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私の本棚

インタビューされた記事が掲載されました。

よかったらご覧いただきたいのですが、ちょっと恥ずかしかったのが本棚の写真です。

せっかくなので本棚の中身についてただただお話します。

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三匹並んでいるペンギンたちからもわかるように、私はアニメ「輪るピングドラム」が大好きです。以前に記事を書きました。
来年10周年のリメイク映画が公開予定で話題になったためか、最近、クラウドファンディングのステッカーをiPadに貼っていると気づいてくれるボランティアのお仲間や「何のアニメ?」と聞いてくれる子がいて嬉しい。
このユリイカの幾原監督の特集号は幾原作品についての論がいろいろ読み応えもあり、イラストもありです。

インタビューで好きな漫画家さんは?と尋ねられて大和和紀さん!とお答えしました。
今はなき本屋さんでサイン会に行き、あさきゆめみしのボックスにサインをしてください、と言ったらせっかくだからとボックスに入っていた第1巻にもサインをくださったのを覚えております。
この特集号には「雪まつりで手塚治虫先生に漫画を見てもらった」という記述があってすごい時代だな……と思います。

奥にあるのは50周年記念原画展へ行ったときのファイルです。

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原画すごくて、今でも目に焼き付いています。

この萩尾望都さんの特集号を読んでいたので、『一度きりの大泉の話』を読んだときに背景がよくわかった気がします。

今年読んだ中でも『その名はジルベール』と『一度きりの大泉の話』は、本を興味深く読んでしまった罪悪感がすごかったですが、忘れられそうにありません。

学習支援のボランティアしていて、もしも子どもが自分の好きな作家さんの本を読んでいてもなんとなーく読んでいるだけのこともあるし、あまりがっつかないようにしているんですが、これを読んでいる子を見つけたときにはがっついてしまいました(笑)。
だって文庫本ではなくこのムック本を読んでいるってことは絶対にものすごく古典部好きじゃん〜!って。飛騨高山に行ったときの写真を見せて、いっぱいお話してしまいました。

飛騨高山はどこに行ってもみなさん親切で……また行きたいです。

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ハチクロや三月のライオンの羽海野先生の短編集。
前に記事を書きました。

月刊少女野崎くん、いつでも読めるようにしたくて紙と電子書籍とで持っています。たまに元気ないときに既刊一気に読んで元気をもらってます(笑)。

先日、記事で取り上げられていて話題になっていて嬉しくなってしまいました。ミステリを読むのが好きなのですが、コナンや金田一の前にこの作品に触れていたのがかなり大きかったような気がします。少女マンガの歴史の中で男装の麗人(ベルサイユのばら)がありますが、女装男子の歴史もある気がします。

実は読んだことがなくて、復刻版が出たときに一気に買いました。

これは実家からもってきたので古いコミックスです。奥付、昭和55年……。

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大和和紀さんのマンガは大部分が実家にあったのですが、このお話の前日譚にあたる『ひとりぼっち流花』はなくて、ずっと前日譚があるのを知らなかったです。

以前に記事を書きました。
映画「ニューヨーク図書館」を見たときに買ったもの。興味深かったのは震災の被害の後の話ですね。災害が多くなっているので、どこの図書館でも他人事ではないように感じました。

『海街diary』の1巻を読んだときに、あるキャラクターが過去作に登場していると知って読みました。吉田秋生さんの作品は恩田陸さんの『六番目の小夜子』のモデルが『吉祥天女』であるというのを見て他もいろいろ読んだのですが、『BANANA FISH』を本屋さんで購入しようとして裏表紙のあらすじを見てしまいいきなりネタバレをくらうというミスをやらかしたのが忘れられません。

加納朋子さんなど「日常の謎」が大好きなのですが、札幌が舞台の日常の謎ミステリの二作目です。

続きも楽しみにしています。落ち着いたら聖地巡礼をしたいな、と目論んでおります。

私が持っているのはハードカバーなのですが、文庫版になっているようなのでそちらを貼っておきます。著者がイタリアの大学で少女マンガの講義をしたときの内容をまとめたもの。
子供の育つ力とか、子供がこれから作る未来をもっと信じたほうがいいんじゃないかな」という言葉が印象的でした。
すごくシンプルだけど、作品を読むとすごく、彼女が本当にそれを信じていることがわかって励まされるのです。

