オーストラリアで銀行口座開設
シドニー赴任が決まったら、まずやりたいことの一つに銀行口座開設があります。こちらでは日本からオンラインで手続きを済ましておいて、オーストラリア入国後に身分証明書を持参して口座を開設(確定?)することができます。
オーストラリア4大銀行
信金&地銀を含めてたくさんの銀行がありますが、下記が豪州4大銀行と呼ばれるものです。
Commonwealth Bank of Australia (CBA)
https://www.commbank.com.au/
Australia and New Zealand Banking Group (ANZ)
https://www.anz.com.au/personal/
Westpac Banking Corporation (WBC)
https://www.westpac.com.au/
National Australia Bank (NAB)
https://www.nab.com.au/
CBAは元ガバメント系銀行、ANZは日本にも支店があったような?
4大銀行はどれも似たようなサービスですので、どれでも安心&安定な感じで、これ!っというおすすめはないです。その他にも地銀&信金たくさんあります。どの銀行を使ってもそこまで大きな差はないかな・・・
実際に開設するには?
ケースとしてNABの銀行口座開設を見てみましょう。
開設資格
18歳以上であること
移住、就学、就労のためにオーストラリアへ渡航する方。
今後12ヶ月以内に渡航される方。
観光ビザやワーキング・ホリデー・ビザで渡航していないこと。
必要な情報
パスポート番号と有効期限
Eメールアドレス
到着日
住居する都市
申し込みステップ
1.NABの新規口座開設のためのオンライン申込を完了します。10分ほどで完了します。
2.お申し込みから3営業日ほどで審査が完了します。NAB口座の詳細を記載したウェルカムレターをEメールでお送りします。
3.インターネットバンキングで残高の確認や送金ができます。
4.オーストラリアに到着したら、NABの支店で身分証明書を提示してください。支店では、お引き出しが可能です。また、NAB Visaデビットカードをお渡ししますので、お買い物やATMのご利用を開始することができます。
オーストラリアの銀行良いなと思う点
1.赴任前に送金ができる。
赴任時に大金を持ち歩く必要なし
2.インターネットバンキングが使える
オーストラリア赴任後の給与口座を事前に伝えられるので、赴任時の事務手続きがスムーズ
3.Visaなどと抱き合わせのデビットカード機能が付いてくる
オーストラリア、びっくりするほどキャッシュレス化進んでます。カードがないと生活に支障をきたすレベル。また、クレジットカードもっていない→ファイナンシャル問題ありと思われたりするので、これは非常にありがたい!
*デビットカードとは、カードでの支払いと同時にご自身の銀行口座から引き落としがされる仕組みのカードです。 銀行口座から現金を引き出さずに支払いができる利便性や、銀行口座の残高以上にお金を使いすぎる心配がない安心感などから人気が出てきています
オーストラリアの銀行びっくりな点
1.通帳がない。
日本から初めて来てびっくりした事。記帳っていう習慣がない。ハンコがないのは想像できるけど通帳がないのってびっくりしました。インターネットバンキングで確認したり、ATMでお金おろしたときに残高確認したりできます。あと、銀行によっては四半期ごとや年次で郵送でステートメントを送ってきてくれたり。
2.銀行指定のATMを使う限り時間制限なし
日本だと時間で手数料がかかったりしますが、銀行指定のATMを使う範囲であれば基本使用料はかかりません。有難い。他行やパブやコンビニにあるマルチのATMを使うと手数料取られたりします。
3.クレジットカード決済手数料がかかったりするのでEftposが結構メジャー
オーストラリアは何故かクレジットカード決済を選ぶと手数料がカードホルダー負担だったりします。知らぬ間に2-3%のクレジットカード・フィー(手数料)を取られている事が多々あります。(Visa&MasterはAmexに比べると少しフィーが安かったりする)
そのせいか、EFTPOS (エフトポス機能、前述のデビットカードとシステムは同じ)というのがあり、毎日のスーパーでの買い物などで比較的よく使われています。感覚的に大手だとクレジットカード・フィーを取るところが少ないですが、小規模企業だとフツーです。あと、Eftposを使うとキャッシュアウト(現金引き出し)ができます。これにも銀行によって手数料がかかるのですが、オーストラリア人はよく使ってます。(ATMから指定の金額が出てこなかったりすることがあるみたいで(昔の話だと信じたい)、スーパーで支払いの際に確実に引き出ししたい心理が働いているのかも…)
個人的にびっくりした事
オーストラリア、まじキャッシュレス。の一言に尽きます。
オーストラリアにいて、日本に行って働いて、またオーストラリアに戻ってきてびっくりした事ー日本だと、飲み会の割り勘とかも現金で支払ったりしますが、オーストラリアだとPayIDを伝えてその場でスマホで支払うのが結構フツーです。オーストラリアに来て、財布を持ち歩く習慣がなくなりました。戻ってきて約一年ですが、ATMから現金おろしたのって一回だけです。
赴任時にうまくカードを使ってやりくりできれば、事前に送金を最小限に抑えることができるかもしれません。
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