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「年収300万円の人」と「年収1億円の人」の違い③――「仕事」に対する考え方

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。
 
「年収300万円の人」と「年収1億円の人」の間には、「お金」「人間関係」「仕事」「時間」に対する考え方に決定的な違いがあり、「お金」に対する考え方、「人間関係」の違いについては下記のnote記事でご紹介しました。

ブラック企業年収300万円の普通のサラリーマンから年収1億円以上に押し上げ、今は個人向けコンサルタントとして多くの社会人にノウハウを教えている森貞仁さんの新刊『普通だったあの人が年収300万円から年収1億円になった方法』の中で、「仕事」に対する考え方の違いについて5項目挙げているのですが、今回はそのうちの2項目を一部編集して全文公開します。

「仕事」に対する考え方の違い

 年収1億円の人は、仕事と遊びの境目がありません。
 それは、嫌々ではなく、仕事を楽しんでいるからです。楽しんでいるから自然体で仕事ができるし、長時間働いても苦痛ではないので、成果も出ます。成果が出ると楽しくなるので、また仕事も頑張ることになり、さらに成果が出るという正の循環サイクルに入ります。
 一方、年収300万円の人は、嫌々ながら仕事をするので、早く終わらせたいという気持ちが先行します。
 結果として、成果が出にくく、自分の収入も大して上がりません。自分にリターンが少ないので、長期的なモチベーションが続かない傾向にあります。ワークライフバランスばかりを考えるようになると、残念ながら成果としては普通の結果で終わります。

年収300万円の人は、会社で昇進を狙う、
年収1億円の人は、副業で始めて本業にする

『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者、ロバート・キヨサキ氏は、収入を得る方法は4つあると書いています。
 
【E】従業員(サラリーマン、OL)
【S】自営業者・専門職(個人事業主、士業、スポーツ選手など)
【B】ビジネスオーナー(起業家、事業所有者)
【I】投資家(事業投資家)
 
 年収300万円の人は、ほとんどがE かS の働き方をしています。そして多くのE、つまり会社員の方は、昇進による給与の上昇を願います。
 ただ残念なことに、E とS では、どれだけ優秀な人でも収入の上限が決まってしまいます。なぜならば、収入の特性上、自分の働いた時間に対する対価として報酬をもらっているからです。
 年収1億円の人は、このうちのB とI で収入を得ています。
 起業してビジネスをしているか、もしくは、他人が起業したビジネスに対してお金を投資しているかのどちらかです。こちらは仕組みがあるため、自分の働いた時間に関係がなく、世の中や多くの人にどれだけ貢献したかに応じて収入が決まります。よって、収入に上限はなく、年収1億円以上の人も出てくるわけです。
 年収300万円と年収1億円では、始めから目指す方向性が違っているのです。年収1億円の人を目指すなら、経営者か投資家になるしかないことを認識する必要があるでしょう。そして、その中でもまずは副業でスタートして起業家になり、自分のビジネスを成功させることが、最もハードルが低いと考えています。

年収300万円の人は、自己流でやる、
年収1億円の人は、他人のやり方を取り入れる

 年収300万円の人は、妙な自信やプライドがあるため、まわりの意見に耳を傾けないことがあります。特に、年齢を重ねていくと、その傾向は顕著になっていきます。
 そのため、自己流に磨きがかかり、結果が出にくくなるという負のスパイラルに陥ります。会社の先輩で、まわりが気を遣って仕事をしていて、上司から注意されても改善しないタイプの人に会ったことがある人も多いでしょう。
 一方、年収1億円の人ほど、謙虚な人が多く、まわりの意見を聞き入れることができます。
 正直、年収1億円の人はやることが多く、全体をマネジメントするため、現場サイドで起こっていることすべてを把握することは不可能です。そのため、限られた情報の中から客観的に判断していく必要があります。
 そして、コミュニケーションが大切になり、素直さが要求されます。例えば、自分が間違えたときには素直に謝れるなどは重要です。最終的には、一緒に働くメンバーたちとの人間関係がすべてだと思います。自分に非があればすぐに認めるなど、変なプライドを捨てられるかが、大きなターニングポイントになってきます。

※今回ご紹介したのは2項目でしたが、本書では「仕事」に対する考え方の違いを全5項目挙げて解説しています。興味のある方はチェックしてみてください。

【著者プロフィール】
森 貞仁(もり・さだまさ)
株式会社Myself代表/経営コンサルタント。
京都出身。立命館大学卒業後、みずほ銀行の内定を蹴ってスロットのプロへ。3年間で1500万円の収益を残す。将来性や社会性を考え27歳で初就職。ところが、ブラック企業に勤めてしまい月休み1回、手取り20万円、サービス残業月200時間という過酷な職場で3年半勤務。20歳で現妻と出会い、年収300万、貯金なし、休みなしでは結婚ができないことから、独立を決意。脱サラ初月114万円の利益を達成する。6期目の年商は従業員なしで27.2億円に到達。副業や起業のコミュニティを多数展開し、累計生徒数1万人以上。教え子で月100万円の達成者は100名以上。YouTubeの登録者4万人超。SNSマーケティングやメルカリを使った物販、Amazonでの貿易などを得意としており、200名以上のビジネスパートナーと多数の事業を展開している。著書に『あの人の「才能」をトレースする技術』(フォレスト出版)、『初月から10万円を稼ぐメルカリ転売術』『「お金」も「人」もついてくる すごいコミュニケーション』(以上、総合法令出版)、『わずか2年で月商5000万円になった起業家のスピード仕事術』(秀和システム)がある。

いかがでしたか?
 
著者の森さんは、月の休み1日、サービス残業200時間、年収300万円(手取り20万円)という過酷なブラック企業のサラリーマンから年収1億円以上を実現した人物です。
 
そんな森さんは、
「ネット社会の浸透、副業解禁が社会的に認知され始めた今は、10年前より明らかに稼ぎやすい。何もしないなんてもったいない」
と言います。
では、年収1億円を実現するためには、どんなことを、どんな順序で、どんなやり方でやっていけばいいのか。その思考法&実践法を具体的に解説してくれたのが新刊『普通だったあの人が年収300万円から年収1億円になった方法』です。
 
そのノウハウを人に教えて、多くの平凡なサラリーマンを年収1億円以上に押し上げてきた実績は、再現性が高いことを証明しています。先行きが読めない、不安定な時代です。年収1億円以上に押し上げたい人はもちろん、自分で稼ぐ力をつけたい人にもおすすめの1冊です。興味のある方はチェックしてみてください。

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