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【海外書籍ランキングTop10】#59 今週のアメリカ版Amazon書籍売れ筋ランキング

こんにちは。
フォレスト出版です。

今週もアメリカ版Amazon書籍売れ筋ランキングのお時間となりました。 本日も海外書籍のリアルタイムの情報をいち早くお届けしていきます。

先週は、連続で第1位だった
「I'm Glad My Mom Died」

を抜いて、俳優マシュー・ペリーの
「Friends, Lovers, and the Big Terrible Thing」

が、急上昇で第1位となりました。
ピックアップ本では、ランキング外の宗教・スピリチュアルカテゴリーでベストセラー中の
「101 Essays That Will Change The Way You Think」

をご紹介しました。

では、今週のランキングはどうなっているでしょうか。


★Amazon.com 週間売上Top10(2022/11/13時点)★
~The Top 10 Most Sold Nonfiction Books of the Week~

第1位「Friends, Lovers, and the Big Terrible Thing」
MATTHEW PERRY

(CUSTOMER REVIEWS:★4.4/2,170REVIEWS)

☆3週連続ランクイン
ドラマ「フレンズ」の愛されキャラ、チャンドラー・ビングを演じたマシュー・ペリーが、大ヒットドラマの舞台裏と自身の依存症との闘いを描いた回想録。

第2位「Surrender」
BONO

(CUSTOMER REVIEWS:★4.4/96REVIEWS)

☆2週連続ランクイン
アーティスト、活動家、ロックバンドU2のリードシンガーであるボノの、驚くべき人生、彼が直面した挑戦、そして彼を形成し支えた友人や家族の物語を描いた回想録。

第3位「Atomic Habits」
JAMES CLEAR

(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/87,388REVIEWS)

☆198週連続ランクイン
習慣形成の専門家であるジェームズ・クリアが提唱する、習慣を変えるために必要なツールと戦略。

第4位「I'm Glad My Mom Died」
JENNETTE MCCURDY

(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/26,436REVIEWS)

☆14週連続ランクイン
『サム&キャット』のスター、ジェネット・マッカーディが、摂食障害、依存症、母親との複雑な関係など、元子役時代の苦悩と人生を取り戻した方法についてまとめた回想録。

第5位「Radio's Greatest of All Time」
RUSH LIMBAUGH

(CUSTOMER REVIEWS:★4.9/339REVIEWS)

☆3週連続ランクイン
ピーク時には全米650以上のラジオ局で放送された大人気ラジオ番組「ラッシュ・リンボー・ショー」の名場面に、妻キャサリンと弟のデビッドが特別な解説を加えた決定版。

第6位「Hebrews to Negroes: Wake Up Black America」
RONALD DALTON JR.

(CUSTOMER REVIEWS:★4.6/1,698REVIEWS)

☆ランキング初登場
アメリカの権力者が何世紀にもわたって隠蔽してきた、いわゆる「黒人」の真の聖書的アイデンティティーとは? すべての黒人が読むべき衝撃の真実。

第7位「The Body Keeps the Score」
BESSEL VAN DER KOLK, M.D

(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/57,592REVIEWS)

☆103週連続ランクイン
トラウマ研究の第一人者のコルク医学博士による、トラウマを癒すための大胆で新しいパラダイム。

第8位「Go-To Dinners」
BY INA GARTEN

(CUSTOMER REVIEWS:★4.1/379REVIEWS)

☆4週連続ランクイン
アメリカで最も信頼され愛されている家庭料理人イナ・ガーテンの冷凍保存、作り置き、下ごしらえ、簡単な組み立てなど、夕食を簡単に作るためのレシピ集。

第9位「Spare」
PRINCE HARRY

(CUSTOMER REVIEWS:★-/-REVIEWS)

☆2週連続ランクイン
世間の注目を浴びながら生きてきたダイアナ妃の息子でもあるハリー王子が綴る、悲しみに打ち勝つ愛の力についての洞察に満ちた回想録。

第10位「And There Was Light」
JON MEACHAM

(CUSTOMER REVIEWS:★4.6/142REVIEWS)

☆3週連続ランクイン
ピューリッツァー賞受賞の伝記作家でベストセラー作家でもあるジョン・ミーチャムが、エイブラハム・リンカーンの生涯とその人間像を描く。

※○週連続ランクイン表記はTop20内


今回は、第16位にランクイン中の
「The Myth of Normal」

をピックアップ!


