竹内康司

新潟県長岡市出身。 現在、北海道俱知安町に在住しております。 徒然なるままに日々の雑記…

竹内康司

新潟県長岡市出身。 現在、北海道俱知安町に在住しております。 徒然なるままに日々の雑記や読書感想をしたためていきますので、よろしくお願いします。☆中小企業診断士■NPO数学みえる化プロジェクト◇数楽教室◎自啓共創塾  世の中にまじらぬとにはあらねども一人あそびぞわれはまさる

マガジン

  • My favorite

    お気に入りのエッセイをまとめてみました。

  • 読書録

    読んだ本の感想などです。

  • 数学関連の記事

    数学に関する記事をまとめました。

  • お仕事エッセイ

    お仕事エッセイ

  • 過去の日記のリバイバル

    過去の日記を再編集しました。

最近の記事

  • 固定された記事

一人前ではなく一流を目指せ

一人前ではなく、一流を目指せ。 その瞬間、がつんと胸に響くものがあった。 大学卒業後、新卒で就職した会社を2ヶ月で退職し、将来への希望や目標もないまま、アルバイトをしていた。努力したって報われなければ頑張る意味などない、自分がしんどくない程度に適当に働いて金を稼いでいればいい、と斜に構えて過ごしていた。 そんな屈折していた時、祖母の知り合いの紹介で、ある建設会社の社長さんにお会いする機会ができた。 「就職面接ではないから近所のおやじさんと話をするノリで行ってみてよ」と言

    • すぐに飲み込めない時は口をモゴモゴさせ、何度も何度も咀嚼して流し込むタイミングをうかがう。 今はモゴモゴしながら一点に意識を向けるようにしよう。 そのほうが消化に優しいから。 今日も皆様にとって良い1日になりますように。

      • おはようございます。 現在制作している企画書が煮詰まってきているため本日の投稿はお休みにします。もしかしたら今後、毎日更新が難しくなるかもしれませんが少なくとも週1回は記事を投稿したいと思います。 何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

        • いとしのボイスレコーダー

          ちょっと、いや大分変な中学生だったことは先日のハードボイルドな記事で露呈してしまった。 そんな黒歴史エピソードを一つ思い出した。 中学校の修学旅行は京都・奈良・大阪の関西方面を巡るというもので、ゆとり世代全盛期の僕らは「総合的な学習の時間」という名の下、自分たちが見学、体験したい場所をあらかじめリサーチし公共交通機関や四つ葉タクシーを駆使しながら生徒のみで巡るという自由放任主義的なものだった。 当時の僕は、映画「冷静と情熱のあいだ」を見てすぐに影響されて修復士になりたい

        • 固定された記事

        一人前ではなく一流を目指せ

        • すぐに飲み込めない時は口をモゴモゴさせ、何度も何度も咀嚼して流し込むタイミングをうかがう。 今はモゴモゴしながら一点に意識を向けるようにしよう。 そのほうが消化に優しいから。 今日も皆様にとって良い1日になりますように。

        • おはようございます。 現在制作している企画書が煮詰まってきているため本日の投稿はお休みにします。もしかしたら今後、毎日更新が難しくなるかもしれませんが少なくとも週1回は記事を投稿したいと思います。 何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

        • いとしのボイスレコーダー

        マガジン

        • My favorite
          611本
        • 読書録
          63本
        • 数学関連の記事
          71本
        • お仕事エッセイ
          186本
        • 過去の日記のリバイバル
          12本

        記事

          あるリビングの風景

          この前、友人のAさんと再会した。 久しぶりの再会ということでAさんの自宅に招かれた。 Aさん宅を訪ねると息子のR君は「おじさん、おじさん」となついてくる。 あぁ、僕はもうお兄さんではなくおじさんと呼ばれる年齢になってしまったのだなと改めて感慨にふける。 ミニカーやぬいぐるみでR君の遊び相手をしているとリビングに飾られていた奥様の手書きのメッセージカードが目に入った。 Rちゃんへ 子どもの日、おめでとう! これからもたくさん食べていっぱい遊んで元気に育ってね。 確かこの

          あるリビングの風景

          ひろく学ぶ

          大学で教職についていた時、私は巣立っていく教え子たちに、このような話をしては広く学ぶことの意義を話すことにしていた。自分が進もうとしている道には関係なさそうに見える学問、否、もっと極端に、逆の方向の学問を一生懸命勉強することを勧めることにしていた。自分のやりたい学問と距離のある学問であればあるほど、後になって創造的な仕事をする上で重要な意味をもってくるからである。 (中略) 若い人たちへのこのような私の注文は、あるいは酷かもしれない、とも思う。何といっても、今の学生たちは、私

          ひろく学ぶ

          青ペン先生

          毎週木曜日夕方に書道教室に通っていることが縁で、僕が数学関係のNPOに所属しているということが話題にのぼった時、 ある生徒の保護者の方から 是非ともうちの子の家庭教師をお願いします。 とお願いされた。 そんなわけで毎週土曜日にその方の自宅で数学を教えている。 当然、ボランティアなので無報酬だ。 中学生なのでそんなに複雑な数学をやっているわけではないものの、初めて新しい概念を学ぶ際にどのように説明しようか、少し考える。 一度に公式を詰め込もうとすると消化できないし、か

          青ペン先生

          いつかは、はじめましてじゃなくなる日に

          札幌に滞在する時はきまっていつも同じホテルに宿泊している。 会合を終え夜にチェックイン手続きをしようとフロントに顔を出すと お待ちしておりました。 竹内様、いつもありがとうございます。 とホテリエさんから声がかかる。 朝食会場でも、いつも決まって牛乳を注文しているので 僕が何も言わず席についても 今日は牛乳はいかがなさいますか? と尋ねてくれる。 すっかり常連さんとしてホテルでは定着されたようだ。 別段悪い気はしないし僕のことを覚えて頂いていることは嬉しく思う。

          いつかは、はじめましてじゃなくなる日に

          よくわからない会合に出た話

          昨日(2024/9/27)、社長の代理で北海道大学工学部創立100周年記念式典に参加した。会場は札幌の京王プラザホテル。 大学は同じと言えど工学部卒ではないので個人的な知り合いがいるわけではないため、俱知安から札幌へ向かう前に会社員人生の先輩に よくわからない会合に参加する際の身の振り方を教えてください。 と尋ねたら それは二つしかないでしょうね。 一つはパーティーを思いっきり楽しんで参加者と交流を深めましょう。 もう一つはできるだけ目立たないように存在を消して時の流

          よくわからない会合に出た話

          ギムレットにはまだ早い

          中学生の頃、どんな本を読んでいたのか。 昨日の記事を書いた後から思い返してみるとハードボイルド小説にハマっていた時期があった。 手首に包帯をくるくる巻いて、さも能力者であるかのように振る舞う中二病を卒業した頃、 やっぱ特殊能力よりトカレフっしょ、 という現実路線(方向性は相変わらず間違えているような気がするのだが)に走ったのだと思う。 その頃、大藪春彦「野獣死すべし」や大沢在昌の「新宿鮫シリーズ」なんかを読んでは一人興奮していた。 今思えば、「モモ」を読んでいた方が

          ギムレットにはまだ早い

          20年というのは

          中学3年生の冬だった。 ありがたいことに僕は高校の推薦枠を取れたので、高校受験のための受験勉強をしなくてよかった。 しかし推薦入試には面接が必須だったので、放課後に先生が模擬面接の練習に付き合ってくれた。 色々な面接を想定した方がよいということで、個別面接の他に集団面接やグループディスカッションのようなこともやった。 僕以外にも面接枠を獲得した数名の生徒と一緒に練習に臨んだのだが、たしか集団面接の練習で「今まで読んだ本で一番感動した本とその理由について答えてください」と

          20年というのは

          風邪の功名

          思いがけず、ひどい頭痛と悪寒もしたので会社を休んでしまった。 ここにきて夏の疲れがどっと出てしまったのか。 とにかく左の頭頂部がズキズキする。 横になっても痛みは途切れず、ただ目をつぶって風邪薬に含まれる睡眠作用のある化合物が身体に吸収されるのを待った。 脳が疲労しているのか。 まどろむ意識の中、身体の痛みからふとこんなことを考えた。 負荷がかかると脳より先に身体が悲鳴を上げる。 本当は不調になる予兆はあったのだが「まだいける、まだ大丈夫」と頭で考えていても、 いよい

          風邪の功名

          科学的直観を養うには

          今日はフロンティア軌道理論でノーベル化学賞を受賞した福井謙一先生の言葉を紹介する。 数万語を費やしても一人の人間の顔を叙述し尽くすことができないのと同じように、クロッカスの花の微妙さは、叙述では竟に認識され得ないであろう。 自然とは、そういうものである。そのように底知れぬ奥深さをもっているものなのである。自然科学的な自然認識の中で科学の創造性に最も影響を与えるのが、所与性の自然認識だと私が考える理由は、ここにある。複雑かつ単純でもある自然と取っ組み合う自然科学者は、あるがま

          科学的直観を養うには

          学び方を学びたい

          少し前にこんな新聞記事を読んだ。 日本レクリエーション協会常務理事の折原守氏が朝日新聞「私の視点」に寄稿したものだ。記事の一部を転載しよう。 はたして今日の大人は「良き大人・良き市民」といえるだろうか。自身を振り返っても反省することが多い。あらためてそうあり続けるための教育を身近なところで受けることが必要だ。(中略)学習支援は都会で働く人のためだけでいいのか、ということだ。停滞し閉塞感がある今、リカレント教育だけでなく、まずは全国津々浦々すべての人の「心を元気にする」ことが

          学び方を学びたい

          こんな日に限って

          ある日突然、それはやって来る。 何の前触れもなく、プツンとスイッチが切れるように昨日まで普通にあると思っていたものが今日は不通になってしまう。 昨日、心身ともに疲弊していた僕は、ホテルに戻る前にお気に入りの居酒屋に行こうとした。 長くなるがそのお店とのエピソードは下記①~⑤を参照してください。 素敵な店員さんの笑顔を見て日本酒でも飲めば少しは気分もマシになるかなと考えて店の前までたどり着いたら えっ? 真っ白になっている…。 そうなのだ。 改装なのか分からないが営業

          こんな日に限って

          自己閉鎖したい日もある

          このところ、一人になる時間が取れないためモヤモヤしている。 えっ、一人暮らしじゃないのか、まさか…。 と推測されたファンの皆様、ご安心ください。 家政婦を雇おうか検討しているシングルおじさんです。 自己愛が強すぎるのか一週間のうち一日は誰とも口をきかず、買い物にも出かけず、家で引きこもっていないと禁断症状が出る。このところ、色々飛び回っていて自分時間を十分に取ることができなかった。 で、まさしく今、禁断症状の「自己閉鎖」モードに突入しているのだ。 自己閉鎖。 自己啓発

          自己閉鎖したい日もある