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【海外書籍ランキングTop10】#116 今週のアメリカ版Amazon書籍売れ筋ランキング

こんにちは。フォレスト出版です。

2023年最後のアメリカ版Amazon書籍売れ筋ランキングのお時間となりました。本日も海外書籍のリアルタイムの情報をいち早くお届けします。

先週は、米元下院議員リズ・チェイニーの自伝、
『Oath and Honor』

が2週連続で第1位を獲得しました。ピックアップ本は、ランキング外からセルフヘルプカテゴリーのベストセラー仕事と人生を成功に導く不思議な力、
『Mastery』

をご紹介しました。それでは今週のランキングはどうなっているでしょうか。


★Amazon.com 週間売上Top10(2023/12/24時点)★
~The Top 10 Most Sold Nonfiction Books of the Week~


第1位『Interesting Facts For Curious Minds』
JORDAN MOORE

(CUSTOMER REVIEWS:★4.5/8,013REVIEWS)

☆9週連続ランクイン
「ゼロはいつから数字になったのか?」「ビッグバンの音はどんな音?」この本では、歴史、科学、ポップカルチャー、あるあらゆる事実について、ランダムに、しかし心を揺さぶるような事柄を1572個紹介します。

第2位『Oath and Honor』
LIZ CHENEY

(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/3,085REVIEWS)

☆3週連続ランクイン
トランプとその支援者たちがアメリカ国民と憲法を裏切ったとして2021年1月6日に議会の議場内で起きた暴動の始まりからその余波、今後のリスクについてリズ・チェイニーが語る。

第3位『Atomic Habits』
ARTHUR C. BROOKS & OPRAH WINFREY

(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/120,248REVIEWS)

☆256週連続ランクイン
習慣形成の専門家であるジェームズ・クリアが提唱する、習慣を変えるために必要なツールと戦略。

第4位『The Woman in Me』
BRITNEY SPEARS

(CUSTOMER REVIEWS:★4.4/29,474REVIEWS)

☆10週連続ランクイン
16歳でデビューし、90年代から2000年代のポップミュージックシーンをリードしてきたブリトニー・スピアーズの自叙伝。彼女の核となる強さを初めて明かす。

第5位『The Wager』
DAVID GRANN

(CUSTOMER REVIEWS:★4.5/18,7131REVIEWS)

☆25週連続ランクイン
ベストセラーノンフィクション作家のデイヴィッド・グランが描く、1740年代の英国船「ウェイジャー号」にまつわる人間の極限状態の行動に関する壮大な物語。

第6位『The Complete Cookbook for Young Chefs』
AMERICA'S TEST KITCHEN KIDS

(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/22,065REVIEWS)

☆14週連続ランクイン
750人以上の子供たちによって徹底的にテストされた、朝食、スナック、飲み物、夕食、デザートなど、あらゆるレベルの料理人に最適な料理が掲載された驚きの美味しいレシピ集。

第7位『Where's Bluey?』
BLUEY

(CUSTOMER REVIEWS:★4.5/5,362REVIEWS)

☆ランキング初登場
2018年にオーストラリアで放送が始まり、20年にはDisney+で全世界に配信されるようになった子供だけではなく大人にも大人気アニメ、ブルーイのプレイ絵本。

第8位『Friends, Lovers, and the Big Terrible Thing』
MATTHEW PERRY

(CUSTOMER REVIEWS:★4.5/36,580REVIEWS)

☆22週連続ランクイン
ドラマ「フレンズ」の愛されキャラ、チャンドラー・ビングを演じたマシュー・ペリーが大ヒットドラマの舞台裏と自身の依存症との闘いを描いた回想録。

第9位『Killers of the Flower Moon』
DAVID GRANN

(CUSTOMER REVIEWS:★4.4/64,914REVIEWS)

☆58週連続ランクイン
1920年代、世界で最も裕福な国民と言われていたオクラホマ州のオセージ族が次々と不可解な死を遂げ、新設されたFBIがその謎を追う。アメリカ史上最も巨大な犯罪を題材にした実話殺人ミステリー。

第10位『The 48 Laws of Power』
ROBERT GREENE

(CUSTOMER REVIEWS:★4.7/72,093REVIEWS)

☆129週連続ランクイン
3,000年に及ぶ権力の歴史と歴史上の人物から見出した、パワーゲームを制する48の本質的な法則。

※○週連続ランクイン表記はTop20内


今週はランキング外から、リーダーシップ&サクセスカテゴリーの人生で読むべき100冊より、
『Predictively Irrational』

をピックアップ!

Predictively Irrational:The Hidden Forces That Shape Our Decisions
不合理な予測:私たちの決断を形作る隠れた力

1セントのアスピリン(頭痛薬)を飲むと頭痛が続くのに、50セントのアスピリンを飲むと頭痛が消えるのはなぜでしょうか? なぜ私たちは豪華な食事に散財するのに、缶スープの25セントを節約するためにクーポンを使うのでしょうか?

人生において意思決定をするとき、私たちは賢くて合理的な選択をしていると思っています。

しかし、本当にそうでしょうか?

ダン・アリエリーは、人間は基本的に合理的な方法で行動するという一般的な思い込みに反論しています。コーヒーを飲むことから体重を減らすこと、車を買うことから恋人を選ぶことに至るまで、私たちは一貫してお金を払いすぎたり、過小評価したり、先延ばししたりします。

しかし、こうした誤った行動はランダムでも無意味でもありません。それらは体系的で予測可能であり、私たちを予測どおり非合理的にします。

・・・・・・・・・

 よく言われるのだが、どうやらわたしは人とはちがったふうに世界を見ているらしい。
 おかげで、これまでの20年ばかりの研究者人生では、日々の決断に影響をおよぼしている(わたしたちが、ときに絶対の自信を持ってこれにちがいないと思っているものではなく)ほんとうは何が影響しているのかつきとめるのをずいぶん楽しんだ。
 ダイエットするぞと心に誓ったはずなのに、デザートを載せたカートが近づいてくると決意がどこかへ行ってしまうのはなぜだろう。
 べつに必要なものでもなかったのに、気づいたら目の色を変えて買いあさっていたりするのはなぜだろう。
 1セントのアスピリンを飲んでも治らなかったのに、50セントのアスピリンだと頭痛が嘘のように消えてしまうのはなぜだろう。
 モーセの十戒を思いだすように言われると、そう言われなかった人たちより(少なくとも直後は)正直になりやすいのはなぜだろう。
 それに、職場の倫理規定が実際に不正を減らすのはなぜだろう。
 本書を読みおえる頃には、こうした疑問だけでなく、あなた個人の生活や、仕事や、世界観に関わるさまざまな疑問への答えが見つかっていることだろう。

「はじめに」より

【著者について】
ダン・アリエリー
(Dan Ariely)

行動経済学研究の第一人者。デューク大学教授。ノースカロライナ大学チャペルヒル校で認知心理学の修士号と博士号、デューク大学で経営学の博士号を取得。その後、マサチューセッツ工科大学(MIT)のスローン経営大学院とメディアラボの教授職を兼務した。また、ユニークな実験研究によりイグ・ノーベル賞を受賞している。


いかがでしたか? 今回ご紹介した著書は以下タイトルで日本語版が発売されています。
予想どおりに不合理:行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」(早川書房)

こちらも気になった方はチェックしてみてくださいね。今後も海外書籍のリアルタイムのランキングをご紹介していきますのでどうぞお楽しみに!

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本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
フォレスト出版

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