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肥後守(ひごのかみ)

世代や地域によっては肥後守知らないって人も多いみたいね。鉛筆削るのは肥後守の専売特許みたいに思ってた。竹細工とか。

和式折りたたみナイフっていう説明が一番イメージしやすいかも知れない。肥後守という名前は商標として登録してあるので永尾かね駒製作所のものだけに使える呼び名だけど、もはや一般名詞化してる。

ヒストリーとか超面白いよ。

せっかくなのでウィキペディアも。

うちのは箱入り息子。もっと乱暴に扱うほうがいいようにも思えるけど箱の雰囲気も好きでね。饅頭でも入ってそうなデザインが好き。

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フタを開けるといらっしゃいます。

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重厚なの。小さな日本刀って感じ。重さを感じさせるものって鈍さを兼ねているイメージがあるけど、肥後守は重くて鋭い。礼儀正しく扱わねばという気持ちになる。

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刃は青紙割込というもの。割込についてはこちらの解説を。鋼を鉄でサンドイッチした構造とのこと。

手に持ったとき真鍮の味わいが引き立つ。金属なのにどこかあたたかい。鋭い刃物をやさしく包んでいる感じ。

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Amazonでも買えます。

2022年3月8日追記

俺のは「中」サイズだったみたい。


世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。