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まだ名前のついていない新規プロジェクト、はじめます。

コロナの影響はすべての人が受けているわけですが、もともとの生活状況や経済基盤、社会関係資本によって、そのぐらつきには大きな差があります。

今回、コロナの影響を受けて、生活がより難しくなっている方、そして、そうした方を支援・サポートしている方を《遠隔からバックアップさせていただくためのプロジェクト》を発足・始動させました。まだプロジェクトの名前は決まっていません。

すでに全国から有志のメンバーが20名ほど集まってくれています。内容については、まだまだこれから詰めていきつつ、具体的な仕組みに落とし込んでいければと思っていますが、関心のある方や関わってみたいという方は、ぜひなんらかの形でお力添えいただけますと幸いです。

以下、現時点で考えているイメージです。まだ構想ですので、メンバーと意見交換しながらどんどん改良・改善していきます。

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◯背景・前提
新型コロナの状況下でこれまでより過酷な暮らしを強いられている人がいる。医療関係者・福祉関係者・輸送業者・水商売関係者・低所得者・ホームレス・シングルマザー・家庭に居場所がない方など。この時代を生きるすべての人が生活の変化を余儀なくされているわけだが、その中でも変化に対して耐性(余裕)がある人とそうではない人がいる。少しの変化が命取りになる状況下で暮らしている人が一定数いるというその事実に対して、社会を構成するメンバーであるわたしたち一人ひとりはなにをするのか。なにができるのか。

今回のプロジェクトでは、直接現場には行けないけれど、遠隔(リモート)で活動や団体のサポート・お手伝いをしたいという方々を可視化したり、コミュニティ化したり、具体的なサポートを届けるためのプラットフォームづくりをしていきたい。

◯なぜ藤本が発起人になるのか
2014年より兵庫県・尼崎市をベースに「まちづくり」「コミュニティデザイン」「場づくり」をテーマにいろいろな活動・事業を展開してきた。

わたしは、そのプロセスの中で多様な人に出会い、自分の知らなかった世界をどんどん知っていった。障がいのある人の友達もできた、LGBTQの友達もできた、シングルマザーの友達もできた、アラサーフリーターの友達もできた、ホームレスの友達(友達とは言えないかも。知り合い)もできた、風俗で働いている友達もできた、少年院に入っていたことのある友達もできた、外国籍の友達もできた。社会にはいろいろな属性の人たちがいることを知った。

そして、自分自身にもひとつの、いや、多様なラベルがあることを知っていた。親が離婚していること、祖父母に育てられたこと、高校のときの彼女が父子家庭で、その彼女の弟はグレてどうしようもなかったこと、高校の先生からは見放されていて将来になにも希望は持っていなかったこと、それでも尊敬すべき大人との出会いで自分が変わっていったこと。

でも、人間は、ラベルで判断できるものではない。

そして、困難な状況で生きる、ということは、個人の責任では決してない。

「社会」がどんどんと断絶されて「社会」ではもはやなくなっていくその先で、しかしぼくは人間であることをやめないために、自分になにができるのかを考えたい。それでもつながりを持ち続けて、かろうじて「社会」を存続させたいと思う。

クソみたいな学生生活を送っていた自分だからこそ、なにかできることがあるのではないかと思っている。みんなの思いを乗せて、このプロジェクトを一緒に取り組んでいきたい。

◯なにをするのか
《サポーターのコミュニティ化》
わたしたちはまず「(リモートで)自分にできることがあればなにかをしたい」という人を集めます。能力やノウハウ、想いのあるメンバーを「Slack(現時点の想定)」上でコミュニティ化する。

《メディアづくり》
支援の受け入れ先の団体を掲載するWEBサイト・メディアを構築する(既存のメディアにも協力依頼予定)。今回のメディアでは数をたくさんということではなく、事前にいろいろと調整・相談させていただいた上で納得いただいてから掲載する予定。

