くわかを歌った唄”です。これを“夜の唄”とするならば“朝の唄”がないとなぁと考えていました。ほぼ全ての野外イベントを晴れさせてきたオンナですから

        • 「ごめんねワゴン」

          NUANCEの隠れた名曲に「ごめんねワゴン」という曲がある。 、、、。 あ、無いわ。曲も詞も無いわ。タイトルだけだわ。 これはいつぞやかは忘れたけど、なんかのワンマンの感想戦を配信でやったときにサウンドプロデューサー佐藤嘉風から出た単語。 どうしたって僕らは手間がかかる方、ハイカロリーな方に舵を切ってしまい、メンバーや関係各位に必要以上に労力をかけてしまう事に対して「ちゃんと申し訳ないなぁとは思っているんだよ」という事を説明した単語である。 すっかり忘れていたけれど、

        城戸たるゆえん

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        • ヌュの話
          75本
        • つつがない話
          44本
        • デジャメの話
          6本

        記事

          わからないよね。 #わかる

          『苦渋の決断を断腸の思いでする時、人間はどのような状態になるのか』という臨床実験を行っています。現在のところとりあえず胃はずっと痛いですし、コーラを飲む量がグッと減り、優しい食べ物を好みます。 前にもnoteに書いた気がしますが、まだ結成して1年も経ってないフワフワしてた頃、現在パプアニューギニアで寿司職人をやっている初代MGに「いずれ、わかがこのグループを支える柱になる、でもそれに気がつける時まで辞めなければだけど」とよく話していたのですが、持ち前の努力と根性とあと頑固と

          わからないよね。 #わかる

          こまっていた。

          色々と思うことがありすぎて今回のワンマンは様々な思いに包まれている。いた。一番冷静になってはいけないタイミングでド冷静になってしまい甚だこまっている。いた。 何度か話している通りワンマンで身の程を弁えない規格と予算を度外視した公演をしたり、もっと柔和に楽しくやればいいのに振り入れした次の日に披露したりなんだりとやってきたのは自分が楽しいからではなく(ただ恨まれるだけ)「今、目の前の時間を使っているメンバーへの未来へのお土産」としてやっているつもりだったのだが、なんかポッと。

          こまっていた。

          せいじつなせいしつ

          ユッキーは「ガハハ」と笑う。 @JAMEXPO終わりに道向こうにあるLiTで開催されたmiyumiyuのイベントに顔を出してきた。実はこのイベントが26日だとばかり思っていて26日に共演できないかと模索していたんですが全然27日だった。 運良くNUANCEのライブ終わりでmiyumiyuのライブに駆け込むことができ、程よく埋まった客席に腰を掛けたが自分が面倒見ていた人たちを客席から座ってみるのにソワソワしてしまって、PAブースに移動して最後尾から観ていた。 まさか「san

          せいじつなせいしつ

          空白の4日間の忘備録。

          日曜の夜の帰りの車中。睡魔が抑えきれず運転を変わってもらう。 15分くらい寝れば2hくらい持つのでそのつもりで寝たら2h経ってた。 初めて走ってる自分の車の後部座席に乗ったけど天井高くて広くていいなと思った。「みんなもっと感動しろ」と思った。運転を変わって人を降ろしてコンビニで一息いれたところまでは覚えてる。ここから昨日の午前中までの記憶がまだらが過ぎる。 まずコンビニから家にどうやって帰ってきたか覚えてない(いや車で帰ってきてるんだけどそういう意味ではなく)。次の記憶は布

          空白の4日間の忘備録。

          家族の話。

          事務所違うのに僕の悪ノリを全力で受け止めてくれる人たちが居なくなってしまった。悲しい。 クロノスとのdubriseは“全員野球”って感じで、言わずもがなで全てが進んでいくくらい《全てがシームレス》だった。悪ノリに油を注ぐサイトウさんも「ウチのサイトウがすいません!」と言わんばかりに全力でフォローするクロノスメンバーも「クロちゃんが一生懸命だからやるか」と重い腰を上げるヌュアンスもなんか全部楽しかった。 僕は常々「サイトウさんに云われて仕方なく演ってくれてるんだろうなー」っ

