あるリビングの風景
この前、友人のAさんと再会した。
久しぶりの再会ということでAさんの自宅に招かれた。
Aさん宅を訪ねると息子のR君は「おじさん、おじさん」となついてくる。
あぁ、僕はもうお兄さんではなくおじさんと呼ばれる年齢になってしまったのだなと改めて感慨にふける。
ミニカーやぬいぐるみでR君の遊び相手をしているとリビングに飾られていた奥様の手書きのメッセージカードが目に入った。
Rちゃんへ
子どもの日、おめでとう!
これからもたくさん食べていっぱい遊んで元気に育ってね。
確かこのようなことが書かれていた。
誰に見せるわけでなくわが子の健やかな成長を願う想いと、あたたかな母親のまなざしに触れ、こみ上げてくるものがあった。
いつの日かR君がこのメッセージの真意が理解できるようになった時、僕のことも覚えてくれていると嬉しいなと思った。
今日も皆様にとってよい一日でありますように。
Aさん一家の幸福を強く祈る。
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