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読書感想文

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読んだ本の感想や、得た知識をこちらにまとめています。
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【読書メモ#14】本質を見抜く「考え方」 中西輝政(著)

【読書メモ#14】本質を見抜く「考え方」 中西輝政(著)

こんばんは。
久々のnote更新となります。

今回は最近読んだ“本質を見抜く「考え方」”という本に関して
下記で心に残ったことを取り上げたいと思います。

■読もうと思ったきっかけきっかけは
1. 以前読んだ、山口周さんの著書の中で
この本がお薦めの一冊として挙げられていたこと
2. 普段仕事で課題解決に取り組む際、
 本質的な問題はどこにあるのかを探るのに
 この本がヒントを与えてくれそ

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【読書メモ#13】ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

【読書メモ#13】ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

こんばんは!

今回は『ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門』
という本の読書感想メモになります。

「ラテラルシンキング」という考え方は
論理的に物事を考える「ロジカルシンキング」と異なり、
常識を覆し、前提に捉われず、発想のワクを広げるような
一見「ずるい!」とも思える考え方になります。

「考え方の幅を広げたい!」と考えている方には
是非オススメしたい本です!
分量もそれほど多

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【読書メモ#12】もしドラ 岩崎夏海(著)

【読書メモ#12】もしドラ 岩崎夏海(著)

こんばんは。

今回は累計270万部の大ベストセラー、
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
を読んで心に残ったことを以下に書いてみたいと思います。
(すみません、本のタイトル長いので表題はだいぶ割愛しました。。)

P.F.ドラッカーの著書『マネジメント』の内容に沿って
弱小野球部の建て直しを図る小説で、
組織運営の要点を学ぶのにも
非常にわかりやす

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【読書メモ#11】無知の壁 養老孟司(著)

【読書メモ#11】無知の壁 養老孟司(著)

こんばんは。

月に1度は更新を目標にこのnoteを始めたのですが、
4月はなにも書けていないことに気づきました。。
4月も残り2時間を切りましたので、
いま必死で文章を書いております。笑

今回は解剖学者で『バカの壁』でお馴染の養老孟司先生と
スリランカ上座仏教の長老、スマナサーラ・アルボムッレさん、
僧侶で宗教学者の釈徹宗さんといったお三方の
対話形式で著されている『無知の壁』を読んで
心に残

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【読書メモ#10】1兆ドルコーチ

【読書メモ#10】1兆ドルコーチ

こんばんは。

今回は昨年11月に発売されたばかりの新書
『1兆ドルコーチ』を読んで、
心に残ったことを以下に書いていきたいと思います。

■あらすじアメフトのコーチ出身でありながら
有能なプロ経営者であり、
“ザ・コーチ”としてシリコンバレーで知らぬ者のない存在であった
伝説的人物ビル・キャンベルの“教え”をまとめた本になります。

スティーブ・ジョブスの師であると同時に、
グーグル創業

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【読書メモ#9】武器になる哲学 山口周(著)

【読書メモ#9】武器になる哲学 山口周(著)

こんにちは!

今回は山口周さんの著書『武器になる哲学』について、
私の心に残ったことを以下に書いていきたいと思います。

本書ではビジネスパーソンにとって強力な武器となる哲学を、
「人」「組織」「社会」「思考」という4つの側面から教えてくれます。

私自身、元々"哲学"にあまり興味がなかったのですが、
本書では現代でも「使える」哲学をわかりやすく抜粋しているので
とても読みやすい本です!

■読

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【読書メモ#8】人を動かす Dカーネギー(著)

【読書メモ#8】人を動かす Dカーネギー(著)

こんばんは!
今回はデール・カーネギーの名著「人を動かす」について
自分の心に残ったことを以下で書いてみます。

人は他人とどのように関わるべきか、
「人を動かす三原則」、「人に好かれる六原則」、
「人を説得する十二原則」、「人を変える九原則」など
様々な“原則”を、具体的なエピソードとともに教えてくれる
日本でも500万部を超える歴史的ベストセラー書となっています。

■読もうと思ったきっかけ去

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【読書メモ#7】サードドア:精神的資産の増やし方

【読書メモ#7】サードドア:精神的資産の増やし方

こんばんは!

