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#4 私の英語学習 Part2 高校編

 前回に引き続き、私の英語学習遍歴をお届けします。
 中学校で宿題をやらなかった私は、進学した高校で、今でも『師匠』と慕う先生と出会います。その先生が教えてくれた勉強法などをお伝えします。


1. 『師匠』との出会い

 私は、1年間の留学をカリキュラムに含む特殊なクラスを選びました。そこで3年間担任をしてくださったのが師匠です。師匠は、他の先生方からも「英語のことならこの人が一番!」と尊敬されるような方で、その知識量といったら、私は今でも足元にも及ばないと思うほどです。師匠との出会いは、教員を目指したきっかけのひとつでもあります。

2. 師匠の授業

 そんなに英語ができる人の授業がどんなものか、気になりませんか?ここで、師匠の読解の授業をご紹介します。

〜予習〜
⓪ ノートはA4で、見開きで使う。右側のページを下3分の1くらいのところで区切る。
① 文章がプリントで配られるので、A4ノートの見開き左側のページに貼る。
② 全体を読み、わからない単語や熟語にマーカー。
③ ②の単語や熟語をすべて辞書で調べ、⓪で作った下側のスペースに記録。
〜授業〜
① ある生徒が1文を音読し、日本語に訳す。
② 次の生徒が次の1文を音読し、日本語に訳す。
③ ①と②の繰り返し。文法、語法、発音等に注意すべき点があれば師匠が解説する。
④ 生徒は必要に応じてノート右側のページの上側のスペースにメモをとる。

 文法だけの授業の日や、リスニング教材を使う日もあったのですが、基本的には毎回この流れでした。取り扱う文章は、1年生の頃は教科書でしたが、学年が上がるとニュース記事や小説などにレベルアップしていきました。
 文字だけだと楽しそうに見えないでしょうか?正直、楽しいかと言えばそうでもないかもしれません笑 でも、この授業のおかげで辞書を引く習慣が身につきましたし、それまでは復習中心だった学習が予習中心に変わりました。

3. 早出と残業

 高校生ともなるとさすがに中学時代の勉強法では乗り切れず、対策が必要になった私は、早出と残業をすることにしました。朝のホームルームの1時間前に教室に着いて勉強を始め、放課後も残れる時間まで残って自習をする…それだけです。
 学校教員時代の感想ですが、放課後残って勉強していく生徒は多くても、部活の朝練以外で早出する生徒はあまり多くない印象です。勉強は夜に!という生徒も多いのかもしれませんが、実際に早出すると1時間目には頭がしっかり働くようになっているので、他教科の学習にも効果があります
※個人の感想です。結果には個人差があります。

 日本では、学習の習慣と方法を身につけるという基礎を徹底しました。と言うより、徹底せざるを得なかったのかもしれません。
 そして私は、高校1年生の1月から高校2年生の12月までの約1年間の留学生活に旅立ちます。次回はその留学生活を、英語の学習という点からまとめていきます。

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