《具体的なサポートの提供》
基本的にはオンライン・リモートでの関わりにはなると思われるが、具体的なスキルや時間をその団体の活動に提供していく。

◯具体的にどんなサポートが可能か
現在、想定している具体的なサポートは以下。今後、メンバーの増員によってできることも増えてくると思われる。とりいそぎ、100名ほどは早急にコミュニティ化したいと考えている。

▷ファンドレイズ(資金調達)
→実際に寄付で応援してくださる方もいると思われる。またこのコミュニティメンバーとして資金調達を仕掛けていくことも想定。

▷広報支援・プロモーション
→デザイナーがメンバーにいるので、広報発信のノウハウ提供を無償で行う。また、広報物の作成等のサポートも可能。さらに、コミュニティ(個々人も)として、また、メディアとしても情報発信などを行う。

▷オンライン化のサポート
→今後はオンラインでの取り組みも増えてくると思われる。その際にそのノウハウの提供を無償で行う。オンラインイベント/相談会/説明会など。発起人の藤本がオンラインのノウハウを一定蓄積しているので、全力でサポートさせていただく。

▷メンタリング・カウンセリング
→今、たとえば、宗教者が求められている役割として、日常を過ごす、人の話を受け止めるというケア的な要素が増えているように思われる。なにかしてみたい、誰かの役に立ちたいと思っている僧侶の方に、メンタリング/カウンセリングという部分で関わっていただきたい(予定)。

▷その他
→そのほか、コミュニティに共感してくださるメンバーが増えていくごとに多様なことができるようになっていくと思われる。まだまだできることは少ないが、できることをやっていければ。賛同してくださる方は「このような形でのコミットが可能だ!」などあれば、ぜひ教えてください。

◯ターゲットは誰か(コミュニティに関わるターゲットイメージ)
・暮らしの状況は変化したが、それでも一定の余裕(時間・資金)がある方
・可処分時間は増加したが、生産的な、あるいは社会的な活動に充てる時間がなくてフラストレーションが溜まっている方
・この状況で自分になにができるのかもやもやと考えている方
・福祉やマイノリティ、差別や偏見などというテーマに関心のある方 など

◯ビジョン
今回のこの仕組みが一定形になれば、今後、可処分時間をよりソーシャルな活動に投入できるようになるのではと考えています。しかも、この状況が示してくれているのは、現地に行かずとも気になる団体のサポートや応援が可能になる仕組みができるのではないか、ということです。自分の時間をより意味や価値を感じられるものに投下・投資したい、というニーズはあるけれども、どのような形でそれが可能になるのか、というところの入り口のデザインがなされていなかったように思っているので、今回の状況を契機にそのデザインをしていきたいと思っています。

また、この仕組みは、コミュニティ発のプロジェクトのモデルとして、一定の可能性を持っているものだと考えています。人の集積(コミュニティの力)が具体的に社会を変えていくこと。そのことをこのプロジェクトを通して実現していきたいと考えています。

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いろいろな情報を現在、募集中です。

・具体的に関連しそうなサポート/支援をしている団体がいる
・現在、とても困っている状況に置かれている人が身近にいる
・メディア関係でこのプロジェクトに協力してくれそうな団体を知っている(いくつかはすでに協力予定)
・アイデアやスキルの提供、動くよ!など実際に関わってくださる方 など

現場からの「関わってほしい!」「こういうお手伝いがほしい!」という声も聞こえてきています。そして「こんな難しさがある」という声も。

自分にできることはとても少ないですが、今できることをやっていきたいと思っています。もちろん、長いスパンで見てなにが大切か、どういう社会にしていくべきか、自分はどう生きるべきか、という問いも持ちながらですが、やっぱりいてもたってもいられないので、できることからやっていきたいと思います。

みなさんもできることがありそうだったら(できることがなさそうでも)、ぜひ関わってください。プロボノではありませんので、専門性やスキルなどはほとんど関係ありません。ぜひ、一緒に。

ちょっとでも、ちょっとでもいいなと思ったら、なにかの形で応援していただけると本当にうれしいです。よろしくお願いします。

最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。更新の頻度は不定期ですが、フォローなどいただけると大変うれしいです。