          家族の話。

          連続感想戦小説『HOME』

          ワンマン終わって次のライブまでに書き上げたかったんですが全然まとまらないので連続小説風にすることにしました。 ここにひたすら更新していくつもりです。 どうでしたか?どうだったんでしょう。 NUANCE HALL ONEMAN LIVE『HOME』ご来場いただきありがとうございました。気持ちを飛ばしてくれた方もありがとうございました。 2,000には遠く及びませんでしたが、大勢の方がNUANCEのワンマンを観に足を運んでいただけたコト、感謝しかありません。 ライブが終わった

          連続感想戦小説『HOME』

          無能。

          エンタメって結局泥を啜る商売だと思うんです。それが泥なのか砂金なのかはわからないし、その様を見せるのか見せないのかの違いもあるでしょうけど、たとえ「フフーン」みたいなエンタメでも水面下では誰かが血の滲むような努力をしている。それが努力だと思わない人もいるし、それが好きでやってる人も使命だと思ってる人もいる。そしてそれらに対価を払ってくれる人たちがいる。それを価値以上だと思う人もいれば価値以下で損をしたと思う人もいる。それを揶揄して人生の糧にしている人もいる。対価を支払ってくれ

          無能。

          増えるよね。 わかめ。

          よく「特許申請したほうがいい」とか言っていただけるんですけど、 特に発明したワケでもないし、昔からよくある手法を落とし込んでるだけなので、みんなドンドン演ってくれたらイイと思ってます「ダブライズ」。 尋常じゃないカロリー使うので皆んな費用対効果として演らないのでは?と思ってます。「リハは1日だけ」「発表は基本1日限定」「先方にオケあげてmixお任せ」という暗黙のルールがあるのですが、これはカロリーを最小限に留めて尚且つ先方のPが楽しめるギリギリのラインだと思ってます。(歌っ

          増えるよね。 わかめ。

          タイトル未定

          釣りです。 TIFが終わりました。去年初めて参加したTIFでは台風が来風して1日だけの参加となり右も左もわからぬままSKY STAGEにたどり着けず階段から手を振ってくれるたくさんの人たちにライブよりも感動したのを覚えています。 それから8ヶ月が経過し、新体制となって初のTIF。それぞれがそれぞれの想いを持って臨んだコトと思うので割愛(そういうとこだぞ)。とにかく裏で働く人たちが素晴らしかった。演者はありがたいことに遠いステージや物販会場にはシャトルバスで移動させていただい

          タイトル未定

          アイ・ケイ・アイ

          「生き急いでいる」とよく言われます。 果たして本当にそうでしょうか。 「急いでいる」というのは『どこにいくかいつ着くか』を知り得ているから「急ぐ」のであって、こと人生においては『いつ着くか』なんてマジで意味わかんなくないすか?これ書いている時に巨大隕石が落ちてきたら、それが『その時』で、その時を知ってて急いでいたなら『我は急いでおる』と言えるのでしょうけど。そんなのわからんちんじゃないですか。 なので我々は生まれた時から見えないゴールに向かって走り続けなきゃいけないルールの中

          アイ・ケイ・アイ

          シン・メン

          『死ぬと云うこと』と『新メンについて』の2つのタイトルが決まってたんですけど、とりあえず新メンについて書こうと思います。 新メンに関しては新田が新田になるにあたり募集を開始していたので、それなりの期間募集していてそれなりの人数が集まって、それなりの人達とお会いしてどうのこうのしていたのですが結果的に今の3人は『最後の3人』でした。 僕が「アイドルに求めること」と云うのはあまりなくてどちらかと云うと「ハラ決めてるか」とか「地頭の様子」で決めてます。それはオリジナルの4人もそう。

          シン・メン

          march ne.

          藤崎家の習わしで想定して、あと僕が12年生きて死ぬ間際、走馬灯で『この年のこの月凄かったねBEST12ヶ月』が発表されるとしたら間違いなく2022年の3月が『BEST3月』になると思う。 後にも先にもこんなに怒涛だった3月はそうはない。 新田(ex.みお)脱退から3ヶ月でのmisakiの脱退。 フェヌュVを成功裡に終え5月5日のKT Zeppワンマンを発表して10日後の出来事。広辞苑の“青天の霹靂”の例文に取り上げられてもおかしく無い霹靂。 もしくは“狐につままれた”の狐で

          march ne.