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わからないよね。 #わかる

『苦渋の決断を断腸の思いでする時、人間はどのような状態になるのか』という臨床実験を行っています。現在のところとりあえず胃はずっと痛いですし、コーラを飲む量がグッと減り、優しい食べ物を好みます。

前にもnoteに書いた気がしますが、まだ結成して1年も経ってないフワフワしてた頃、現在パプアニューギニアで寿司職人をやっている初代MGに「いずれ、わかがこのグループを支える柱になる、でもそれに気がつける時まで辞めなければだけど」とよく話していたのですが、持ち前の努力と根性とあと頑固と頑固(主に頑固)で乗り越えてきた“赤丸リーダー・川井わか”が卒業します。

『頑張った』と『ごめん』という感情が1秒に5,000回ゲノムレベルで交差します。『ごめん』は単純にもっと良い景色を見せてあげられなかった「あの時もっと…」「ああすれば…」とかが走馬灯のように女々しく巡ります。
『頑張った』はもう、頑張ったでしょう。正確には『頑張ってくれた』。様々な艱難辛苦を乗り越えてNUANCEをここまで引っ張ってきてくれた人。
感謝しかない。頑固だし全ての案件を一回持ち帰ろうとするし石橋を叩いてほぼ渡らないからめんどくさいけど感謝しかない。

《卒業》という単語を初めて使いました。それについては追って。
*追ってといって書いたnoteは現在のところ存在しません。

ていうか「卒業の発表をしたらスペースとブログで思いを長文で書きます!」って言ってたから、それまでオキモチしてなかったのに、フタ開けてみたら「(主文)ありがとう!」しか書いてないので、今ここに書くと「あとで書こうと思ってたのに!」とか無駄に怒られそうで何も書けない!

唯一意気投合したのが、ラストライブのタイトルを「わかった。」にした事くらいかもしれません。嗚呼。

あと、蛇足だけど城戸博士が口々に「数ヶ月前から知ってた」って言ってるけどアナタの『数ヶ月前』って1〜3ヶ月の間じゃん。『2ヶ月』を『数ヶ月』っていう人居ないから、ってことは3ヶ月前以前くらいに決まってたってことじゃん。って考察されるのダメだなぁと思いました。よ。

さて。

僕は今27歳なのですが、古いタイプの思考の人間なので『まずは3年続けないと始まらないし、5年でようやく理解して、7年経ったら独り立ち』とか思ってるんですが(昭和かよ)高校を卒業して応募要項の意気込み欄を唯一『白紙』で送ってきて、歌もダンスも未経験でレコーディングしても“データに波形が出ないオンナ第二弾(第一弾は新田)”として頭を悩ませていた人が、月の半分以上ライブがあるなか、NUANCEを続けるために(諸説あります)現役で大学院に進み、今じゃソロパートをバリバリ歌って、新メンにダンスの手解きをし、挙句振り付け作るところまで辿り着きました。


だからこそ『建築』やって欲しい、という気持ちもあっちゃうのです。


持ち前の努力と根性とあと頑固と頑固(主に頑固)で叩き上げた人が新しい世界に飛び込んだら何をしてくれるんだろうか。というワクワクと、アイドル人生と共に積み上げて来たスキルを無下にさせたくないという気持ち(何目線?)。どうしたってここはまだまだ日本なので。

ここが僕の腑に落とすライン。


7年間、毎日のように一風変わった人たちに会って異種格闘技みたいな日々を送ってたから変な社会適応能力は備わったと思うし、何よりも応援してくれている皆さんのおかげで色々な人生を経験できたと思っています。感謝。
残り3ヶ月あまり、今まで以上にギアを上げて参ります。いつでも、どこでもライブが観に来れるようにたくさんライブをやるつもりです。いつもの人も、久しぶりの人も、ちょっと気になったアナタにも「川井わか」の棟上げに参加してください。餅は撒きません。時々ポテトを撒きます。

川井わか、はじめてのわがまま見届けてください。


NUANCEは続きます。その話は後日。
*後日といって書いたnoteは現在のところ存在しません。

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