【副業する前に知っておきたい】オススメしない副業11選――前編
こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。
先日のnoteで、副業をして少しでも収入を上げたいと思っている方に向けて、「副業でうまくいく4つのポイント」をご紹介しました。
押さえるべきポイントを理解したら、次に問題になってくるのは、どんな副業を選べばいいのかでしょう。
副業とひと言で言っても、巷には多くの副業が存在します。実際自分が副業するにあたって、どんな副業が合っているのか、そもそもどんな副業があるのかを把握しておく必要がありますよね。
とりあえずやってみたものの、結局、うまくいかなかった……。
あなたの貴重な時間と労力を費やして実践するわけですから、そんな失敗はできるだけ避けたいものです。「そんなハズレの副業なんて選びたくない!」と思っているなら、先人の経験や知恵を事前に知っておいて損はないでしょう。
ブラック企業年収300万円の普通のサラリーマンから副業をはじめ、最終的に年収1億円以上に押し上げ、今は個人向けコンサルタントとして多くの社会人にノウハウを教えている森貞仁さんは、新刊『普通だったあの人が年収300万円から年収1億円になった方法』の中で、「オススメしない副業11選」を、その理由を交えながら紹介しています。
今回は、全11選のうち、前編として「オススメしない副業①~⑤」を一部編集して全文公開します。
*
オススメしない副業11選
私が副業を選ぶ基準は、主に次の3つです。
・自分の力で稼げるか。
・月10万円の収入に早く到達できるか。
・手堅く成長できるか。
どの副業を始めたらいいかを迷う方も多いと思います。
いくつか選択肢はあると思いますが、ここでは、私がオススメしない副業を具体的に紹介し、その理由を簡単に説明します。
①プログラミング
プログラミングとは、簡単に言うと、コンピューターのプログラムを作る仕事です。コンピューターに実行してほしい作業の指令をつくるのがプログラマー。その指令を人間の言語に近づけたのがプログラミング言語と言われています。
今後、世の中ではプログラマーがどんどん足りなくなると言われています。よく、手堅い職業として挙げられるのがプログラマーです。
しかし、私はあまりオススメしません。その大きな理由は、プログラミング言語の習得にあまりに時間がかかりすぎるからです。例えばRuby という言語では、独学で約1000時間かかります。1日1時間学習しても、最初に月10万円を稼ぐまでには3年近くかかってしまいます。
そして、プログラマーになれたとしても、仕事を自分で取りに行く必要があります。つまり、営業をかけて仕事を受注するという工程があるのです。技術だけで売上をつくれるわけではないのです。ましてや、プログラミングの会社の社長になるまでは、さらに時間がかかるでしょう。
②株・FX・バイナリー
株式投資とは、単純に言えば会社の株を安い価格で購入して、高い価格で売却するか、配当で利益を得る投資です。FXとは、外国為替のことで、例えばドルと円の交換レートが変動するため、その売買で差額を儲ける投資です。
バイナリー(バイナリーオプション)とは、FXの一種であり、もっとルールをシンプルにした投資です。
私はスロプロだったのでわかるのですが、FX・株・バイナリーなどのトレードも簡単ではありません。このような投資を〝裁量投資〞と呼ぶのですが、プロのトレーダーになるためにはまず余裕のある資金、ひたすらトレードと向き合う時間、理不尽な結果にも負けないメンタルと求められるものが非常に高度でたくさんあります。
しかも、短期的な勝ち負けではなく、長期的な結果がすべてです。1週間で100万円利益が出ても、年間トータルマイナスだったら意味はありませんからね。
お金でお金を稼ぐというところはいいのですが、調子の浮き沈みが激しいので、ゆくゆくは本業にすることを考えると、これだけでは危険です。私の知り合いにも全資金を溶かして失った人もいるので、メインの仕事にするのはリスクも大きいと思います。
③暗号通貨などの投機
ビットコインなどの暗号通貨も、ギャンブルと言えるでしょう。暗号通貨の種類は、世界に2000種類以上あると言われています。価値が低い暗号通貨を購入し、その後価値が大きく跳ね上がるのを期待する投機です。
もちろん当たれば、資産が1億円を超える「億り人」になれる可能性は秘めていますが、99%はゼロになるか、価値が下がります。
投資の性質上、潤沢な資金がある中で失っても構わないお金でやるのが鉄則です。ですが、多くの会社員の皆さんは100万円や200万円が余剰資金と呼べるほど軽いお金ではないと思います。
暗号通貨は、競馬やパチンコのように少ないお金を握りしめて行なうものではありません。少ない資金で勝率の低いことをするのは、宝くじを買うようなものです。リスクが大きく、継続性がないので、成功する副業としては、あまり現実的ではないと思います。
④アルバイト
建設現場で働く肉体労働系やコンビニなどの時間の切り売りのアルバイトもオススメしません。
その理由は、いくら一生懸命頑張って働いても時給がほんの少し上がるだけで、間違っても収入が10倍になることはないからです。「一時的にキャッシュを稼ぐ」と割り切っている場合ならまだしも、残念ながら終着点が見えています。肉体的、精神的にも厳しく、その日暮らしに近い収入の手に入れ方です。もちろん、将来性もありません。
⑤ネットワークビジネス
ネットワークビジネスは、口コミによって商品を広めていくマルチレベルマーケティング(MLM)という仕組みを活用したビジネスです。購入者を販売員として勧誘し、販売員になると、さらに別の人を販売員として勧誘するビジネスモデルです。
ピラミッド構造の上になれば、不労所得になると言われていますが、私は地獄への近道だと思います。まず、スタート時に数十万円もする商品購入があります。スタート時だけではなく、新しい商品が出れば、販売のために購入し続けなければなりません。
また、稼ぐためには、自分の力で新しい顧客を獲得し続ける必要があります。これが非常に難しいです。最近ではマッチングアプリや路上で声をかけたりする手法もあるようですが、大きな利益につながるとは到底思えません。スキルのない一般人がやる副業としては難易度が高すぎます。
世間の悪いイメージもあり、友人を失ううえ、結局は労働収入です。最初にスタートした上の人を超えられないので、労働には永久に終わりがありません。
*
いかがでしたか?
著者の森さんは、月の休み1日、サービス残業200時間、年収300万円(手取り20万円)という過酷なブラック企業のサラリーマンから、副業をスタートし、軌道に乗ったところで起業して年収1億円以上を実現した人物です。
そんな森さんは、
「ネット社会の浸透、副業解禁が社会的に認知され始めた今は、10年前より明らかに稼ぎやすい。何もしないなんてもったいない」
と言います。
では、年収1億円を実現するためには、どんなことを、どんな順序で、どんなやり方でやっていけばいいのか。その思考法&実践法を具体的に解説してくれたのが新刊『普通だったあの人が年収300万円から年収1億円になった方法』です。
そのノウハウを人に教えて、多くの平凡なサラリーマンを年収1億円以上に押し上げてきた実績は、再現性が高いことを証明しています。先行きが読めない、不安定な時代です。年収1億円以上に押し上げたい人はもちろん、自分で稼ぐ力をつけたい人にもおすすめの1冊です。興味のある方はチェックしてみてください。
▼新刊『普通だったあの人が年収300万円から年収1億円になった方法』の「はじめに」「目次」全文公開中
▼関連記事はこちら(7本あります)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?