2020年最初の今回は、
年末に読んだ「サードドア:精神的資産の増やし方」について、
心に残ったメモなど書いてみたいと思います。

私と同じ年代で、自分の将来に悩んでいる方には、
是非一度読んでもらいたい一冊です!

■本のあらすじ自分の将来に悩む18歳の大学生アレックスが、
ビル・ゲイツやスティーブン・スピルバーグ、レディー・ガガといった
世界的にも名立たる成功者たちへ、
キャリ

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【読書メモ#6】坂の上の雲 司馬遼太郎(著)

【読書メモ#6】坂の上の雲 司馬遼太郎(著)

今回は司馬遼太郎の「坂の上の雲」について取り上げてみます。

明治維新から日清戦争、日露戦争にかけて
日本が近代国家体制を整えていた激動の時代を、
軍人の秋山兄弟と俳人の正岡子規を主人公として描写した歴史小説です。

当初は純粋に歴史を学びたいと考えて読み始めたのですが、
仕事にも活かせるような組織論等の学びがあったり
読んでるうちに心惹かれる人が増えたり、
とても読み応えのある小説でした。

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【読書メモ#5】僕は君たちに武器を配りたい 瀧本哲史(著)

【読書メモ#5】僕は君たちに武器を配りたい 瀧本哲史(著)

今回は、今年8月に47歳の若さで亡くなられた
エンジェル投資家で京都大学客員准教授 瀧本哲史先生の
「僕は君たちに武器を配りたい」について
取り上げてみたいと思います。

これから就活を始める学生さんや
20代の社会人といった、
若い世代の皆さんに是非一度読んで頂きたい一冊です。

■読もうと思ったきっかけ以前から瀧本先生の本やインタビュー記事を何度か読んだことがあり、
その辛辣で的確な指摘やコメ

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【読書メモ#4】竜馬がゆく その② 司馬遼太郎(著)

【読書メモ#4】竜馬がゆく その② 司馬遼太郎(著)

前回「【読書感想#3】竜馬がゆく その① 司馬遼太郎(著)」の続きです。

■【メモ⑤】「困った」の一言は吐かない高杉晋作は平素、同藩の同志に、「おれは父からそう教えられた、男子は決して困った、という言葉を吐くなと」と語っていた。どんな事でも周到に考え抜いたすえに行動し、困らぬようにしておく。それでもなおかつ窮地におちた場合でも、「こまった」とはいわない。困った、といったとたん、人間は智恵も分別も

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【読書メモ#3】竜馬がゆく その① 司馬遼太郎(著)

【読書メモ#3】竜馬がゆく その① 司馬遼太郎(著)

今回は司馬遼太郎の名作「竜馬がゆく」について取り上げます。
本の概要や読むきっかけ、心に響いた名言等ご紹介できればと思います。

■本の概要について言わずと知れた日本史のスーパースター
「坂本龍馬」の生涯を描いた歴史小説です。
田舎生まれの次男坊が「幕末」という先の読めない時代に、
維新回天の立役者として上り詰めるまでを
壮大なスケールで描かれています。
1960年代に新聞の連載小説として掲載され

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【読書メモ#2】人生の教養が身に付く名言集 出口治明(著)

【読書メモ#2】人生の教養が身に付く名言集 出口治明(著)

こんばんは!
読書感想第2弾ですが、
今回はライフネット生命社長の出口治明さんが著された
「人生の教養が身に付く名言集」を取り上げたいと思います。

ちなみに出口さんは現在71歳で、
大学卒業後に入社した大手の生保会社を58歳のときに退職し、
58歳でライフネット生命を設立されたという経歴を持つ方です。

そんな出口さんが、
「図太く」「賢く」「面白く」生きる術として、
古今東西の名作、名著の中か

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【読書メモ#1】論語と算盤 渋沢栄一(著)

【読書メモ#1】論語と算盤 渋沢栄一(著)

こんばんは!
今回は読書感想の第1弾です!

初回にどの本を取り上げようか悩んだのですが、
いま新1万円札や2021年の大河ドラマで話題の渋沢栄一が
晩年に著した「論語と算盤」を取り上げようと思います。

道徳を「論語」、経済を「算盤」に例えて、
その2つを一致させる必要性を説いた経営哲学書です。
そもそもなぜ読みたいと思ったのか、
また、読んでみて私が心に残ってメモしたことを
何点かご紹介したい

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