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みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!

きょうのテーマは、「体裁のいい答え」です。

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体裁ていさいとは


体裁とは、

外から見た感じ・ようす。外見。外観。
世間の人の目にうつる自分のかっこう。
相手を喜ばせようとするような振る舞いや口先だけの言葉。

デジタル大辞泉

心の動きをキャッチする


きょうのテーマ「体裁のいい答え」に関し、『新装版 目からウロコのコーチング/なぜあの人に部下がついてくるのか?』に書いてあるこんな箇所に目が留まりました。引用します。

「Yさん、私の質問に対して、体裁のいい答えを考えていませんか?
Yさんはしばらく黙っていました。
「時間が必要ならしばらく待ちます」と告げると、「そうしてください」といいました。
Yさんが再び話しはじめるまでの時間は、だぶん30秒ほどだったと思いますが、長い時間に感じられました。
「私は、その場に合う答えで繕ってしまうせいで、自分の本当の感情から離れてしまっているのかもしれません」と、Yさんが声を絞り出しました。
それを聞いて私は「私がもっと有能なコーチだったら、Yさんの内面の感情にいち早く気づいていたのに・・・そして、もっと早く進んでいたはずなのに」と、申し訳なく思いました。しかし、そのことにYさん自身が気づいたことは、この日の大きな収穫でした。
「私は、話しをするときに、あとに不都合が残らないことを重要視しているのかもしれません。つまり、上手くまとまることが心の平安にとって重要だったんです。うっかり本音をいって、シマッタと思いたくないのですね。」見過ごしてしまいそうな心の動きをYさん自身がキャッチできたことにも、私は感動しました。

11章「質問をクリエイトする」より

自分の直感に敏感でいる

そしてこんな文章で結んでいました。

コーチは、「いつもと違うな」「何か引っかかるな」「胸騒ぎがするな」「寒々しいな」「この言葉にヒントがあるかな」「ウソをついているのに、本人も気づいていないな」「肩やノドに力みがあるな」ーーーピピッ・・・という自分の直感に敏感でいてほしいと思います。相手に正直に伝えることで、コーチングに新たな展開が生まれることがあります。

11章「質問をクリエイトする」より


コーチングは、実に奥が深いです。
いかがでしたでしょうか。

さあ、きょうから8月も2週目に突入ですね!
あなたオリジナルに、彩り、デザインしていきましょう!

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