幸福日和 #005「両親の昔の写真を眺める」
突然変なことを聞きますが、、、。
皆さんは、
(普段から)自分のご両親の写真を
見る機会はあったりしますか?
まずは両親から写真を入手するのが
一つの関門ですが、、、。
なんとか入手してみてください、、笑
自分の親の写真を見ると、
みなさんの一日の向き合い方が変わりますよ。
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できれば同じ写真でも、
今の皆さんと「同じ年齢の時の両親」の写真があれば
なお良いかもしれません。
そこから色々な気づきがあるはずですし、
なにか理屈なしに、自分と親が繋がっていると言う感覚を
体感することになると思います。
例えば、皆さんが女性であれば、
お母さんの写真がまるで自分の写真ではないかと
思うほど母親と顔が似ていることに気がつくかもしれない。
もしかしたら、昔のお父さんの顔が、
今の自分の彼氏や旦那さんとそっくりだったことに
びっくりするなんてこともあるかもしれませんね。
親と自分はどこまでも繋がっていることを
写真を通じて実感するはずです。
世代を超えた家族の写真には、
そんな不思議な力があるんです。
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実はこれ、
京都の老舗を継いでいる
僕の友人が昔からやっていることなんです。
彼は、老舗の息子として生まれ、
小さい頃から初代当主の肖像画や代々の当主の写真を
日頃から眺めるよう躾をされてきたそうなんですね。
先祖が代々培ってきた商売や信用を継いでいくために、
現代の自分が生きている重みを自覚し、
意識を高めていくために、今でもそうしているのだそう。
自分の人生は、自分一人のものではない。
両親やそれ以前に生きてきた人々の
人生を受け継いで今日まで来ている。
これは、
なにも特別な家庭の人々だけの話ではありません。
みなさんも、
両親のもとから生まれて来たからには同じことなんです。
自分だけの命なのだと、
ないがしろにしてはいけない。
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多くの人は、
自分の人生が全てだと思いますし、
好き勝手に生きればそれでいいとも思うでしょう。
でも、
結局は自分は常に両親の人生の延長上に存在しているわけで、
更に言えば、皆さんのその先のお子さんや
お孫さん、ひ孫さんにまで脈々と想いが繋がっていく。
自分は長い流れの中の通過点でしかない。
だからこそ、今の時代に自分ができることを
精一杯していくのだと考えてみる。
それを意識するだけで、
日常がまるで変わります。
ぜひ、両親の写真を通じて、
新しい自分と出会ってみてください。
その写真をキッカケにして、
両親の昔話にも花が咲き、
家族の絆もより一層深まることでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。毎日時間を積み重ねながら、この場所から多くの人の毎日に影響を与えるものを発信できたらと。みなさんの良き日々を願って。