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#仕事・人生 | 久藤あかり

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#創作大賞2024

亡き祖父について。

皆様こんばんは。 おいはるです。 24回目のnote執筆をします。 よろしくお願い致します。 遅くなりましたが…書きたいことがあります。 それは…亡き祖父のことです。 1998年5月8日に亡くなったので、早いもので26年が経ちました。 少しでも良いので書かせてください。 私の言葉で、亡き祖父に捧げたいんです。 障害者として生まれてきた私に、 「18歳までに身の回りことができるようになればいいんだ」とか 「警察沙汰になるようなことは、絶対にするなよ」と祖父から教えられた

人生の記録/元警察官の鍼灸師

大学を卒業して警察官となった 私はエンジニアになろうと工学に進んだが、大学時代あまり勉強しなかった 授業についていけなかったのだ 数学が苦手、電磁気学の理論はチンプンカンプン やっと、卒業できたくらいだった コンピュータの授業は好きだったが 成績が悪かった 就職活動しても、良い就職先はなかった 就職活動中、帰る途中で財布を落とした、免許証が入っていた 交番に届けられていた 連絡を受けて取りに行った 交番の警察官に勧誘された そんな訳で警察に入った 交番の警察官に「これからはコ

ひとりでもお客さんが来てくれる限り- JR東日本唯一の立ち売り駅に響く、1回30秒の餅売りの声 -

福島と山形を結ぶ奥羽山脈の難所、板谷峠。1899年に鉄道が開通したこの区間に、蒸気機関車の峠越えを支えるためだけに作られた駅がある。その名は「峠」。 一昔前、駅のホームで「駅弁、えきべーん」という売り子の掛け声とともに、立ち売り、ドア越し販売が行われていたが、東日本で唯一、今もその姿を見ることができるのがここ峠駅。乗降客は限りなくゼロに近いこの無人駅で売られているのは「峠の力餅」だ。1901年に「峠の茶屋」初代が売り始めたお餅を木箱に入れ、現在は5代目の小杉大典さんが駅に立