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周りを大事にするために「自分を大事にすること」が一番大切な理由

VRChatに入って、つくづく考えていることがある。

それは、どんな場所でも、結局は人間関係が全てを作り上げるのだな、ということ。

VRも、SNSも、現実も、結局は人間関係

人間関係と一口で言っても、その関係性は多岐にわたる。

例えば、VRChatであれば、フレンド関係だったり、フレンドとそのフレンドとの関係性だったり。
その辺りはわかりやすいところ。なんだけども。

さらに一歩踏み込んで意識すると、イベント主催者と、参加者。ワールドを作った人と、ワールドに訪れる人。

それらも一つの人間関係だし、そこをうまくやれれば楽しいが…

ここで『こじらせる』と何もかもが楽しくなくなる。

VRChatは、良くも悪くもそれらが倍化しやすい場所だなとつくづく感じる。

人間関係は誰が作る?

じゃあ、その人間関係を作っているのは誰なのか?

フレンドになった相手?
イベントの主催者?
ワールドを作った作者?

残念なことに、答えは全てNo。

答えは「自分」だ。
結局のところ、うまく関係を作れるかどうかは自分の一手にかかっているのだ。

「ああ、結局自己責任かよ。」
「だから人生つまんねえんだよクソが」
「結局自分のことなんて誰もわかってくれねえわ」

そう思ってしまうことも、あるかもしれない。

過去の自分はまさにそんな感情を抱えながら生きていた。

そんな感情に包まれて、人生のどん底に落ちたときに手助けをしてくれた、私の恩師の言葉を思い出す。

《自分の居場所がないのは、自分が自分を助けようとしていないだけ》

もし自分の場所がないって感じたら、それは「普段の自分」が『本当の自分』の場所を提供してあげようと思ってないだけや。

ちゃんと『言葉にできない心の声』を聞いてるか?
声を聞いて、ちゃんと認めてやってるか?

変に決めつけて「それは自分のものじゃない!」なんて自分の心に蓋をして押し込めてないか?

自分が自分を粗末にしてたら
周りからももちろん粗末にされるで。

まずは、自分が自分を丁寧に扱うんや。
一つ一つ、心の針を抜いてやるんや。

そうやって、自分の心を丁寧に扱うと、自分の心の感度が戻ってくる。
自分の周りにある、多くの「手」を差し伸べる人に気付けるようになる。

その手を取り合って、少しずつ自分の活かし方を学んでいったらええんやで。


そうやって、恩師は私に諭してくれたことがあったのだ。

優しい世界で生きていきたいなら、無意識の自分を優しく扱う

この言葉を聞いてから、「自分を丁寧に扱うとはどういうことなのか」を理解しようとする、自分自身の人生の旅が始まったように思う。

旅と言っても、別に何か世界をまたにかけて旅行するわけではない。

ただ、今までできていなかった
自分を大事にする人生を歩み直す、という感覚。

その中には、例えば何かの全国大会で優勝する!とか、一攫千金を当てる!みたいな、激しい喜びがあるわけではない。
ただ、静かに少しずつ、潮が満ちていくかのように、日々の彩りが戻ってきたのだ。

今、こうしてVRの世界を覗けるようになったのも、毎日こうしてご飯が食べられるのも、最悪な時期の自分からしたら全て奇跡のようなもの。
ただ、普通に生きられることの喜びを感じられるようになってきた。

全ての起点は
「自分の居場所を自分に作ってあげる」と
決めたことだったのだ。

心の棘が抜ければ、人間関係の作り方もわかってくる

今の自分を見てみると、あの頃はトゲトゲしていた自分の心が、少しずつ棘が抜けてきているように感じている。

まだまだ棘が残っているなと感じることはあるが、それに気づかせてもらえる仲間や友達がいてくれる。

棘が刺さっている時は気づかなかったが、この棘を触れられるのが怖い!と勝手に思い込み、人に触れられることを極端に嫌っていた。
そうして、「自分を助けてくれる救世主が出てきてくれないか」と、周りをずっと探していた。

でも、本当の救世主は、自分の心の中にいる。
自分がきちんと自分に向き合えば、世界の捉え方が変わり、ずっと無理なく生きていけることができる。

無理ない自分の周りには、自分が素敵だと思える人が集まってくれる。
この人とは合わないかも、と思う人とは、自然と距離を取れるようになる。

だからこそ、常に、自分のことを大切に、丁寧に向き合ってあげることが、1番の近道なのだなと感じている。

次は『自分を丁寧に扱う』ことについて

さて、ここまで話をしたときに、ひとつ誤解が生まれそうなところがあるなと感じている。

『自分を丁寧に扱うこと』とは一体なんなのか?

ここを間違えると「自分が思った通りにやってるのにうまくいかない!!」「自分が幸せになりそうなことをやってるのに何故か幸せになれない!!」という、《自分のミスマッチ》が生まれてしまうのだ。

これについては、また別の機会にじっくり触れていこうと思う。

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それでは、また。

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