「るりともも」

「ぐりとぐら」みたいな感じで。

「るりね」と「ももこ」はお互いが別ベクトルの生物ですね。
『対照的』ではなくて『水と油』でもなくて『赤と青』って感じ。何がって言われると難しいんですけどお互いNUANCEで出会ってなかったら目も合わせない関係だったんじゃないかと思います。『仲が悪い』とか『嫌い』とかじゃなくて《住む世界が違う》。そんな2人が同時に入ってきたの実に興味深いお話。

■るりね編
「静岡住まいの高校生がどうやって横浜のアイドルになるつもりなんだろう」
これが『るりね』の第一印象。印象っていうか疑問。ま、今出来てるんですけどね。第一印象は「なんて丁寧な子なんだろう」。LINEのやり取りの文章が17歳とは思えないほど丁寧でキチンとしていて「親御さんの躾がさぞかし行き届いた教育をされているのだろうな」と感じていました。

が。んが。

後日談として親御さんに話を聞いたところ「面接対策とかのwebからテキストをコピペしてたっぽい」事が判明しまんまと騙されたし、昨今の企業のオンライン面談とかって、こういうの全然あるんだろうなと17歳に勉強させていただいた次第です。ありがたやー。オレのピュアな気持ちを返して欲しい。
17歳って若いなーと思ってたんですけど、新田が入ってきた時15歳だったなーとか。思いつつ。この頃って大人を信用したくないじゃないですか「若さが正義」みたいな。そんな感じです。だから日々「ここは学校じゃねーんだ」と言われてます。かわいそう。

って、こういうことを云うと「ねーやだー、そういうこと言わないでくださいー」みたいになるんです。第三者に勘違いされたくないけど、自分で伝える術がないみたいな感じ。青春ですね。青春。一緒にはしないですけど。この業界はどうしたって勘違いされる商売なので(現に「偶像」とか言ってるしね)、その辺をうがらずに受け取れるといいなぁと思います。

あと、絶対に本人は言われたくないと思うんですけど、しゃかまり方の角度がちょっと似てるんですよね。僕に。かわいそう。まだお若いのに。

で、二次審査に行くんですけど静岡からわざわざ来てもらうのもなんなんで、一旦映像でダンスと歌を送ってもらったんですけど、その時の僕とわかの感想は。

🗻「家主全力で踊ってるのに全然ムシしてフレームインしてくる猫かわいい」

🔴「(壁のコンセントの形状を見て)この家、注文住宅だな」

でした。

前のnoteを読むとわかるんですけど、基本《即戦力にならないのに、強引に戦力に仕立て上げる》グリーンベレーみたいな事務所なので(諸説あります)、二次審査のダンスと歌は割とアレです。でもってオンライン面談でもよかったんですけど、ちょっと新幹線乗りたくなったので静岡まで行って面談しました。いやぁ、よく喋る喋る。「自信ないけどとりあえず前向きな姿勢見せなきゃ!」っていう気持ちが全面に出てましたね。面談終わって帰る時に「静岡良いところなんで堪能して帰ってください」って言われたのが一番面白かったです。

『人の気を遣うのに全力使う系人間』

なので、疲れるだろうなーと思いますが、エンタメ演るには絶対的に必要な要素なので若いうちにバランス取れると良いですね。あと20日くらいで。そのくせクチ悪いキャラになりがちなんで“損して疲れるだけ”よと毎日言ってます。

結構オーディション受けてたっぽくて、最後にNUANCE受けたんですけど、その全ての事務所に「ありがとう」と伝えたい。


■ももこ編
ももこは全部オモシロイじゃないですか。“湘南のドンキが産んだ名作”だと思ってます(思ってません)。なんかねー、全部オモロかったんですよ。

オーディションに「バストアップ」と「全身」の2枚の写真送ってもらうんですけど。バストアップの写真が

新幹線の車内でピースしてる自撮り

なんですよ。スゴクないですか?オーディションですよ?新幹線もスゴイけどピースはその5倍すごいじゃないですか。その写真がこちら




いや、いくらクリックしても出さないですよさすがに。僕も人なので。
で、全身の写真が

どこかのショップの更衣室の中で自撮り

しかも、手を前に出し過ぎてて手が顔よりでかいんですよ。最高。
自己PRも全然アイドルになりたい気持ちとか書いてなくて「バイト4年間続けてました!」って。バイトの面接かな?となり。

「これはもう、会うしかない」

となったので、ある意味僕の負けかもしれません。

歌唱審査の希望曲も70曲以上あるNUANCEの曲から唯一の企画曲
《猫じゃらし乙女じゃらし》ですから、もう隙がない。で、全然(歌も踊りも)出来ない。たぶん過去イチ出来てなかった。「動画撮っておけばよかった…」と後悔しました。思わず「全然できないね」って口にだしたら

「えー、ひどーい!」って言われました。動画撮っておけばよかった。

でも、面談の立ち回りと度胸は点数高かったですね。脊髄反射で答えてるかと思いきや一回脳みそ通ってるんですよね。あれ、何で培ったんだろう?特典会で桃子に接してる人はわかるかもです、あの回転の速さ。あとあの《生きてるだけで丸儲け感》謎ですよね。人生2週目なのかな。現状、今の5人の中では一番何も出来てないんですけど、桃子に「大丈夫!頑張った!」って言われると「おお…そうか。」ってなる。結果「いや、お前が頑張れよ」ってなるんですけど。初手の出来ない度は城戸より酷かったんですけど、なんとか喰らいついてワンマンまでに仕上がりましたね。

ちょっと今までのNUANCEには居なかった存在ですね。ギャルなのかって云われるとわかんないですけど「ギャルゥ〜」って言ってた方がオモロイと思います。ひとつの議題で5分以上経過すると疲れちゃって考えるのを止めて貝になるのでせめて8分は持って欲しいと思ってます。

そんな2人が二次審査を通過して、最終審査「現メンバーと一緒にタイムマジックロンリーを歌って踊る審査」に同日同刻で初めて顔を合わせます。その話は次のnoteで(未定)。


今、ふと思ったんですけど、冒頭で『赤と青』と言いましたが、混ざると「紫」になるからハツネみたいになったら嫌だなぁと思いました。
蛇足です。

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