パーソナルトレーナー藤井自伝192

昼夜逆転！夜働いてる人のためのダイエット方法

よくある質問で、夜勤だから従来のダイエット法ができない。
昼夜逆転の生活であったり、日勤と夜勤と混合で勤務時間がバラバラで不規則な生活になってしまう。
そういったことから過食が止まらない。
そんな方のために、夜働いている人のためのダイエット法についてお伝えしていく。

まず知っておきたいのは昼夜逆転の生活によるデメリットである。
1つ目が食事時間がバラバラによるデメリットだ。
カロリーを摂取する時間がズレることによって自律神経が乱れてしまう。
自立神経がズレることで食欲の増進に繋がり、更にストレスも溜まりやすい状態になってしまう。
そこからストレスホルモンであるコルチゾールを誘発し、筋肉を分解し脂肪を溜め込みやすくなってしまうのだ。

また、不規則な時間帯になることといつでも食べることができない状況になることで、食べ貯めをする傾向が強くなる。
食べ貯めというのは本来できないので、太りやすい食生活にもなってしまう。

また、あまり時間がないという理由で食べやすい糖質に偏った食事になりがちなのも弊害である。
おにぎりやうどんといった炭水化物中心になりやすく、栄養不足であったり、血糖値のコントロールがしにくくなるため太りやすく痩せにくい食生活になってしまうのだ。

ではこういった不規則な生活になっている方がどのようにダイエットをすべきなのか。
ポイントは生活リズムと自律神経を整えることである。

具体的には起床後のタイミングを一定にすることが重要。
一つは食事タイミング、そして運動のタイミングである。

１，起床後からのリズムを一定にする
２，起床後1時間以内に食事を摂る
３，毎食に肉・魚・卵・大豆製品を必ず入れる
４，食事量は起床後〜2食目でカロリーの70%〜80%を摂取する
５，間食はお菓子から、卵や豆腐、チーズやナッツなどに置き換え
６，1日の中で最低1回、同じタイミングで10分の運動・ストレッチをする
７，睡眠時間を一定にする（7時間程度）

この7つの習慣を徹底することで昼夜逆転の生活であっても、デメリットを緩和し、痩せやすく太りにくい生活習慣を保っていけるようになるのである。

続く