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定期保険と終身保険、どちらが良いと思いますか?

本日は定期保険と終身保険についてお話しさせて頂ければと思います。

皆さんは保険の形って日本にいくつありますか?という記事を以前に投稿致しました。そこで保険の数は2つしかないというお話をさせて頂きました。皆さんは定期保険と終身保険ってどちらが良いと思いますか?

保険のかたち①

図で示すと、上記のような形になります。

分かりにくいですよね?笑
ざっくりと解説します。

保険のかたち②

○定期保険とは?

定期保険とは、簡単に言えば更新型の保険です。10年更新とかで作られることが多いのですが、10年でおおよそ1.7倍くらいの掛金になります。ただ、40代で更新のタイミングを迎えた場合は、大体2倍くらいの掛金になります。また、大体最終更新期限が70歳くらいの商品が多く、70歳までに何事も起きなければ、一円のお金も戻ってきません。解約返戻金も基本的にはない商品です。ただ、安い金額で大きな保障を取れる、というところはメリットです。

○終身保険とは?

終身保険とは基本的に更新がない保険です。例えば65歳で支払いが終了するように設定をして設計します。65歳まで支払えば、それ以降の保障は一生涯持つことができます。これは定期保険と違い、大きなメリットになります。掛金は最初の契約時から一生涯変わりません。商品によっては65歳以降に解約をした場合、掛金の100%以上になって戻ってきます。

○料金について

ざっくりとしていますが、下記の通りです。もちろん商品によっては違いも出てきます。

保険のかたち③

30歳で契約予定の方を例に出しています。単純に料金だけを見てみると、定期保険が1万円、終身保険だと2万円、終身保険はおおよそですが2倍の金額になります。

そこだけにフォーカスすると、圧倒的に定期保険の方が良いですよね笑

ただ、更新を迎えた時のことを考えてみてください。

40歳になると掛金はほぼほぼ一緒になります。
50歳を迎えたときには、終身保険の1.5倍になります。
60歳を迎えたときには、終身保険の2.7倍くらいになります。

こうなったときにどちらが良いですか?

圧倒的に終身保険の方が良いですよね?

終身保険だと解約返戻金がある、ということも考えると尚更良いのではないかと思います。

○定期保険の更新時

定期保険の更新時、皆様はどうしているでしょうか?多くの方が掛金を変えたくないので、保障を減らして掛金を調整しています。これってどう思いますか?

30歳の時のあなたと、40歳の時のあなたと、50歳の時のあなた

どれが一番病気、死亡のリスクって高いですか?

当たり前ですが、50歳になった時ですよね?年齢がさらに上がれば病気のリスクはどんどん上がっていきますよね。60代後半になればもちろんさらにリスクは上がります。

人間の健康寿命(元気に自立して生きられる年齢)は72歳くらいと言われています。そこで保障を一切持てないというのは正直如何なものかと思います。

○まとめ

本日は定期保険と終身保険の違いについて解説しました。

皆様はどちらが良いと思いましたでしょうか?

もちろん定期保険も終身保険も両方とも良い保険です。ただ、加入している目的がはっきりしているのか、加入している目的に合っているのか、ということが、保険に加入する上では一番大切だということです。

一度、保険に加入されているのであれば、ご自身が加入している商品を見てみてはいかがでしょうか?

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