こまっていた。

色々と思うことがありすぎて今回のワンマンは様々な思いに包まれている。いた。一番冷静になってはいけないタイミングでド冷静になってしまい甚だこまっている。いた。

何度か話している通りワンマンで身の程を弁えない規格と予算を度外視した公演をしたり、もっと柔和に楽しくやればいいのに振り入れした次の日に披露したりなんだりとやってきたのは自分が楽しいからではなく(ただ恨まれるだけ)「今、目の前の時間を使っているメンバーへの未来へのお土産」としてやっているつもりだったのだが、なんかポッと。

「え。なんか自分、烏滸がましくない?」

という波がドバドバと溢れてしまった。ドバドバと。この一週間垂れ流している。いた。

決して長くない『アイドル』というカテゴリに若き日々の1分1秒を費やしてくれているのなら、上長のものとして与えられる最高の状況をぶち込みたい。少しずつ大きくしていく前に事が断たれてしまったらもったいない。だとしたらできる限りのチャレンジをして逢い難い経験を積めば、今は判らなくともその先の未来に使える無駄じゃなかった時間を提供できるのでは。とか、月に10本以上のライブをやってれば自然と流れ作業的になってしまうのでメリハリを出す緊張感を与えるために無茶振りをする。とか。『今』というより『その先に得するヤツ』を自分の拙い人生経験から得たものの中から出してきたんだけど。

「それ、いる?実際?」

という鬼禅問答。

ひたすら悩んだ挙句、答えはでたんですけど、それはここでは詳しく書きませんが、掻い摘むとたぶん「もっと楽に楽しくありたい」って妥協しようとしてたんだなと。そうじゃないところに“らしさ”があるのに。

少し前に、4年くらい前に“タイで寿司職人になる”と言って辞めていったスタッフとご飯を食べてた時に「あの時、藤崎さんに言われた事の意味がやっとわかった」っていう話をされたことがあって。それを何かの拍子で思い出して。自分にはこのスタイルしかできないんだなと思い直したのが今日の朝くらい。ギリ。

逆に返すと、その妥協を取ろうとするほどに今のNUANCEの状況は良いという事なのだと思います。数々の荒波を乗り越えすぎて大破した船をイカダにして漕ぎ続けるわかと、そのイカダにしがみついてきたはつきょ。そこに浮き輪で登場した城戸。短期間で構築した不思議な関係性がオモシロくもあり、もしかすると羨ましくもあるのかもしれません。

今回のワンマン集客はいつも通り大苦戦、過去にないくらいの苦戦を虐げられているのですが、ここから『新しいはじまり』がスタートするような気がとてもしています。今までからの“続くはじまり”そんなワクワクをメンバーから感じている次第です。ここからまだまだなんでもできるなというキモチ。

なので迷っているなら後悔させないので観て欲しい。ワンマンライブです。

チケットはこちら
eplus.jp/nuance-1006/


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