恩田陸さんの理瀬シリーズの最新作。

学生時代、続きが読みたくて連載雑誌も読んでいました。17年、待ちました。読めて良かった……。

光村図書の六年生に収録されている「帰り道」が一番最初に載っています。

一度、小学生に「教えて」と言われて教科書の本文を読んだことがあったのですが必要なところだけを拾って「律視点」だけを読んでいたので、単行本を読んでみたら「周也視点」があってびっくりしてなるほど〜!となりました。

理科は苦手なのですが、理科……というか世界のしくみをわかりたい、という気持ちはずっと持っていて、日常の要素からそれが知れるこの本はとてもいいです。人や子どもたちに説明できるかというとまだまだなのですが。

このマンガがすごい!で『金の国水の国』を知ってから追いかけています。以前漫勉に作者さんが出てらして、その「生活」をしている様子に惹かれてしまいました。

桜野さんの作品が大好きだったので、大好きな漫画の続きを読めるとわかったときは「見捨てられてなかった〜!」と思いました……。

この新・ハヤカワSFシリーズの本、ボリュームと読み応えがある割に軽くて、一時期旅行のお供でした。

<上段>

この方の既刊が好きだったので買ったら予想を超えてきていてぶっ飛んだ作品。13時からの花王愛の劇場を見るつもりがど深夜のドラマだったみたいな衝撃。

この方の新しい方の作品『キョーダイシャッフル』がすごく面白くて!

前作が読み返したくなったので最終巻だけこっちの棚に紛れ込んでいました。マスクをして自分を守っている少年と歯が大好きな少女のボーイミーツガール。

恋愛が出てきても「こいつら大学生になったらどうせくだらない理由で別れるんだろうな」と思わせない、人生やその人自身のことも描いているところが好きです。

映画が大好きで、続編をやると聞き舞台を見に行ったときのサイン入りの本です!
舞台が行われたときはまだ平成だったのですが、未来へ行った登場人物が「次の年号!」と言って勝訴のときみたいに半紙を見せるフリをして爆笑したのを覚えてます。

小学館の文庫版もあるのですが、表紙がすてきでジャケ買いしてしまいました。

既刊は全部実家にあるのですが、続編が出て嬉しくて久しぶりに予約をして購入しました。呪文、今でも言える(笑)。小さい頃も今も、やっぱりリナ・インバースみたく生きたいな!と思います。

母は男の子だったら「シオン」と名づけるつもりがあったらしく(今では特に珍しくない名前ですが)この漫画から取ったと言われてその名前になったら少々荷が重いかもしれないな、と思います(笑)。

オムニバス形式で、二冊を読むうちいろいろな味わいができる作品です。

初めて読んだときから現在まで、折に触れて読み返しています。

SF、性別を選べる、誰が本当はいないはず11人目、などわくわくする要素がたくさん!永遠にフロルが大好きです。

また、以下の記事がとても印象に残っています。マイノリティーに寄り添う姿勢がとても好きなんだろうな……と思います。

「君といた未来のために」という『リプレイ』が下敷きになったドラマが大好きだったのですが、藤子・F・不二雄の『未来の想い出』というマンガも下敷きになっているらしい、というのをどこかで見て、いつか読みたいなとずっと思っていました。

というのも、読みたくても全集のどこに収録されているのかがわからなくて購入できなくて。

藤子・F・不二雄ミュージアムに行けば、彼のマンガがどれも読める、というのを知って、これは……行くしかない!と以前、行ってきました。

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しかし、到着した後、ミュージアム自体が楽しくてかなり時間が経ってしまい、マンガが置かれているルームに辿り着いた際には帰りの交通機関の時間的にやばく、どの本に載っているのかがやっぱりわからなくて大急ぎで探しました。

ついに見つけたときにはやっと読めてとても至福の時間でした……。

でもやっぱりミュージアム自体をじっくり見られなかったのでもう一回行きたい。この2冊はお土産屋さんで慌てて買ったものでした。

辻村深月さんの本でどれが好きかな〜?と考えたときに、ぐるぐる回ってここに帰ってきます。

恩田陸さんがエッセイ等でよく言及していて一度読んでみたくて、いつかの年末年始に一気読みしました。なので、年末になると『虚無への供物』を思い出します。


後ろにあるのは美術館や博物館に行ったときの図録など……です。(行ってないけれど図録だけ通販したものも)。

こうして見ると、なんとなく、どの本やマンガにも思い入れやエピソードがあるなと思います。読んだときのシチュエーションを思い出すというか……。

これから出会う本ともいいエピソードを積み重ねていきたいです。

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