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人生初めての手術(白内障)レポート

こんにちは。はれるや( ´ ▽ ` )ノ。です。

2024年5月、私は人生初めての手術を行いました。白内障の手術です。白内障とは眼の病気です。そうです。初めての手術で眼を手術するのです。これは想像以上に怖かった!


白内障とは

白内障とは、外からの光を集めてピントの働きをする水晶体が濁り、光がうまく通過できなくなったり、光が乱反射して網膜に鮮明な像が結べなくなり、視力が低下する病気です。(詳細はこちらを参照)

白内障の目

白内障が進行すると、目がかすむ視界が暗く感じるぼやけて見える視力が落ちる二重三重にだぶって見える光がまぶしいといういう症状が出てくるということですが、ここ数年でほぼすべての症状が出ていました。

視力が落ちてきて、日常生活にも支障が出始め、運転もできないくらいまでになったため、眼科受診時にいよいよ手術ということになりました。(2024年4月10日)

白内障手術

通常であれば日帰りで行う簡単な手術だそうです(それでも眼の手術は怖い!)。

眼球を切開し、水晶体を砕いて取り出し、眼内レンズを挿入するという、聞いただけで、ギャーとなる手術です。

白内障手術

そのうえ、私の場合、過去に、原田病(詳しくはこちらのサイトを参照ください)を患ったことがあり、その後遺症で水晶体を支えている虹彩という部位の癒着を取り除くというやっかいな工程が必要でした。

そのため、近所のかかりつけ医では手術を行うことができず、以前、原田病のときにお世話になった大学病院に入院して手術を行うことになりました。

手術前の検査

大学病院での診察(4月12日)ではかかりつけ医の診断書の確認と手術の段取りを確認しました。

二泊三日の入院で手術(片眼ずつ2回)、手術と手術の間を2週間あけてということでした。具体的には、5月7日、5月21日の2回の手術となりました。

手術前の検査(4月26日)では、採血、心電図検査も行い、無事、手術OKとなりました。

そのときの、先生との質疑応答。

  • どれくらいの時間がかかりますか?
    → 45分(普通は30分)。

  • 手術するときメスって見えるんですか?
    → 麻酔して水をかけて光を当ててるので見えないです。

  • 眼帯とかするんですか?
    → 手術後はしているが、退院時には外します。

  • 視力はどうなりますか?
    → ゆるめの近眼になります。手元は外して見る感じ。

入院

最初の入院は5月6日。祝日だったので、午後から入院。4人部屋です。以前は6人部屋だったのを4人部屋にしてカーテンで仕切ったそうです。きれいな病室です。

入院した病室

病棟の説明を受け、その後、診察2回(執刀医、副執刀医)看護師の挨拶手術の説明感染防止の点眼と立て続けに続き、シャワーをして夕食となりました。

夕食メニュー

夕食は思ったより多くてちゃんとした味付けがされていておいしかったです。
食後は、読書をしたり、創作大賞応募作のストーリーを考えたりしてました(後述)。

手術(右眼)、退院

5月7日、手術日。朝食後、薬剤師の挨拶看護師交替の挨拶点眼
手術1時間前からは飲食禁止
手術時間になると、点滴の針を入れて(緊急の時に痛み止めを入れるらしい)、手術着に着替えて車椅子手術室へ行きます。

手術室では、手術台に寝ると、麻酔の目薬麻酔の注射(これが怖い、でも痛くない)をして、手術する右眼をテーピングして閉じられないようにし、右眼以外の顔をシートで覆います。

局所麻酔なので、手術中は意識があります。光が強くてメスは見えないものの、なんだかゴソゴソされている感覚はあります。手術中は、なぜか、アニソンが小さくかかっていました(私は最強!、ブルーバードなど)。緊張を解きほぐすためなのかな?(誰の?)

あっという間に手術は終わり、ガーゼで眼帯をして病室に帰りました。体温、酸素濃度、血圧、脈拍を測って、異常なし。病室を出てちょうど1時間後に戻ってきました。

その後は、特に痛みもなく、夕食就寝。無事に人生初の手術は終わりました。

翌朝(5月8日)は、診察をして(眼圧は高かったが炎症は出ていない)、朝食を摂り、眼薬の説明を受けて、荷物を片づけて午前中に退院となりました。眼帯を外すと、片眼の手術だけだし、メガネもないので視力まではわかりませんが、とにかく世の中が明るくなりました\(^o^)/。

眼薬は4種類。感染防止ステロイド(原田病の再発防止)、眼圧抑止2種類で、1日に1〜4回点眼します(眼薬によって異なる)。

手術当日はシャワー禁止、退院日からシャワーOK(首から下)、3日後から洗髪OK

診察、手術(左眼)、診察、そして……

5月13日、手術した右眼の診察。視力や眼底検査も問題なく、順調に回復。
5月20日、入院眼圧は標準値まで下がっていたので眼圧抑止の眼薬はなくなりました。
5月21日、手術。2度目なので恐怖もなく、安心して手術を受けました。その夜、目が痛くなり頭痛がしたので鎮痛剤をもらいました。頭痛は治まり、ぐっすり眠れました。
5月22日、退院。退院前の検査も問題なし(眼圧は高いが……)。
5月27日、診察(左眼)。炎症もなく、問題なし。大学病院は卒業し、近所のかかりつけ医へ。
6月4日、診察(かかりつけ医)。眼圧も下がり、正常値。眼圧抑止の眼薬を止めました。
6月14日、7月11日、診察(かかりつけ医)。問題なし。視力も安定。
7月18日、メガネ処方
7月19日、前のメガネのレンズ交換
そして、本日、7月26日、新しいレンズ(遠近両用)のメガネ受け取り

やっと不自由な生活から解放されました ε-(´∀`; )。『眼』は大事です。みなさんも眼を酷使しないようにしてくださいね。

最後に

人生初めての手術、うまく行きすぎるほどうまく行きました。経過も問題なく、今ではゆるいステロイドの眼薬のみです。
もし手術に失敗したら、眼圧が下がらなかったら、原田病が再発したら、いろいろ最悪な説明を聞いてからの手術でしたが、最終的には最高の結果になりました。
医療関係者の皆さん、そして、祈ってくださった教会のみんな、近くで一番心配して祈ってくれていた家族に感謝します! そして、何よりも、癒し主なる神に感謝します!

余談(宣伝)

4月下旬に、note創作大賞があることを知り、応募する予定だったので、5月まるまる使えないのは痛いな〜ということで、4月中にストーリーと登場人物を大体決めておいて、5月(入院中)は妄想期間にしました。

目をつむったままであれこれ登場人物を動かしたりしゃべらせたりするのは楽しかった。勝手にそれらしいセリフを言ってくれたり、とんでもないことをしでかしたり、詳しい動きを想像させてくれたり、有意義な時間になりました。

そして、6月、執筆。大筋はできていたので、まる1か月かけて、2万字以上(全8話)が無事完成。7月1日に公開できました。


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