The Myth of Normal:Trauma, Illness, and Healing in a Toxic Culture
正常の神話:有害な文化におけるトラウマ、病気、そして癒し

NYタイムズ紙ベストセラー!

本書は、病気の原因について画期的な調査を行い、私たちの社会がいかにして病気を生み出しているかを厳しく批判し、健康と癒しへの道筋を示すものです。

この革命的な本の中で、著名な医師であるガボール・マテは、医療制度を誇る西洋諸国において、慢性疾患や一般的な不健康がいかに増加しているかを語っています。

アメリカ人の70%近くが少なくとも1種類の処方箋薬を服用しており、半数以上が2種類の薬を服用しています。
カナダでは、5人に1人が高血圧と言われ、ヨーロッパでは、人口の30パーセント以上が高血圧と診断されています。

そしてどこの国でも、思春期の精神疾患は増加の一途をたどっています。健康に関して、本当の「正常」とは何でしょうか?

マテは、40年以上にわたる臨床経験から、一般的な「正常」の理解は誤りであり、トラウマやストレス、現代生活のプレッシャーが私たちの身体と心の健康を犠牲にしていると認識するようになりました。

西洋医学はその専門知識と技術の高さにもかかわらず、現代の文化がいかに身体にストレスを与え、免疫系に負担をかけ、感情のバランスを損なっているかを無視しているのです。

マテは今、私たちを病気にするものについての一般的な神話を解きほぐし、個人の病気と健全な社会の衰退を結びつけ、健康と癒しのための思いやりのある彼の視点を導入しています。

息子のダニエルとの共著である「正常の神話」は、マテにとって最も野心的かつ緊急性の高い本となっています。

・・・・・・・・・

なぜ「正常」は神話なのか。
(そしてなぜそれが重要なのか)

かつてないほど健康に執着する社会では、すべてがうまくいっているわけではありません。

健康やウェルネスは、現代の固定観念となっています。

数十億ドル規模の産業が、人々の精神的、感情的な投資、そしてもちろん金銭的な投資によって、より良い食事、若々しさ、長生き、生き生きとした感覚、あるいは単に症状を軽減するための終わりなき探求を続けています。

私たちは、雑誌の表紙やテレビのニュース、いたるところにある広告、そして日々流れてくるネット上のコンテンツでも、健康についてのあれやこれやに遭遇しています。

サプリメントを飲み、ヨガスタジオに通い、食生活を変え、遺伝子検査を受け、がんや認知症の予防に努め、身体や精神、魂の不調を医学的なアドバイスや代替療法で治そうとするのです。

しかし、私たちの健康状態は悪化の一途をたどっています。

何が起きているのでしょうか。

医学が発達した現代社会で、慢性的な身体疾患や、精神疾患、依存症などの病気が増えていることをどう理解したらいいのでしょうか。

また、COVID-19のような急性の大災害はともかくとしても、私たちを襲う多くの病気を予防し、治癒する方法をどのように見いだせばよいのでしょうか。

はじめにより抜粋

【著者について】
ガボール・マテ
(Gabor Mate)

緩和ケア専門医、心理セラピスト、著者。

注意欠陥多動性障害をテーマにしたベストセラー『Scattered Mind』の著者。ほかにゴードン・ノイフェルトとの共著による『Hold on to Your Kids: Why Parents Matter』がある。

開業医を20年以上を続け、バンクーバーのダウンタウン・イーストサイドにある路上生活者施設の医療スタッフも務める。

また、『バンクーバー・サン』紙と『ザ・グローブ・アンド・メイル』紙で
長年コラムを執筆している。


いかがでしたか?

今回ご紹介した書籍の日本語版は残念ながら現時点では未発売ですが、同著者の以下書籍が日本語版で出版されています。
身体が「ノー」と言うとき』

また、270万回以上再生されているマテ氏のTEDトークも以下からご覧いただけます。
「The Power of Addiction and The Addiction of Power」

こちらも気になった方はチェックしてみてくださいね。

来週も海外書籍のランキングをご紹介していきますのでどうぞお楽しみに!

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本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
フォレスト出版

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