見出し画像

【転職】ベンダーからITコンサル転職への転職面接で話していた『なぜコンサルなのか?』

(このnoteは2分で読めます。約1,600文字)
別業界へ転職する際、皆さんはどんな理由を面接官に説明しますか?別業界へ転職する際には『なぜ別業界へ転職するのか?』ということをしっかりと説明しなければなりません。

私は昨年に、ITベンダーからITコンサルに転職をしました。広義な意味ではIT業界とくくることもできるかもしれませんが、IT業界からコンサル業界へ転職したわけです。当然、面接では『なぜコンサルなのか?』ということを問われました。

このnoteでは、ITベンダーからITコンサル転職への転職面接で話していた『なぜコンサルなのか?』について書きます。

✅1、ITベンダーからITコンサルに

前職はERPパッケージを製造・販売するITベンダーで働いていました。私は製品を購入いただいた企業への導入支援を行っていました。

ちなみに、ERPとは以下のようなものです。

ERPとは、Enterprise Resource Planning(企業資源計画)の略で、日本語では、統合基幹業務システム、基幹システムといいます。また、ERPパッケージ、ERPシステム、業務統合パッケージなど様々な呼び方もされています。
ERPは、企業の「会計業務」「人事業務」「生産業務」「物流業務」「販売業務」などの基幹となる業務を統合し、効率化、情報の一元化を図るためのシステムとして誕生しました。

https://www.grandit.jp/erp/#link01

新卒でITベンダーへ就職して4年目が経った時、私はコンサルティングファームに転職しました。テクノロジー系の部署に所属しているため、簡単に言うとITコンサルになったわけです。


✅2、ソリューションが絞られるITベンダー

冒頭でも記載しましたが、広義な意味でIT業界内での転職と考えることもできますが、ITベンダーからITコンサルへの転職ですので別業界への転職になります。当然、転職面接の際に『なぜコンサルなのか?』と質問されることが多かったです。

『なぜコンサルなのか?』という質問に私はITベンダーとITコンサルの構造的な違いを答えるようにしていました。ITベンダー、特に前職のようなERPパッケージのベンダーの場合、お客様に提供することができるソリューションは自社の製品になります。

その製品が完璧であれば、お客様に対してベストなソリューションを提供することができるわけですが、現実はそんなことはありません。何かしらの歪みが存在して当然なのですが、ITベンダーは自社の製品にいわば縛られてしまいます。それゆえに、『本当はこうした方が良い』と思っていることも実現できないことが往々にしてあるわけです。

ITシステムの案件があった場合、ITコンサルはシステムの選定から入ることができます。ITベンダーの場合は自社の製品からスタートしますが、ITコンサルは複数ベンダーの選定からスタートすることができます(もちろん、案件によりますが。)。自社製品に縛られることがなく、一歩俯瞰した視野で考えることができます。また、製品に縛られていないため、必要があると考えれば『ここはこうした方がいい』と提案することもできるわけです。

システム導入を事例に考えてみると、ITコンサルの方がより上流から入ることができるという構造的な違いがあります。私は転職面接時に、『なぜコンサルなのか?』と質問された際にはよくこのことを話していました。

面接官の方も『まぁそうだよね。』という反応だったので、ある程度使える回答かと思います。


✅3、まとめ

ITベンダーからITコンサル転職への転職面接で『なぜコンサルなのか?』と質問された際に話していたITベンダーからITコンサルの構造的な違いについて書きました。ITコンサルへの転職を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

スキしてみて

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます。