人間不信になる【うつ、大学生、元不登校】

 うつになって約一年半が経ちました。現在は単位をとれるくらいには大学に通えていますし、熱中していることもあります。

 なので、寛解状態に近いのかもしれません。

 けれど、3日寝腐って家から一歩も出ないことはざらにあります。精神状態が悪くなって、ふと泣いてしまったりすることもあります。正直、その本気度は低くなってはいますが死にたいという言葉を一人になると発してしまいます。

そんなことがありつつも、どうにか大学生をやれています。それは、自分の精神状態を把握できるようになって、解決方法がそれなりに分かってきたからだと思います。

 最近、気が付いたのは精神状態が悪くなっている時は、人が信頼できなくなっているということです。

 本当の自分を見せたら嫌われてしまう、自分には相手が気に入らないところが絶対あるはずだ、それをみせないようにしなきゃと考えてしまうようになっていました。

そうすると辛くても人に相談することは無くなってしまいます。一人で抱えすぎてもっとしんどくなっていきます。

そのことに気づいて、私は『これは精神状態が悪くなっているせいで、全員が全員信頼がおけない人物という訳ではないし、友人でさえうまく信じらえなくなっているのは病気のせい。』と自分にいいきかせて、どうにか人に会いに行きました。

一番信頼できる人からちょっとずつ。そうするとだんだん、また人を信頼して、頼れるようになりました。

精神状態が悪くなると自分の悪いところばかりが目につくようになり、自分がすごい悪い人間に思えます。そうすると人からも嫌われていると思うようになります。

 根本的な原因は悲観的になって自己否定していることです。直接そこを改めるというのもいいですが、頼れる人も友人もいるんだということを確かめにいったら、人からそんなに嫌われているわけではない自分に気づくことが出来ます。そうすると自己否定も薄れてくる気がします。

 私は悲観的に考えてしまう思考をどうにかしようとしてきたところがあったのですが、長年しみついたものですし、生まれ持った性質のような気もします。

 だから、そんな自分でも受け入れてくれて、好いてくれる人達に日々誠実に接して、辛くなったら会いに行くこのほうが私にあっているなと感じました。動けなく前に会いにいこうと思います。



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