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華の都パリ散歩道

 高速列車「タリス」でブリュッセルから厳戒態勢のパリへ移動。1時間20分ほどでパリ北駅に到着しました。

パリ北駅

 これまでオシャレとは程遠い人生を歩んできましたので、なぜかパリには魅力を感じていなかった自分を猛省しました。


サント・シャペルとコンシェルジュリー

 14世紀までフランス王が生活していたシテ宮にあるサント・シャペルとコンシェルジュリー。サント・シャペルはゴシック様式の礼拝堂でなんといってもステンドグラスで有名です。

サント・シャペルのステンドグラス

 バケットリストのビジョンボードを作成する際に何度も写真ではみていましたが、実際にみるとワォ!っとしか言葉がでてきませんでした。想像を絶する美しさでした。

コンシェルジュリー

 そして、コンシェルジュリー。ここは、フランス革命の間、主要な拘留所の1つで、もっとも有名な囚人はマリー・アントワネット。その牢獄も残っています。

凱旋門とエッフェル塔

 パリと言えば?と質問されたらどちらかを答える人も多いのではないでしょうか。王道ですが、朝からメトロに乗って凱旋門へ。

凱旋門

 地上に出て振り返るとそこには凱旋門。これまで実際にみて驚いた建造物はアテネのパルテノン神殿、ギザのピラミッド、ローマのコロッセオ。凱旋門はこれらに比べると新しいものですが、ここから放射状に延びる道、とくにシャンゼリゼ通りと合わせてみると圧巻でした。

朝陽に輝くシャンゼリゼ通り

 凱旋門からは街並みを楽しみながらエッフェル塔が見える広場まで散歩しました。途中、ドラマか映画の撮影をしていたり、きれいな街並みが続きます。そして、エッフェル塔の写真スポットへ。パリが素晴らしいのは街全体が区画整理されていてその中にエッフェル塔があるのがとても映えますね。

エッフェル塔

オルセー美術館

 わたしは絵心がないのですが、この美術館でのお目当ては、ルノワールが描いた『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』です。この絵をみてるとほんとに楽しそうな雰囲気が伝わってきます。

『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』

 ムーラン・ド・ラ・ギャレットはモンマルトルの丘にあって、今はレストランになっています。

『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』が描かれた現場

 あと、美術の授業でみたことのある、ミレーの『落穂拾い』、ゴッホの『ローヌ川の星月夜』、モネの『青い睡蓮』は目を引きました。

オペラ座の天井画

 わたしのバケットリストには、「パリ・オペラ座のシャガールが描いた天井画を鑑賞する」と書いています。もちろん今回のパリはそれも達成するために行きました。

 入場券を購入する際に張り紙が・・・フランス語と英語なのでよくわからない。とりあえず入ろうということで入場したところ、なんと劇場ホールの見学ができないことが判明しました。

オペラ座

 昨年のローマでも同じようなミスで達成できなかったことがありますが、そこはポジティブシンキングでまたパリを訪れる理由ができました。

クロワッサンとカフェオレ

 これもバケットリストに書いてました。本場パリで達成することができました。ここのお店は店員さんの対応もすばらしく、とても美味しかったのでお勧めします。

クロワッサンとカフェオレ

 詳細は、こちらのブログで詳しく説明してくれていますので、興味のある方はご覧ください。

厳戒態勢のベルサイユ宮殿

 わたしが訪れた前日に、爆破予告で観光客が一時避難していたベルサイユ宮殿。ドキドキしながら行きました。広場の入口では飛行機に搭乗する前の荷物チェックもされ、宮殿に入る前も同様のチェックが、まさに厳戒態勢でした。

ベルサイユ宮殿

 こちらもバケットリスト達成、全部がキラキラしてました。

ルーブル美術館

 ルーブル美術館もバケットリストに書いていましたので達成することができました。お目当てはモナ・リザ、ミロのヴィーナス、サモトラケのニケです。

モナ・リザ
サモトラケのニケ
ミロのヴィーナス

 ベルサイユ宮殿もそうですが、朝10時ごろの予約を入れておくと並びはしますがスムーズに入場することができます。午後の予約は長蛇の列になっている可能性が高いです。

セーヌ川クルーズ

 当初は予定に入っていませんでしたが、天気が回復したため急遽セーヌ川クルーズへ。エッフェル塔近くの船着き場でチケットを購入できるので、オプショナルツアーとかで申し込むよりも実際に行って購入した方が安く購入できます。

セーヌ川クルーズから見るオルセー美術館

モンマルトルの丘とサクレ・クール寺院

 パリ最終日、最後にとっておいたのがモンマルトルの丘とサクレ・クール寺院。丘の上から一望できるパリの景色は素晴らしかったです。

モンマルトルの丘からパリを一望
サクレ・クール寺院

 この界隈を朝散歩しました。まだ人も少なかったので澄んだ空気でとても気持ち良かったです。

自分へのご褒美

 毎回、自分へのご褒美を現地で買うことを楽しみにしています。昨年はイタリアのローマでモンテグラッパの万年筆を購入し今も愛用しています。

 今回はパリのパッサージュに店をかまえるLOUISE CARMEN(ルイーズカルメン)の手帳カバーを購入させていただきました。

パッサージュ
LOUISE CARMENの手帳カバー

パリで注意したいこと

 今回もツアーではなく、個人旅行でしたので現地ではメトロを多用しました。唯一、日本語でアナウンスされていたのが「スリに注意してください」このおかげでスリを未遂で防ぐことができました。

 意識しておくことはとても大切ですね。ちゃんとした身なりのマダムで腕にコートをかけていたので手元がみえません。ラッシュ時のメトロ車内でやたら密着されてバックが揺れたのに気が付きました。

 見てみると、開いているはずのないファスナーが開けられていました。そこにはパスポートも入っていたのでかなり焦りましたが、半分まで開けたところで私が気づき次の駅でそのマダムは降りていきました。

 以上、長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。とにかく物価と為替のダブルパンチで何をするにも高いなあという印象はありましたが、パリは間違いなく再訪したい街でした。


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