【読書メモ#4】竜馬がゆく その② 司馬遼太郎(著)
前回「【読書感想#3】竜馬がゆく その① 司馬遼太郎(著)」の続きです。
■【メモ⑤】「困った」の一言は吐かない高杉晋作は平素、同藩の同志に、「おれは父からそう教えられた、男子は決して困った、という言葉を吐くなと」と語っていた。どんな事でも周到に考え抜いたすえに行動し、困らぬようにしておく。それでもなおかつ窮地におちた場合でも、「こまった」とはいわない。困った、といったとたん、人間は智恵も分別も出ないようになってしまう。「そうなれば窮地が死地になる。活路が見いだされなくなる