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2020年9月の記事一覧

Fichronicle #21『冊子とサウンド』

2020年9月21日(月)

今日みたいな夜の空気は昔の秋を思い出す。いくつかの場面が浮かぶ。あの時そこを歩いていた。あそこは今はどういう姿をしているのだろう。散策にいくのもいいかもしれない。

2020年9月22日(火)

とある番組で世界との交流の場だった街を訪れていた。日付も変わりそうな時間帯で少ししか観てないけど、その街で雪が降ることに驚いた。持っていた印象として温暖で過ごしやすい気候だと

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Fichronicle #20 『ハードカバーの物語』

2020年9月14日(月)

空気が変わった。秋になったのだ。昨日までのあの暑さはどこかへ行った。今年は梅雨明けも少し遅かった。今年の夏は僕が好きなバンドの歌に出てくる「短い夏」という言葉がとても似合うものだったと思った。

2020年9月15日(火)

空気が少し変わったこともありひんやりとした夜。さすがに半袖ではいられなくてタンスからパーカーを出して羽織った。洗ってから一度も着用されていないパ

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Fichronicle #19 『キーボードは時を奏でて』

2020年9月7日(月)

カラオケに行った。予約をしてたのでしっかりとエレキギターを弾くことが出来る部屋を利用することが出来た。

ギターを弾きながら喋ることが出来るようになった記念のカラオケ。ここにはマイクもスタンドもあるからミュージシャンの真似っ子も出来る。
今までは出来てなかったけど、今日から出来る。
家にマイクはないし、それに声を出すのは少しはずかしかったので、普段レベルなら声量は出せて

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Fichronicle #18 『メリーゴーランド』

2020年8月31日(月)

ぶどうの実のようなアイスを食べる機会が何度かあった。
見た目からは想像がつかない、なめらかな食感がして、パッケージの裏面に書いてある内容を確認すると水あめの文字があった。きっとこれがこの食感の正体なんだろうなって思ったり。

アイスはもちろん、つめたい。アイスだから。
口に入れるたび、ひんやりを越えた温度が僕の口の中に広がる。つめたさが僕の口には刺激的なようで、熱々の

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