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プレゼン終了後はすぐに『○○さんが質問あるようです!』と振るべき理由。

(このnoteは2分で読めます。約1,700文字)
私が現在所属している組織では、週次ミーティングの際に有志が『ナレッジシェア』と題して10~15分程度発表を行っています。案件で学んだことや最近の業界トレンドなど様々な内容が発表されます。要するに、何を発表しても良い時間です。

今週は私が発表する番でした。読んで面白く、多くの方に参考になると思ったので『マネジャーの最も大切な仕事』という本の要約を発表しました。

発表はスムーズに終わりました。週次ミーティングはTEAMS上で行われます。あらかじめパワーポイントに発表内容をまとめ、当日は画面共有しながら発表をします。

プレゼンテーションが終わると『以上です。質問等ある方はいらっしゃいますか?』と言って質問コーナーに入るパターンがほとんどではないでしょうか。外部セミナー等ではすぐに手が挙がることが多いと思うのですが、社内プレゼンの場合、特に、ライトなプレゼンの場合はすぐに手が挙がらないことが多いのではないでしょうか。もしくは、質問がなく終わってしまうこともあるかもしれません。

このnoteでは、そんなときのために私が使っているプチテクニックを書きます。ぜひ最後まで読んでみてください。

✅1、『○○さんが質問あるようです!』

社内ミーティングなどでプレゼンテーションが終わった際、皆さんはどのようにしますか?『以上です。質問等ある方はいらっしゃいますか?』と言って質問が来るのを待ちますか?

質問が来れば良いのですが、質問者がいなかった場合、『質問はないようですね。それではこれで発表を終わります。』とそのまま終わってしまいます。発表内容は良いものであったとしても、質問が全くない場合、なんとなくプレゼンテーションそのものが寂しくなったように感じないでしょうか。

それを避けることができ、逆に盛り上がりの演出につながるのが『以上です。質問等ある方はいらっしゃいますか?』からの『○○さんが質問あるようです!』です。私は、毎回プレゼンテーションが終わった後、その人が手を挙げていなかったとしても『○○さんが質問あるようです!』と知り合いに無茶ぶりします。

これが面白いもので、知り合いは知り合いゆえにざっくりと私の発表を聞いている、それに加えて、周りの目があるため、無茶ぶりしてもちゃんと質問をしてくれるのです。

1人目の質問者さえ確保できればこっちのものです。皆さんにも経験があると思うのですが、他人のプレゼンテーションを聞いて疑問点がないことはないでしょう。たいていどこかしらに疑問点が残ります。しかし、質問して良いような空気感になっていないため一番初めに手を挙げることができないのです。

皆さんファーストペンギンになるのは避けますが、セカンドペンギンには喜んでなるのです。2人目、3人目と質問者が続きます。質問者が多いとプレゼンテーション自体も盛り上がっている感が出て価値があったように演出することができます。


✅2、マクドナルド理論

雰囲気作りという意味では、『マクドナルド理論』と近しい部分があります。

『お昼何食べたい?』と聞かれたときに、『マクドナルドに行こう』というと多くの場合『マクドナルドはやめようよ。マクドナルドに行くなら○○に行こう。』とより優れたアイデアが出てきます。実行可能な最低限のアイデアを提示することによって、より良いアイデアを出してもらうことを『マクドナルド理論』と言います。

『マクドナルドに行こう』という言葉は、そのあとに『別のことを言っても良い』という雰囲気作りをしていると考えることができます。その意味で『○○さんが質問あるようです!』は『マクドナルド理論』と通じる側面があるかもしれません。


✅3、まとめ

プレゼンテーションの盛り上がりを演出するために、『以上です。質問等ある方はいらっしゃいますか?』から『○○さんが質問あるようです!』と繋げる方法について紹介しました。プチテクニックではありますが、ぜひ皆さん試してみてください。

ちなみに、無茶ぶりをしてしまった知り合いには『さっきは無茶ぶりしてごめんね。』とちゃんと伝えておきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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