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アヒルの控室

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説明の面倒くさい性的指向とバイクとキャンプとオタクな人の書き散らしです
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#日記

初めて新橋のサイファーを見学したオタクの感想

新橋のサイファー見に行ってきました。

結論から言います。

クッソ楽しかった!​新鮮なうちにこの気持ちを文字に起こします。乱文だけどごめんね。

まずは私の自己紹介から。

岐阜県生まれ、味噌カツ育ち、知ってるやつらだいたいクソレズ!

基本的には非実在女を追い回すオタクであって、渋谷より秋葉が似合うツラ

学生時代に入り浸っていた混沌のエリア、『女子大小路』なんかでは区役所前でスピーカー持って

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インターネットの原風景

インターネットの原風景

ピーガガガガガッ

私が物心ついた時のインターネットはそんな音がした。

「パソコンが手の届く場所にあった」という意味では、私はあの時代にしてはすごく恵まれた環境の子供だったんだと思う。

当時パソコンでやることといえばポストペットくらいだった。それも親戚のおばさんとメールをやりとりして遊ぶくらいだから、せいぜいキャラクターを介した文通くらいにしかとらえてなかった。

ある時だったか。地球のマーク

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ビアンバーのふんわり思い出二つ目

ビアンバーのふんわり思い出二つ目

――この界隈ではね、本当の名前を教えちゃいけないよ。

二十歳になって初めてレズビアンバーに足を踏み入れた時、最初に教えてもらった言葉だ。

実際どれくらいの人が実践してるのかはわからない。けれど、一定数本名とは思えないようなニックネームを名乗る人もいたから、そういう考えもあるのだと思う。

今思えば不思議な場所だった。

あそこは外ではさらけ出せない自分が解放される場所だった。

いろんな人がい

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女と女とタバコの味

女と女とタバコの味

なぜか分からないけど、レズビアンは喫煙率が高い。本当に高い。だいたいネット上で出会い探すと「喫煙者か否か」の表明はかなり見る程度には高い。

これがビアンバーになってくるとさらに跳ね上がる。酒の席だからというのを差し引いても、もくもくさせる人の多いこと。

それだからなのだろうか。私のレズビアンとしての思い出の多くはだいたいタバコの香りがする。

未成年の時に付き合った人にもまあ喫煙者はいたのだけ

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二十歳の私とビアンバー

二十歳の私とビアンバー

私に三十歳は来ない。

そういう漠然とした確信が昔からあった。だいぶ薄くなったとはいえ、今でも少し残っている。

いわゆる私は性的マイノリティとか言われる人。付き合ってきた人は同性である女性が多かった。

幸い環境には恵まれたから、似たような立場の同年代はいっぱいいた。

けれど、そのもっと先の……自分の父や母くらいになった当事者たちをすぐ近くで見たことがなかった。

東京にはたくさん存在すること

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