初の自社ブランド。webディレクターに聞くHP制作秘話。
社長×社外のクリエイターチームで作るブランド
fuacha(ファーチャ)は花茶と果茶の専門店。
株式会社CROSSASIA社長 篠原晋寧氏がブランドオーナーとなり立ち上げた初の自社ブランド。
2022年2月8日にHP &オンラインショップをオープンさせたばかりの、生まれたてホヤホヤのお茶ブランドです。
このブランドの面白い点は、fuacha事業構想メンバーは、社長の篠原氏を中心に外部のクリエイターで構成されているということ。メンバーは、地元で市や企業から信頼されているフリーランスのデザイナー、(株)CROSSASIAも利用しているシェアオフィス「KOIL(コイル)」で出会ったフォトグラファー、webディレクターという、社外のプロフェッショナルたちで構成されています。
WEBクリエイターインタビュー
今回はfuachaのwebディレクター として、公式ホームページ&オンラインショップの制作を担当した株式会社ヴァルワークス 代表 杉山紘一氏にインタビューをしました。
「香り」をHP上で表現するということ
Q. HP制作にあたり苦労した点を教えてください。
杉山氏:
当初、「日常に安らぐ時間を持ってもらいたい」という想いから、全体的にナチュラルでシンプル・余白の多いビジュアルを作りました。しかし、シンプルに綺麗に作り込むことで、弱に冷たい印象が生まれてしまったのです。
その後、さまざまな装飾を試し続け、最終的に行き着いたのが「水彩」を薄く背景に入れることで、欠けていた「温かさ」「柔らかさ」、そして花茶最大の特徴である「香り」を表現することに成功しました。
このアイディアに辿り着くまでが最大の苦労だったかもしれません。
その他にも篠原氏からの方針転換が幾度かあり、その軌道修正にも少し苦労しました。
ファーストビューで表現するのはブランドか、それとも商品か
Q. 篠原氏の方針転換とは具体的にどんなことですか?
杉山氏:
メインビジュアルのファーストビューでブランド全体を訴求するか、それとも主力商品を推すか。これは二転三転しました。笑
最終的にブランドコンセプトを訴求して、まずはfuachaの想いを知ってもらおう。ということになりました。
また、写真に人物を入れるか入れないかの議論もありました。
当初は人物なしだでしたが、冷たい印象があったので生活感を出す意味でも、写真に人物を入れることになりました。人物に関してはモデルさんにお願いする話もありましたが、篠原さん出演でテスト撮影していたらバッチリハマってしまって、本人モデルの写真を採用しました。
Q. HPの中でここは見てほしいという部分はありますか?
やはり商品自体と写真、そして「About Us」ページです。
商品ページは正直まだまだ出来る部分があると思うので、もっと拡充したいと考えています。(現状わかりにくいの表現を修正したり、アレンジレシピや飲み方を充実させる等。)
「About Us」ページはブランドコンセプトから篠原さんの生い立ちの話があり、fuachaをもっと身近に感じてもらえるようなストーリーがあるので見てもらいたいです。サイト(デザイン)はあくまでコンテンツの器でしかないので、コンテンツを楽しんでもらえたら嬉しいです。
さてさて、いかがでしたでしょうか?
インタビューを読んでいただき、ぜひHPもご覧いただけると嬉しいです!
次回は、2月にビッグサイトで開催されたギフトショーの参加レポを記事にしたいと思います!
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