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#18 身につけたら無敵の勉強法!

 こんにちは、英語講師のふえです。
 皆さんそれぞれの勉強法があると思いますが、今日は私の勉強法の一部をご紹介します。この勉強法は、私がTOEIC満点を目指していた頃に実施したもので、その後実際に満点を取ることができました
 この方法で勉強して、皆さんも目標達成に近づきましょう!


問題の悪い使い方

 資格対策といえば問題集と過去問、受験対策といえば問題集と過去問ですよね?でも、使い方が悪ければ、実力を伸ばすどころか時間の無駄遣いになりかねません。

悪い使い方とは…
①今の実力に合っていないものを使うこと
②問題を解くだけで答え合わせをしない
③解いた後、答え合わせまでしかしない
というようなものです。

 つまり、解きっぱなしにしたり、正答率だけ確認して終わりにしてはいけないということです。せっかく1000円〜2000円くらい出して買う問題集ですから、徹底的に使い倒しましょう!
 必要なのは、次に間違えないための対策です。

どうやって取り組むのか

 それでは、私が実際にどのように取り組んでいるのか、その手順をご紹介します。

⓪適切な難易度の問題集を選ぶ
 まずはここからです。目的や実力に合ったものを選んで、購入します。問題集を選ぶときにどこを見たらいいかはこちらの記事をご覧ください。

①問題を解く
 これは言わずもがなですね。

②答え合わせをして、誤答を見つける
 間違えたところを次に間違えないようにすることが大切ですので、ここがスタート地点とも言えますね!この時点では、解説まで読む必要はありません。

③ノートを区切る
 ここからノートの作り方を紹介します。まずは下の画像のように、見開きで開いたノートを区切ります。

点線はノートの綴じてある部分です。

 私は書けるスペースが多いA4ノートを使っていますが、よくあるB5ノートでも全く問題ありません。①には問題を解いた日付、②には問題集/過去問のタイトルや年度を書きます。

④ノートに問題を書き写す
 ③のスペースに、間違えた問題を書き写します。空所補充、並べ替え、正誤判定などの問題の指示、問題の本文、選択肢の全てを書き写します。この作業のときに「あ、そういうことか」と間違えた理由に気づくこともあります。

実際に使っていたノート。これは「でる1000」ですね。

⑤自分の解答と解答根拠を書く
 ノートの見開き右側のページに移り、④のスペースに自分の解答と、なぜそう答えたのか、という理由を書きます。もちろん「勘で答えた」とか「全くわからなかった」という場合もあるので、それはそれでOKです。
 これは、自分の考え方の癖を知るために記録していきます。

⑥正答を書き、今回自分に足りなかったものをまとめる
 これが最も重要です。まずは⑤のスペースに、正答を書きます。その後、その問いを今後間違えないようにするために、必要な知識をまとめておきます。解説を参考にしてもいいですし、自分だけで調べてもいいでしょう。例えば知らない単語や熟語があれば、その意味を調べて記録。構文がわかっていなかったのなら、その構文について調べて記録。文意が汲み取れなかったなら和訳や背景知識を調べて記録…このように、次回同問や類問を間違えないよう、徹底して調べて記録をします

自分用なので字は上手くなくてOK

⑦復習する
 ここまでしても、悲しいことに人間は忘れてしまう生き物です。このノートを使って復習をしましょう。右側のページを隠すか、ノートを折り返すことで、問題だけが見れる状態になります。ここまでのノート作りは、自分が間違えた問題だけが載っている問題集の作成だったということです。

これって効率悪くない?

 ここまで読まれた方は、ここまでやったらめちゃくちゃ時間かかっちゃう!そんな時間あるならもっとたくさん問題を解いたほうが良いのでは?と思われたかもしれません。しかし、わからないことや知らないことをそのままにして試験本番を迎えるのは危険です。資格試験のテストは抜き打ちテストではありませんし、試験範囲や問題傾向も概ねわかっていますから、自分の弱点はなくしていくべきです。また、たくさん問題を解くことは目的ではなく手段です。たくさん問題を解いたから実力が上がるわけではなく、弱点や知識の穴を埋めた分だけ実力が向上するのです
 この勉強法をやっていくと、「またこのパターンで間違えた…」ということが多々発生します。そういった経験をすることで、次に問題を解くときに「こういう問題はここを気をつけて解こう」と注意することができます。仕事やスポーツでも、自分がしそうなミス、したことがあるミスに対する対策って大事ですよね?資格試験でもこれは全く同じことなのです。

 今日は「身につけたら無敵の勉強法」と題して、ノートの作り方を紹介しました。こういった振り返りができれば、1冊の問題集の効果を何倍にもできるはずです。勉強の質の向上を目指して、ノート作り、今日から始めてみませんか?

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