2021年7月の記事一覧
顧客の決定だけで、事業の独自性は生まれません。どこで、どんな方法で獲得できますか? 思ってもいない使われ方をしていませんか?[事業編 #22]
素材産業や用途産業では、マーケティング分析は、顧客ではなく市場や用途からスタートすればよい。
『創造する経営者』第Ⅰ部 事業の何たるかを理解する
第6章 顧客が事業である p127より
佐藤先生の解説を引用します。
「ドラッカー教授は、「外部からの事業の見方には、三つの側面がある。すなわち『誰が買うか』だけでなく、『どこで買うか』『何のために買うか』という視点である。あらゆる企業が、顧客、市場
モノ・サービスの重要度・大切度合いを高めることが独自性を生む、と思うのです。[事業編 #20]
市場にとっては、いかなる製品、いかなる企業も重要な存在ではない。最も価値があり、最も望まれている製品でさえ、多様な製品、サービス、満足の一部にすぎない。
『創造する経営者』第Ⅰ部 事業の何たるかを理解する
第6章 顧客が事業である p123より
いろんなメーカーさんが、一つの商品を他社との差別化を目指して新商品やリモデルを続けていらっしゃいます。
そんな商品を、例えば100円ショップなど、より
売れない理由は、あなたが売りたい理由で売っているからです。売れている理由は、顧客の合理性に適合しているからです。[事業編 #19]
顧客は合理的である。不合理であると考えるのは危険である。(中略)顧客の合理性に適応すること、あるいは顧客の合理性を変えようとすることが、メーカーや供給者の仕事である。そのためにはまず、顧客の合理性を理解しそれを尊重しなければならない。
『創造する経営者』第Ⅰ部 事業の何たるかを理解する
第6章 顧客が事業である p122より
良い商品なのに、顧客に手に取ってもらえない……。
「良い商品なんだか
顧客利用者満足度アンケート、信じたくなりますが、本当の顧客の姿を現しているモノなのでしょうか?[事業編 #18]
顧客や市場について、企業が知っていることと考えていることは、正しいことよりも間違っていることのほうが多い。顧客と市場を知っているのはただ一人、顧客本人である。
『創造する経営者』第Ⅰ部 事業の何たるかを理解する
第3章 利益と資源、その見通し p43より
顧客自身のことを知っているのは、顧客自身です。
顧客が描く理想の未来を知っているのは、顧客自身です。
顧客が目指す理想の未来に近づくために、